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今年から高3で、大学受験はもうすぐです。
将来は脳の研究がしたいと思っています。具体的に言うと、脳はどのように心を生むのか、意思とは何なのか、などおもに脳と心の関係について興味があります。

池谷裕二さんの『進化しすぎた脳』を読んだのですが、とても興味深かったです。

脳科学はいろいろな分野からのアプローチができるらしいのですが、僕の場合はまずなんの分野を学ぶべきでしょうか。自分なりにいろいろ探してみて、候補としてあげているのは筑波大の心理学類です。ここは、どれくらい内容が深いのかは分かりませんが、一年から脳についての授業もあるみたいです。大学院には人間総合学科研究科の感性認知脳科学専攻というのがあって、脳科学の研究が行われているようです。

候補としてあげているのは心理学の分野ですが、生物学を学んだほうがいいのか、それとも医学系なのか、具体的な大学名とかもあげてもらえたらうれしいです。

A 回答 (2件)

脳と心の関係というのは哲学的な問題提起から最近では機械工学(ヒューマンインターフェイス)の分野まで幅広く考えられる分野でもありますから、一概にどこが確実とは言いがたい点もあるでしょう。

どの分野に行ったにせよ、脳のメカニズム等を避けて通ることは不可能でしょうし、脳の構造と心をどのように結びつけるかというのも、実際今の科学でははっきりしていません。その分やりがいもあるでしょうが。

結局どの分野からアプローチするのか?を考えたときに一番いいのは、貴方が将来的に仕事を考えたときに、どのような分野にいきたいのか?ということでしょう。心理であれば、薬物を伴わないカウンセラー等の職種が代表的です。医学であれば、薬や外科的、内科的、あるいはカウンセリング等によって病気を治します。さらには、心の研究をコンピューターやマシーンに応用していく手法を考えたいというのであれば、工学系のほうがいいはずです。

研究者になるのであれば、あまり関係ないかもしれませんが、それとは別の分野に進むならこれらの違いは大きなウェイトを絞めると思います。純粋な学問としての興味とどのように社会に学問を還元していきたいのか、という点です。あと、心理学は日本だと文学部に設置されていることが多いので、やはり最低限”脳”を語るには何らかの強い理系バックグラウンドがほしいとも思います。

脳の研究だと、一番は東大ですね。ただ、これも大学院等でどうにでもなるので(院試に受かれば)、心理学や哲学からでも最近は理系分野に行くことは出来るとおもいます。

ちなみに脳と心についてなら、茂木健一郎氏の本とかも読んでみるといいと思います。

いずれにせよ、まず受験に受かることが大切ですから頑張ってくださいね。
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この回答へのお礼

回答どうもありがとうございます。
分野別に詳しく教えていただき、とても参考になりました。
受験に成功できるようがんばっていこうと思います。

お礼日時:2007/04/12 21:28

私は生物学科で大脳生理学を専攻していましたが、教養課程では心理学の講義も受けました。

医学的なアプローチは医学部で脳外科などを選択するのが良いかと考えますが、理解しやすいステップとしては、「生物:脳の仕組み・伝達回路及び伝達物質の把握→心理学:脳内伝達回路とその心理的影響の考察→医学系:脳外科など臨床系」
というのはいかがでしょうか?脳は本当に追求していて飽きない分野ですよ。
脳関係で最も有名なのは、養老健史先生のおられる東京大学ではないかと思います。つくば大もかなり力を入れているそうですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
おかげさまで、どの分野に進むか徐々に見通しがたってきました。
いろいろと模索しながら、自分に合った大学が見つけられるようがんばっていこうと思います。とても参考になりました。

お礼日時:2007/04/12 21:33

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