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もう2年ぐらいしたら、外国企業が日本を買収してくると聞きました。
どうして狙ってくるのですか?
やっぱり、日本にとって不利なのでしょうか?悪い事なのでしょうか?
個人的には古いしきたりが改善されるのであれば良いと思うのですが。
教えて下さい。

A 回答 (6件)

>もう2年ぐらいしたら、外国企業が日本を買収してくると聞きました。



どこでお聞きになられたのでしょうか?
外国企業の日本買収話は常にありますが、「2年」という数字は
初めてみました。何か真意があるのかも。

確認なのですが、外国企業が日本企業を買収するという意味ですよね?
外国企業が「日本国」を買収するという意味でしたら
下記に続く説明は正しくありませんのでご確認下さい。

>どうして狙ってくるのですか?

企業買収をする人たちには3タイプいます。
このタイプ別を知ることで、後々の理解が大幅に深まります。
1)企業買収を自社の事業拡大や企業存続の為に行う人たちと、
2)企業買収それ自体を生業にしている人たち、そして
3)企業買収を他社救済の為に行う人たちです。

3パターン共に、最終の目的は儲かる為に…が理由です。

ですが、(1)の人たちは必然性(*注釈)から企業買収を行っている点に注目して下さい。外資も日本を狙っていますが、日本も海外を狙わなければならない状況にいます。生き残っていくための必然性がそこにあります。

ただし、(2)も近年目立ってます。バブルの崩壊で全体的に疲れてしまった感のある日本市場をよくみると、オイシイ企業が沢山あるようです。勢いが無くなったり、経営不振に陥っている企業を買収して黒字化させることにより、収益を得たり・転売したり・株式上場をさせることで大きな差益を儲ける人たちがいます。

>やっぱり、日本にとって不利なのでしょうか?悪い事なのでしょうか?

大きな視点で見ると良い面も悪い面もあるでしょう。
>個人的には古いしきたりが改善されるのであれば良いと思うのですが。
という面も無いことはありません。閉塞感のある企業や業態では
活路になる可能性もあります。

その結果、企業買収をされたことで経営が立ち直った企業などでは、
多くの人の雇用が守られるという意味では有利です。
(国内企業では救済できないことも数多くありました)

自力で戦えなくなったときに、誰にも助けてもらえない…滅びていく…という事態も想定されますので、一概に悪いとはいえないのです。

ただ、他国の人が我々を愛するかといえば疑問も残り、実際に企業買収にはネガティブな話が多いです。(特に(2)の企業買収を生業とする人たちを「ハゲタカ」と呼ぶ人たちもいまして、なるほど噂を聞いていると評判が悪い理由がわかります。他国の企業が弱った国内の企業に群がり、然程の苦労をせずにアッという間に莫大な利益をだしているという事実は頑張って働いてきた人たちにとってはショックです。自らの苦労の結果を奪い去られていく訳ですからね。)

1番オイシイ思いをする人たちが海外の人たちでは日本国内が潤いませんので働いても報われない事になります。
最終的に日本にとって不利か不利でないかといえば、海外企業
による企業買収は進めば進むほど不利だと考えるのが普通だと思います。

ま、外資は門戸の広い企業が多いので、その企業の中でのしあがっていけばいいじゃないですか、そういう考えは古いですよ!という人もいますけれどもね。

*企業買収の必然性

1.海外企業を買収する必要性がでてきた。
  他社は海外進出をすることで競争力を増しているようだが、
  現地には自社の基盤がないので0からはじめるには我々には無理だ。
  現地で企業買収することで一気に他社に追いつかなくては後が無い。

2.競合他社を買収する必要性がでてきた。
  国と国との境目が世界的に無くなりつつあるので、世界的に強い企
  業のみが勝ち残るだろう。その為にもっとも早い勝ち方は競合他社
  を買収することで巨大企業をつくることであり、企業買収が必要だ。

3.救済的に買収する必要性がでてきた。
  業界のライバルが倒産の危機に追いやられている。倒産すれば多く
  の人が解雇されるだけでなく、我々の取引先にも被害を被る。赤字
  から脱却させるのは至難があるが、企業買収をして再生をさせれば
  我々の大きな利益にもなるので社会的責任+自社利益の為にやろう。
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この回答へのお礼

外国企業が日本企業を買収するという意味でいいです。

2年の真意は何もないです。
人に聞いただけで、言った方も今から2年ぐらいたてば、
頻繁にあるだろうという予測です。

説明は自信があるというだけあって、とても良く分かりました。
いい面もあれば悪い面もあるのですね。
(最終的には不利かもしれないげど)

しかし、ハゲタカに狙われるのは怖いですね。
使い捨てみたいだし、日本国内が潤わないのは問題ですよね。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/23 13:43

多くの方が勘違いされていることですが、買収というのは、経営者から何かを奪うことではなく、既存株主から大半の株を譲り受けることです。



今まで禁止されていた取引の機会が増えるというその一点に関しては、資本市場にとっては100%歓迎されることです。

いわゆる「ハゲタカ」と揶揄される外資のファンドが狙うのも、株価が低迷していて、売るに売れなくなってしまっている株を高値で買ってくれるのですから、日本の既存株主にとっては大歓迎です。

じゃぁ日本の株主って誰って言うと、私たちの年金だったりするわけで、資本市場の活性化は裾野の広い恩恵をもたらします。

外資が株主になるとより経営者や従業員に厳しくあたられそうですが、日本の株主だって十分厳しい目を向けています。企業年金基金連合会は、明確に「3期連続赤字は経営者クビ」を明言しています。僕たちの年金が僕たちをリストラする可能性だってあるのです。

海外のファンドでも長期投資を目的としているファンドもある(バークシャーはザウェイなど)のですが、残念ながら日本企業の収益性の低さは、そういう真っ当なファンドからは見放されています。なので、廃材利用をするような感覚でやってくる外資の割合が多いのは事実です。

ただ廃材を高値で買ってくれるのですから社会的貢献度は高いと言えます。

そもそもハゲタカは死肉をあさるという意味ですね。ハゲタカを批判する前に、会社を死肉にせず業績を上げていけば、既存株主は株式を保有し続けようとするので、買収を防ぐことが出来ます。

最近、増配する企業が増えたのも、既存株主の満足度を増やして、よほどのことがない限り株を手放さないようにしようという施策です。これも僕たちの年金にはダイレクトに反映されます。

参考URLに企業年金連合会のサイトを紹介します。

参考URL:http://www.pfa.or.jp/top/index.html
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この回答へのお礼

こちらの回答は少し難しく、自分でちゃんと理解できたかは
分かりませんが、大体の意味合いは分かったような気がします。
年金に反映してくるのであれば、どういう形にしろ
できるだけ良い方向に行けばいいと思いました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/26 08:47

世界的に国境を越える合併が増えてますね。

日本企業も外国企業を買収しますし、外国企業も日本企業を買収します。時代の流れを受けて顧客層が国内から世界レベルに変化してきたため、世界的な視点で考えれば、規模の面・取引先の面で合理的になるのでしょう。

同じ事件を評価するにしても、双方の国家ともに利益を得ている(ウィンウィン)という見方もあれば、双方に利益があったとしてもどちらの利益が大きいかを見て国家の勝敗を扱う見方もあります。外資企業からの「搾取」と嫌悪する見方もありますが、しかし、いつまでも国家が対外取引を妨げ競争を抑制していると、そのうち規模・効率で圧倒され不利益を蒙ってしまうことになるという見方も大きいはずです。

同じ国の中でも各個人の立場によって利害が一致していないはずです。ある会社にとっては強大な競合企業が進出してくるかもしれないし、ある会社にとっては取引先企業の効率が上がって体力が高まるかもしれない。外国企業による買収を脅威と感じる経営陣もいれば、外国企業の買収による事業拡大を考えている経営陣もいます。外資系の自由な価値観を好む従業員もいるかもしれなければ、合理化が嬉しくない従業員もいるかもしれません。利益重視の経営になった方が嬉しい株主もいるかもしれないし、M&Aをめぐる騒動で不利益を蒙る株主もいるかもしれません。雇用に不安感を覚える人もいるかもしれなければ、製品・サービスの向上を喜ぶ消費者もいるでしょう。視点によりけりですね。
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この回答へのお礼

そうですよね、視点によって違ってきますよね。
外国企業が買収に来る!としか考えていなかったので、
皆さんの回答を読んでいくうちに冷静になれました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/23 15:32

(本に非売本がある様に、単に狙われ買収されたくない一点だけなら)企業を非売状態、即ち"非上場を貫くなり、途中から、非上場へ踏切れば済む"のです。



そして、業種を問わぬなら、竹中工務店、サントリー、YKK等は非上場を(2007年2/23)現時点で、貫いている著名例と言えるでしょう。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/news …

尚、企業買収と言っても、"友好的"な場合も含まれ、(買収側も非買収側も国内の事例なら)カブドットコムが三菱東京UFJ銀行傘下に入る決断をした、のが直近のそれに当る訳です。
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/business/CO2 …
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この回答へのお礼

なるほど非上場にすれば買収を仕掛けられることが、
ほとんど少ないのですか。
そして、買収目的もいろいろあるのが分かりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/23 13:49

日本は技術力の国といわれてきました。


算出資源は少ないものの輸入した資源を加工することによって付加価値をつける。
単純に、そういう日本の優れた技術を持つ会社が外国の会社に買われたらその技術も外国の会社に移ってしまう。

例えば日本の土地をアメリカ人が全部買ったら日本ってアメリカの一部になるって感覚的にわかりますよね。日本の土地じゃなくなるわけですから。
会社も同じです。日本がのっとられていく危機感があります。
単順にしきたりが改善されるとだけいって喜んでも入れないですね。
また、合理的思考を日本人が感情的に受け入れられるかも疑問です。
合理性より感受性に訴える風土が日本にはたぶんにありますね。
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この回答へのお礼

日本がのっとられる感覚ですかぁ。
それは大変は事でしょうね。
日本の技術が合理性で延びるのであれば賛成ですけど、
合理性で必要なものまで削られるのであれば賛成出来ませんしね。

しかし感受性に訴える日本というより、
今は、感情性に訴える日本という気がします。
すごく自分勝手な気がします。(自分も含めて)

ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/23 11:25

経営者にとっては脅威だと思います。



どうしてというのは、もともと日本の企業は外国からの買収に対して保護されていましたが、現在、それをなくす動きがあるからです。

日本にとって不利かどうかは知りませんが、やはり巨大マネーがあるだろうと思われますので、買い物するかのように会社が買われていくのは楽しいものではないでしょうね。
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この回答へのお礼

ホントだ。経営者にとったら大変ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/23 11:10

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