プロが教えるわが家の防犯対策術!

テストといっても問題はわかっているのですが、難しくて困っています。わかる方、アドバイスお願いします。

問1:小学校の国語の授業などで漢字を教えるときに留意すべき点を具体例を示しつつ述べよ

問2:小学校の国語の授業などで仮名づかいをを教えるときに留意すべき点を具体例を示しつつ述べよ

問3:漢字、ひらがな混じり文の文章を小学校の児童に書かせるとき、表記上留意すべき点を述べよ

「国語の授業など」とは小テストやテストも含むという意味です。

以上の3問なのですが、難しいです(特に3番)
問1は漢字を書いたときの字体についての○×が問われているのだと思います。問2は本則、許容、例外の読みについてだと思うのですが(自分の考えでは)難しいのは具体例です。それを示すのが鍵だと思います。

アドバイスお願いします(明確な回答はないように思うので、アドバイスな感じだと思います。)

A 回答 (2件)

問1については、筆順、トメ・ハネ・ハライに特に気を遣うように教えた方がよいと思います。

たとえば「右」と「左」が、筆順の違いによって見てくれが大きく変わってしまうこと、また、「水」はハネるが「木」はハネない。もし逆だったら、などを示して教えるとわかりやすいかと思います。

問2ですが、おそらく、「今日わ学校えゆきました」のような現象が起こるのを防ぐということだと思います。もちろん、「づ」と「ず」の区別なども大切とは思いますが、基本となるのは助詞だと思います。助詞の「は」「へ」(「を」)を教えなくてはなりません。それを「助詞」という言葉を使わずに教えるのですから、厄介です。方法としては、こういう時は「は」「へ」「を」にする、という規則性を示して教えていくのがよいと思われます。

問3は、漢字とひらがなの混交文ということで、まず肝心なのが送り仮名の問題です。ここでつまずくことのないようにしなくてはなりません。次に、読みやすさということを考えて、ひとまとまりの単語を漢字とひらがなで書くのはなるべく避けるということを教えます。もっとも、「ら致」など、大人の使う言葉にも例外がありますが、原則として、なるべく熟語は漢字で書くか、ひらがなで書くかにした方がよいということがあると思います。これは実際、「学校」「がっ校」「学こう」「がっこう」と書いてみせて、視覚によって納得させるというのが効果的かと思います。

以上、一介の国語好きの意見でした。
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この回答へのお礼

まず、お礼が遅れてすいませんでした。おかげさまでテストも突破できました。回答は本当に参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/07/15 12:40

【問1】


 漢字の字体については、昔の「当用漢字」の時代は、かなりうるさく指導されていたようです。特に、昭和52年の小学校学習指導要領が、学年別漢字配当表を教科書体活字で示し、「この表の字体を標準とする」としたことによってさらに厳しくなり、例えば、木へんの下をはねれば誤りだとか、「月」の横画が離れていれば減点だというような、行き過ぎた指導が行われがちでした。
 ところが、昭和56年に告示された『常用漢字表』では、「字体に関する解説」として、活字のデザイン上の微細な違いは問題にならないこと、活字と手書き文字では表現上当然違いがあることを明記し、具体例を分類して多数示しました。それによって、字体上の細かい差異についは、以前ほど厳しくは指導されなくなっているようです。
 ただ、ここで留意すべき点としては、微細な違いは問題でないといっても、そのために別の字になるものは、はっきりと区別して書き、また指導しなければならないということです。例えば、「土」と「士」、「未」と「末」などは、画の長短の違い、「千」と「干」は画の方向の違い、「由」と「甲」と「申」では画の交わり方の違いで、それぞれ別の字になります。これらについは厳密に区別して指導しなければならない、というようなことを解答されてはいかがでしょうか。
 なお、「筆順」については、「右」と「左」の違いのほかには、問題とされることの多い「必」と「飛」の正しい筆順などについて触れるのもいいかと思います。

【問2】
 仮名遣いについては、「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」の問題もありますが、もう一つ大きな点として、オ列の長音の表記の問題があります。例えば、「王様」は「おうさま」で、「狼」は「おおかみ」。この違いは、歴史的仮名遣いでオ列の仮名に「ほ」または「を」が続くものは、オ列の仮名に「お」を添えて書く、と『現代仮名遣い』に記されていますが、小学生にこのような理屈で指導するのではなく、オ列の長音は、あくまでもオ列の仮名に「う」を添えることが原則で、例外として次のような語は「お」を添えるとして、「おおかみ」「こおり(氷)」「とおる(通る)」などいくつかの語を例として示して指導するのが適切である、というようなことを書かれてはいかがでしょうか。

【問3】
 漢字仮名交じり文を書く際の留意点は、nabayoshさんが仰っている、送り仮名を正しく書くことと、熟語の交ぜ書きを避けることのほかには、片仮名の使い方があるかと思います。現代は、あらゆる所で片仮名言葉が溢れており、本来平仮名で書くべき漢語・和語を片仮名で表記しているケースが多々見受けられます。ですから、あくまでも国語学習における片仮名表記の三原則(外来語、外国の固有名詞、擬音擬声語)を徹底させて指導することが必要かと思います。


ではテスト、がんばって下さい!(^_^)v
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この回答へのお礼

お礼が遅れて申し訳ありませんでした。
回答の方ですが、おかげさまで参考になり勉強になりました。テスト勉強にもなったし、自身にとっても勉強になったと思ってます。ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/15 12:43

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