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好況と不況は何で起こるんでしょうか。くだらない質問なのかもしれませんが私は理系の学生しています。最近経済を自力で勉強してるのですがわかりやすいところがないので、教えて欲しいです。
ちなみに今の日本の経済状況について教えていただけたらうれしいです。

A 回答 (7件)

これは、一つは人々が欲する物があるかどうかですね。


次に、社会にどれだけの景気を受け止める能力があるか、いわゆるどれだけ物を欲する人がいるか・・・

この2つが大きいですね。

景気の循環は現在の経済ではある物を作り売って空前の大ヒットする、それが国内市場全体に広がればその国は好景気、一社で終わればその企業にとっての好景気ですね。

では、なぜ好景気が続かないか・・・
好景気が長続きしない大きな理由は、限りがあると言うことに尽きます。最初は便利な製品で、多くの人が感心を集めるそして、市場で受け入れられてきます。しかしある程度浸透してしまえば、徐々にその製品市場の拡大は停止し、場合によっては需要が低下し、製品市場自体が買い換え需要以外では期待できない物になります。

しかも、資本主義の考え方では、誰でも市場に参入できるため、儲かる市場には多くの企業が参入します。最初は大きな市場を2~3社で牛耳っていても、時がたつにつれ多くの企業が参入し、小さな市場に数十社以上がいることもあります。すると、結果的に在庫が大量に発生します。これが、不景気の一歩ですね。

たとえば、今の日本で多いのは子供用品、おもちゃですね。
子供の絶対数が下がれば、子供が買うおもちゃの数も絶対的に低下します。ベビー用品で必需品のオムツやミルクなどもそうです。

さらに、
物がある程度浸透して、それを買い換えるときにあなたが求める物は何でしょうね。特に既に市場の製品の質は安定している。どこの製品でも大差ない。
この場合市場に求めるのは、価格です。今度は安くて良い製品を選択するようになる。

日本の不景気が長引く原因の一つは、製造力の海外流出ですね。家の近くのビール工場が閉鎖されます。最近、ある車の工場が閉鎖。某パソコン会社の製造部門が海外に製造移転。これは、企業が安い人件費を求めて海外の市場で生産輸入の道を歩いているため、日本の不景気の場合は、これと不良債権問題という問題がありまして、複雑ですが・・・
海外移転が進むと、今度は消費者の賃金や雇用の悪化につながり、全体の低価格志向が進み、市場が悪化する。
いわゆる市場の絶対消費人口自体の賃金が安定しないわけですから、企業にも消費者にもくるしくなります。

もし、好景気にするなら、よほど多くの人が金を出してもほしい物を作る必要がある。しかも、日本でしか作れない物・・・今まで国内で景気の波がうまく好景気と不景気で繰り返されたのは、そういう物が作れたからですが・・・既に資本主義の世界は先進諸国を中心に物余りの時代にさしかかってますから、新しい経済観念が必要になる時代も近いかもしれないですね。


経済学から照らし合わせた物とは異なりますが、景気や経済は難しく見えて単純です。

あなたが、何を選び、何を買うかそれが市場を左右するだけで、一人一人が何をどれだけ欲しているかが景気を左右するのです。不景気の社会では場合によっては自分で自分の首を絞めている場合もあるかも知れませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
理系の学生としては、これからもっとがんばって
スゴイモノを作れるようになりたいと思います。
なんか将来の自分に励みにまでなりました。

お礼日時:2002/05/31 16:37

大学で経済学部を専攻し勉強させられたのですが


わかりやすいところがないので
わかるように教えてもらえないかと思い続け
後に見つけたのが
ポール・クルーグマン著「クルーグマン教授の経済入門」メディアワークス刊、です。
私はこのサイトでこればっか薦めてますが
他にベターなモノが見つからないので。

ポール・クルーグマンはMITの教授で彼の論文はMITのHPで公開されています。
英語に自信があればご覧下さい。
http://web.mit.edu/krugman/www/

>ちなみに今の日本の経済状況
クルーグマンは日本に「インフレ期待」の必要を説いた人として
その筋では有名です。
このときの彼の主張は下記URLで日本語に訳されています。
http://www.post1.com/home/hiyori13/krugman/japtr …

宜しければご覧になってみて下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。助かりました。

お礼日時:2002/05/31 16:28

はじめまして。



好況とは、テレビのCMなどから、買いたいなと思った商品を購入できる状態。
不況とは、買いたいなと思ってもためらってしまう、他に安くて良い商品はないかと探してしまう状態。

この辺りから、それぞれの立場から、それぞれの判断が下されています。
現状はindy_muteさんが上記のどちらに当て嵌まっているか、これも目安になります。
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好況と不況は何故起きるのか?


この質問はくだらないことなど全くありません。好況と不況というのは景気の循環過程で起きるものですから、好況と不況は、どちらかが存在するからもう一方も存在する、いわばコインの表と裏(ちょっと語弊がありますが)の関係にあります。ですからこの質問に解答するには、「何故景気循環が起きるのか」ということが説明されなければなりません。景気の循環過程における山が好況であり、谷が不況なのですから。
それで、「何故景気循環が起きるのか」という疑問に対して、答えを出そうとしているのがマクロ経済学の景気循環論というやつなのですが、それには諸説があります。そしてその内容は、一般の経済学部学生は習わないほど(そして大学院の入試でも殆どでてこないほど)、比較的高度なものになっています。で、そのエッセンスを簡単にまとめてここで紹介できればよいのですが、残念ながらそれは私の力ではちょっと出来ません。しかし及ばずながら言わせて頂くと、例えば景気循環論のうちの一理論である加速度原理という考え方では、設備投資の変動に目をつけ、その変動によって景気循環が引き起こされる(かなり大雑把な言い方で申し訳ないです)と説明しています。実際、日本のGDPで見たときに、「消費支出」はいつの年でも大抵60パーセント(対GDP比)で安定しているのですが、「投資」は非常に不安定な動きを見せています。この事からもお分かりいただけると思うのですが、GDPの変動、すなわち景気循環を引き起こす大きな要因として投資の変動があげられます。
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様々な学派があり、説明は一様ではありません。

たとえば、ある会社がプラズマディスプレイを販売したら、他の会社も販売をはじめるようになります。このように、同じ時期に売り出されると言うことは、それを製造する設備も同時期に作られます。これを設備投資というのですが、設備投資をすると、機械製造会社やその部品を作る会社などに波及し、それらの会社の業績をよくします。そういう意味で、設備投資がどれだけ行われているかという数値が、好不況の指標の一つになります。設備投資のサイクルに従って、好況と不況が生じます。
これに関連して、プラズマディスプレイを販売したのだけれど、消費者が今すぐに欲しいと思わなくて、買わなかったとき、会社が作ったプラズマディスプレイは、売れなかったものが倉庫に保管されます。これを企業の在庫とよんでいます。在庫があると、新製品を作れないので、追加の設備投資も行われず、関連企業の業績が悪くなります。しかし、消費者が、これは買わねばと思って買いだすと、逆に、企業は設備投資を余儀なくされます。この消費者の支出が経済指標になっています。消費が伸びれば、好況になります。
今回は、一例しか挙げられませんでしたが、このような様々な要因により、好況や不況がもたらされます。あと、今、アメリカ依存の景気回復といわれているように、アメリカなどへの輸出が増えれば、企業の業績は上がります。これは、貿易収支が黒字になればなるだけ、好況を示す経済指標になります。もうひとつ、公共事業を中心とする政府支出が増えると、それに関連する企業の業績は上がります。このため政府支出も好況かどうかを左右する経済指標になります。今は、すでに昔に大型の公共事業などで、国債を発行しすぎて、これにより景気を支えることが難しくなっています。
以上、厳密ではないですが一つの説明の仕方です。
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こんばんは。


不況が起こるのは簡単にいえば、市場経済では生産の目的が利益をあげる為だからです。
つまり本当に必要とされている(つまり需要)物を必要とされているだけ供給するのが目的ではなく、いかに利益をあげるかで生産量等を制御するので、実際の需要と生産量がかみあわなくなります。
そうすると、利益を確保するために従業員などの人件費を押えてしまい、今度は生産物の買い手である国民の所得が下がってしまい、ますます買えなくなるという悪循環になります。
そうなっていない状態を好況と呼ぶだけです。

今の日本経済はまさにそういう状態、つまり買いたくてもお金が無くて買えない・・・消費不況といわれて久しいですね。
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この回答へのお礼

わかりやすくてナイスです。

お礼日時:2002/05/31 16:41

中学校の公民レベルでしか答えられないような私です。


まるで、子供に説明するかのようにわかりやすいサイトがあります。
参考URLに示しておきますね。

なお、Googleなどの検索サイトで「経済 好況 不況」の
キーワードで調べましたら、大学の講義ノートなど
わかりやすそうなサイトにいっぱいヒットしました。
一度検索してみて、片っ端から覗いてみてはいかがですか?

参考URL:http://www.wellages.com/money/stock/tenarai/syok …
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