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自作パソコンを作ろうと色々勉強している者です。
以下、全くもって頓珍漢な事を書いているかもしれませんがご勘弁ください。
CPUとチップセット間がフロントサイドバス(FSB)、メモリーとチップセット間がメモリーバスで、このそれぞれに周波数があって、最近はそれぞれ違う周波数をとれたりするわけですよね。
それで、例えばCore2Duo(FSB1066MHz)を使おうとした場合、もちろんマザーボードはFSB1066MHzに対応したものを使用するのでフロントサイドバスの周波数は1066MHzになり、これにCPUの内部倍率をかけたものがCPUの駆動周波数になる(2.13GHzなら1066×2)。
そして、この1066MHzを最大限に生かすためにメモリーにも1066MHzでデータを転送して欲しいが、そんなメモリはないので例えばDDR2-533のメモリをデュアルチャンネルで使用する事により、1066MHzのデータ転送速度を実現する。この場合、DDR2は一度に4回分のデータが転送できるので、実際のメモリの駆動周波数は553÷4=133MHzとなる。よってメモリーバスの周波数は133MHzとなる。
というのが、今の自分の最も理解しやすい流れなのです。が、本には
1.「2.13GHZは1066×2ではなくて正確には533×4である」

2.「メモリーバスの周波数×CPUの内部倍率=CPUの駆動周波数」(これはFSBとメモリーバスの周波数が同じであるタイプのマザーボードの場合という意味なのでしょうか)
などと書いてあったりします。
さらに、Pentium4の説明なんかで「FSBはベースクロックの4倍である」という記述を見たかと思えば、「FSBとベースクロックは同義」なんていう記述を見かけたりもします。
とにかく、この辺りの関係が自分の中でさっぱり整理がつきません。質問の内容自体がごちゃごちゃしているので、解答しにくいとは思いますが、よろしくお願いします。長文失礼しました。

A 回答 (2件)

Pen3まではベースクロック=FSBでした。


しかし、Pen4、Athlonからはベースクロックに整数をかけたものを
FSBということになりました。
Pen4以降が4倍、旧Athlon(XP含む:K7コア)は2倍となります。
(100、133、200、266)x4=400.533.800.1066
(100、133、166、200)x2=200.266.333.400
※667はAMDに対抗するためキャンセルになった
となります。

クロック周波数はベースクロックの整数、半整数倍になります。
例えばPen4 3Ghz=200x15(FSB 200x4)となります。

メモリに関しては
DDRなら1/2、DDR2なら1/4がベースクロックになります。
例えばDDR-333 333/2=166Mhz
RRR2-667 667/4=166Mhz
となります。この場合同じベースクロックですが、
速度差はDDR2がDDRの2倍になっています。

昔はメモリとFSBのベースクロックが同じじゃないといけなかったですが、今は別々でもいいみたいです。
同じだとレイテンシが最小になるので都合はよいみたいです。

余談ですがAthlon64(K8)はHTという規格を使っており、
厳密にはFSBは存在しません。
あえてFSBというならば800.1000Mhzとなります。
また、メモリコントローラーを内蔵しています。

インテルのものより一歩進んだボトルネックが少ない
先進的なコアになっています。
両者の競争は目が離せません。

1に関しては266x8ということになります。
2は書かれているとおりです。

分かりにくかったかもしれませんが、
参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変分かりやすく参考になりました。
FSBを何倍しているのか・ベースクロックを何倍しているのか、という記述をごっちゃにしてしまって、頭を悩ませていたようです。
さらに1つ質問があるのですが、答えていただければ幸いです。
不適切かもしれませんが、今手元にある本の一部を抜粋します。
「DDRとDDR2の「DDR」とはDoubleDataRateの略で、1回のタイミングで2回のデータ転送を行う方式です。例えば、マザーボードとメモリとの間の周波数が266MHzの場合、533MHzの速度でデータ転送が行われます。FSBが1066MHzのCore2 Duoの場合は、533MHzのDDR2メモリを2枚1組で使うことで1066MHzのデータ転送を行うことが可能です。しかし、マザーボードがメモリに与えている周波数は266MHzなので、CPUの駆動周波数は266MHz×内部倍率となります。」
とあります。何だかDDRもDDR2も1/2がベースクロックのような書き方に見えてしまいます。私は、DDR2-533MHzの場合、ベースクロックは533÷4=133MHzで、CPUの駆動周波数は133MHz×内部倍率のような気がしてしまうのです。

お礼日時:2007/02/01 01:27

>FSBとベースクロックは同義


昔はそうでした。

今のインテル系CPUは高速化の為に、ベースクロック*4をCPUに供給しますので、
FSB1066=266.6*4
FSB 800=200*4
FSB 533=133*4
です。

>1.「2.13GHZは1066×2ではなくて正確には533×4である」

CPU内部でFSBをn倍させるので
Celeron D 310:2.13GHzのCPUはFSB:533MHzなので
 2130=533*4
Core 2 Duo E6400:2.13GHzはFSB:1066MHzなので
 2130=1066*2

>.「メモリーバスの周波数×CPUの内部倍率=CPUの駆動周波数」
>(これはFSBとメモリーバスの周波数が同じであるタイプのマザーボードの場合という意味なのでしょうか)

インテル系のP4/CORE系の場合なら
厳密には
 ”DDRメモリの場合には”
 メモリーバスの周波数=FSB=CPUの動作周波数/CPUの内部倍率

基本的にFSBとメモリクロックが同じで在ることが望ましいです。
異なるって事は、CPUとメモリ間で同期転送できないって事ですので、効率が悪くなります。

DDR2メモリの場合は、
 メモリーバスの周波数=FSB/2

(尚、アスロン系の場合、メモリコントローラがCPUに在るので話が変わってくる。)

>この1066MHzを最大限に生かすためにメモリーにも1066MHzでデータを転送して欲しいが、そんなメモリはないので

下記はインテルのQ965チップセットのブロック図ですが、見ての通り、現状ではノースブリッジ(Q965GMCH)とCPU間の転送速度の方が、メモリバスより遅いです。

http://www.intel.co.jp/products/chipsets/q965_q9 …

http://www.intel.co.jp/jp/products/chipsets/Q965 …

つまり、例えばQ965チップセットを使用している場合なら、CPU間の転送速度は8.5GB/sしかないので、DDR2-533(4.2GB/s)のデュアルチャンネルでも十分だと言うことです。

購入時にはチップセットの仕様にも注意してみましょう。


尚、下記のようにDDR-1066以上のメモリは売ってますよ。
(ただし、高いし、現状では対応出来るマザーが少ないので、オーバークロック向けだけど。)

http://www.ark-pc.co.jp/list/?key=&property_code …


各用語は、規格や製品によって内容が変わるので、古い規格と新しい規格では意味が異なってる場合は多いので、ちゃんと区別しましょう。
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この回答へのお礼

丁寧な解答ありがとうございました。
昔と今とでの用語の違いを理解していなかったり、いろんな種類のパーツに対して1つの計算式を適用しようとしていたので、誤解が生じていたようでした。
大変参考になりました。

お礼日時:2007/02/01 01:06

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