プロが教えるわが家の防犯対策術!

このたび大学生となり、ほぼ間違いなく哲学科に入学することになりそうです。そこで、授業が始まる前に読むべき本などのアドバイスをください。

これまで人文学(特に言語論や近代科学批判)を中心に読んできたのですがよく考えると哲学分野における知識が受験レベルしかないことにきずきました。
京都大学を志望していたので読解力は人並みにあると思います(思い込んでいます笑)。また、考える事が好きなので可能であればとことんやってみたいという思いもあります。しかし、もちろんどの分野にもいえることでしょうが、他の分野にもまして終着点が見えないのではないかという恐怖心(?)もあります。

最新の話題物や定番的なものをいろいろ教えてください。また、今現在哲学を研究対象としていらっしゃるかたなどおられましたらその醍醐味等も教えてください。

A 回答 (8件)

哲学科に入学される方には、もの足らないかもしれませんが、



西研さんの本をおすすめします。平易な文章で哲学をぐっとみじかなものにしてくれました。

参考URL:http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/414080260X.h …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。西研さんは様々な本を出されているようなのでいろいろと読んでみたいと思います。

お礼日時:2007/02/09 18:36

もと倫理講師です。


基礎知識になる定番を、ちょっとだけ羅列いたしますね。

*西洋哲学
・ニーチェ入門
・エミール ルソー著
・新約聖書

*新書
・哲学思考トレーニング 伊勢田 哲治著
・西田幾多郎の思想入門

*文庫
・哲学入門
・こまったときには岩波文庫の棚の前でうろうろすれば、きっといいのが見つかります。

*アジア古典
・論語
・老子道徳経
・スッタニパータ など
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この回答へのお礼

早速の回答非常に驚きました。かなりマイナーな分野なので回答をもらえないかもとも思っていました。

いろいろ書いていただきありがとうございます。名前を見ただけで楽しくなってきました。とくに「スッタニパータ」という名前?本のタイトル?がとても気になります。明日にでも買いに行きたいと思います。

お礼日時:2007/02/09 18:31

こんにちは、0317eigoさん。





ここの検索機能をもうお使いなられましたでしょうか?あっ?!
何?それ?と、
ええ、上の方に検索BOXがありますよね、ここにキーワードを入れ検索ボタンをクリック。なんかつらつらあがってきます。0317eigoさんがお探しの哲学入門書がこの中にあるかもしれませんのでどうぞ一度ひとつひとつ開いてご一読されてみられてはどうでしょうか。


http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2073900.html


http://shinshomap.info/
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。検索してみるといろいろ出てきたので非常に参考になりました。授業が始まる前に三十冊くらい読みたいです。(おそらくすぐ行きずまって半分も行かないですけど笑)

お礼日時:2007/02/09 18:45

 こんにちは。

文庫になっているものは定番と考えてよいでしょう。私の読んだものでお勧めのものです。

・プラトン「ソクラテスの弁明」
・バートランド・ラッセル「幸福論」
・「新約聖書」(角川文庫)
・三木清「人生論ノート」
・鈴木大拙「日本的霊性」(昔の本ですが仏教入門として有名)
・フリードリヒ・ニーチェ「この人を見よ」

 なお、心理療法家の河合隼雄さんの対談集がおもしろいです。彼は実験心理学者ではなくて、「如何に幸せに生きるか」という課題に長年真正面から医学者として取り組んできた人ですので、私見ながら彼の思想は哲学だといって誤りではないと思います。

 本格的に研究をお始めになると、なかなか大作を読む余裕がなくなってきそうですので、お時間があるうちに聖書と仏典をお読みになることをお勧めします。他の方もこの両者を挙げてみえることからも分かるように、信者のためだけの宗教書をはるかに超えるものだと思います。
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こんにちは、0317eigoさん。

哲学の本を読んだのは、学生のころなので、参考にはならないかもしれません。
清水書院センチュリーブックス人と思想のシリーズのなかの、「吉田松陰」
岩波新書「吉田松陰」奈良本辰也著。
祥伝社「烈々たる日本人」よしだみどり著。
中学校の歴史の教科書にでてくる重要人物の著作を、文庫本でさがす。
ソクラテース、プラトーン、アリストテレース、デカルト、パスカル、
カント、ヘーゲル、マルクス(哲学の著作があったかな?)。
唯物論と観念論くらいは、御存知だと思います。
自然科学は、物質の自己運動を続けるので、素朴唯物論ですが、理系の学生諸君にくらべると、どうしても自然科学の知識になじみが薄くなります。
高校の理科を履修した知識は、最低限の教養として身につけておくと、だまされることが少なくなります。NHK高校講座の理科を、物理、化学、生物、地学全部、ビデオに録画して視聴してみてください。数学も、できたら
数学III、Cまで、勉強してみてください。近代産業革命、市民革命を支える
物質的な生産は、力学と微分積分に負うところが大きいと思います。
太郎次郎社「コペルニクスからニュートンへ」遠山啓著。
天動説から地動説へ、0317eigoさんがコペルニクス的転回を経験される日を
心待ちにしています。お励みください。

参考URL:http://www.nhk.or.jp/kokokoza/
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私も哲学科の出身ですが、入学前には哲学の本なぞロクに読んでませんでした…すいません。


(2年次に専攻分けがあったのですが、入学時には哲学科に進むとは思ってもみなかったので…)

で、哲学科へ行って、そこの必修科目(哲学史)で使われたテキストが、
『哲学 原典資料集』(山本 巍ほか著、東京大学出版会)
でした。

この本のはしがきには、
「…先人の哲学探究の言葉を(中略)原典から翻訳した資料の形で紹介…」
との記述があります。
なので、いろいろな哲学者の思想をかいつまんで概観するにはいいのではないか、と思います。

あ、このレベルの本はもう読んじゃったよ、ということであれば、参考にならない意見だったことをお許しください。
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 もしまだならば、とりあえず今道友信『西洋哲学史』を通読して見られてはどうでしょう。

平易ですが、味わい深い哲学史です。
 そしてとっかかりを得るために、中央公論社の世界の名著を手当たり次第に読む。こんなふうにして自分がどういう種類の哲学に心ひかれるかを見つけ出す。そして、見つけ出したら、その道を本格的に学んで見られてはどうでしょう。

 もうひとつ、プラトン、アリストテレス、アウグスティヌスの碩学加藤信朗氏の『哲学の道』創文社は素晴らしいです。単なる哲学研究書ではなく哲学書です。
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哲学概論としてはバートランド・ラッセルの哲学史がいいです。


ヴィトゲンシュタインはお好きなようなので、義理にもその師
ということでも。
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