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ふたつご教授お願い致します。

(1)よく決算前になると節税対策のために、「黒字なので○○を買おう」
「○○機械を増やそう」と言う話を耳にします。

機械や工具、車両等を購入すると節税になると言うことは、銀行等
で長期借り入れしている(運転資金などの借金)を返済することで
節税?にはならないのでしょうか?

(2)取引先が倒産し、売掛金が500万回収不能になった場合、
決算時にそれを反映してくれるのですか?(管財人介入後に5%は
戻ってきたと仮定すると475万損)

単純に、400万黒字だったが、475万損金が出たので△75万
で赤字になりました。となるのでしょうか?

底辺な質問なのですが、どうぞご教授お願い申し上げます。

A 回答 (3件)

こんばんわ。


とても良い質問だと思います。
会計的は、損益計算書の『収益』『費用』貸借対照表の『資産』『負債』『純資産』という5つの要素から成り立っています。で、税金(法人税)が関係するのは主に収益-費用=利益 の利益額です。
これがポイント。

-(1)について
機械や工具、車両等は購入時に必要な金額のうち、1回の決算につき費用(≒損金、黒字額を減らせる)とできる金額は数%~数十%です。ものによって違います。ですので、購入金額がそのまま黒字額を減らす効果とはなりません。
で、借金は負債です。借金を返しても、負債が減り、それにともない現金が減るだけで、費用は増えません。税金を減らすには、収益を減らすか費用を増やすか、しか基本的にはないのです。

-(2)について
売掛金などの無担保債権が回収不能になるリスクを見越して、企業では
貸倒引当金というお金を積み立てています(毎年の費用)。回収不能になると、その分を貸倒引当金(負債勘定)から引き出すので、これまた損益とは関係ありません。つまり、回収不能が発生した時に費用が増えるのではなく、毎年、回収不能のリスクに備えて積み立てるときに既に費用となっているのです。

最初は私も理解するのが難しかったですが(笑)、キャッシュと会計(税務)は別です。質問者様はキャッシュの増減=税金の増減とお考えのようです。質問なさったということは何かその考え方に疑問をお持ちになったということで、会計の世界にようこそ、という意味でとても良い質問だと思いました。
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この回答へのお礼

早速のご教授、詳しくご教授頂きありがとうございます。

税理士さんや税務署に尋ねたり、専門書を読んでもなかなか
理解できず(当たり前ですが)、私の頭で理解できるコレ!
と言った答えがみつからず、ずっと悩んでおりました。

回答者様のご教授を、コピーして何度も読み返し、図にして
理解をしたいと思います。

頭で読んだだけでは、すぐ忘れてしまうので(苦笑

会計の世界は不思議ですが、少しづつ幅を広げていけたらと
思います。
また質問がありましたら、ご教授お願い申し上げます。

お礼日時:2007/02/09 09:56

書き忘れました、2の追記です。


貸倒引当金を設定しない場合、回収不能になった売掛金は全額費用となります。

また、現金は『資産』勘定です。

よろしくどうぞ。
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(1)経費に計上できるものを購入することで、利益が圧縮され結果として税金が少なくなります。

無駄なものを買えば単なる無駄遣いになりますが。。。車両等を購入すれば資産計上になりますので減価償却費として計上できる分のみが節税効果に現れます。返済とはなんら関係ありません。
(2)回収不能が確実であれば、475万円を損金として計上することが可能です。

そのとおりです。
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この回答へのお礼

早速のご教授ありがとうございます。

税理士さんや税務署に尋ねたり、専門書を読んでもなかなか
理解できず(当たり前ですが)、私の頭で理解できるコレ!
と言った答えがみつからず、ずっと悩んでおりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/09 09:51

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