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「源氏物語」の主人公、光源氏の読み方は、「ひかるげんじ」ですか。それとも「ひかるのげんじ」ですか?
今までずっと「ひかるげんじ」だと思っていたのですが、最近、ある大学教授が「ひかるのげんじ」と言っているのを聞きました。えっ?と思っていろいろ調べてみたのですが、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』でも、手持ちの辞典でも「ひかるげんじ」となっています。本当のところはどうなんでしょう。
ご存知の方、教えてください!
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

普通は「ひかるげんじ」でいいと思います。


「ひかるのげんじ」についてですが、これも間違いではないようです。
光源氏のことを「ひかるのきみ」とも言いますし、平安時代は苗字のみならず、その人が持っている位も何もかも全部ひっくるめて○○の~と呼ぶことが多いですから。
たくさんいる源氏の中で「ひかるのきみ」である光源氏を呼ぶときに、
“(ほかの源氏姓ではなく)ひかるの”源氏と区別して呼んでいるのではないでしょうか。
確かに私も「ひかるのげんじ」という呼び方は聞いたことがあります。いろいろな人が研究されている古典文学ですから、諸説あるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。
「ひかるのきみ」だとすんなり耳に入るのですが、「ひかるの源氏」だと違和感を感じてしまって‥‥。

でも、
「“(ほかの源氏姓ではなく)ひかるの”源氏と区別して呼んでいるのではないでしょうか。」
なるほど、そう言われると納得です。
「ひかるのげんじ」と呼ぶ人もいるんですね。

お礼日時:2007/03/28 21:30

「源氏物語」大好きのオバサンです(でも短大での専門は日本史。

「源氏」は高校生までにかなり読み込んでいたので、改めて専門としようとは思いませんでした。でも生涯の研究材料です)。

う~ん…。
あくまでも「光源氏」について、ですか…。
私は、この表記自体、現存する源氏物語(原文)で見かけたことはありません。
現存する「源氏物語五十四帖」の中で、「光源氏」ないしはこれに類する名称が出てくるのは、「帚木」、「若紫」、「玉鬘」の三帖に各1箇所ずつのみ。
ご存知の通り、現存する「源氏物語」自体が後世の写本しかないので、実際に作者(藤原為時の娘=紫式部か?)がどのように書いたのかすら分かりません。
ですから「光源氏」という表記ならば、「ひかるげんじ」だろうが「ひかるのげんじ」だろうが、どのように読もうが自由ということになります。
実在する「源・光」は「みなもとのひかる」と読むのが一般的ですけれどね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E5%85%89_ …

ちなみに、
「帚木」における表記は、写本によって「ひかる源氏」、「光る源し」。
「若紫」における表記は、「ひかる源氏」。
「玉鬘」における表記は、「光くゑんし」、「ひかる源氏」
となっているものを見たことがあります。
細かいことを言えば「光源氏」という表記はないんです。
現存する源氏物語の表記から考えれば、「光源氏」は「ひかるげんじ」と読んだ方がいいような気がしてしまいます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
大変勉強になりました。
「現存する『源氏物語五十四帖』の中で、『光源氏』ないしはこれに類する名称が出てくるのは、『帚木』、『若紫』、『玉鬘』の三帖に各1箇所ずつのみ。」
とは知りませんでした。びっくりです。でも、写本の表記を考えると、やはり「ひかるげんじ」とした方がよいようですね。

「『光源氏』という表記ならば、『ひかるげんじ』だろうが『ひかるのげんじ』だろうが、どのように読もうが自由ということになります。」
これも納得のいくご意見でした。
感謝いたします。

お礼日時:2007/03/28 21:39

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