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標題の様にステンレスの材質についてお聞きしたいのですが、
マニホールドの材質がステンレスの304か430(かその他)
かを判別したいのですが、磁性が少しでもあった場合、430との判断に
なりますでしょうか?全体的には磁石がつかないのですが、
パイプが曲げ加工されている当たりが部分的に若干磁性をもつ、
と言った場合、どういった判断になるのでしょうか?
また他にも簡単に判別する方法(色味の違い等)ありましたら
ご教授お願いします。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

>磁性が少しでもあった場合、430との判断になりますでしょうか?


 いいえ、430の場合、鉄と同じ様にカッチと付きます。 430は事務用のハサミとかに良く使用していますが、磁石はしっかり付きます。

>全体的には磁石がつかないのですが、パイプが曲げ加工されている当たりが部分的に若干磁性をもつ、と言った場合
 SUS304か316でしょう。 どちらも曲げ加工した部位は磁石が付くようになります。(金属自体の特性です) 最近の強い磁石(昔ながらの真っ黒でなく、銀色の磁石)で、付く感じが無い場合316、全体的にうっすらと付く感じがあると304・・・慣れるとなんとなく判ります。 (文面を拝見すると316のように感じます)

>簡単に判別する方法(色味の違い等)
 思いつきません・・・(有れば知りたいです) 仕事では成分分析に出しますが・・・ン万円単位の費用になるかと思います。
製造したところに聞いてみるのが良いと思います。

エキマニの場合、高温に強い316のほうがいいかなぁ と思いますが、 強度が必要な場所でもなく、単なる鉄(鋼)でも良い箇所なので・・・何でもありでしょうか。 先の回答にある「溶接」箇所は、キチンと施工されると問題ないのですが、施工技量の差が大きく出る箇所なので、問題のでる場合も多いようです。

先に詳細な説明もありますが、ご参考まで。
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この回答へのお礼

大変的確なご回答ありがとうございます!
まさにお聞きしたかったご回答です。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/04/17 23:38

こんにちは


SUSの解説は、他の方が詳しく説明されてるから
省略して当方の経験談をお話します。
以前、(20年ぐらい前)オールステンレス仕様のマフラーを購入しました。
ステンだから耐久寿命が長いと思っていましたが(海近く在住、冬は雪山へ行きます。)
溶接部分から腐食して悪環境だったかもしれませんが
4年でだめになりました。
この経験を元に、その後は某有名メーカーにワンオフ製作していただいています。
通常販売のマフラーの材質のみ変更と言う形で製作していただいています。
材質はSUS316で溶接部(Tig溶接選択)を専用の溶接棒を指示して、後処理に酸洗いとバフ研磨を依頼しています。
ミニバンや1BOXの場合は、時と場合に応じてテフロン加工も追加しています。
このパターンで今まで4台乗ってきました。
買い換えるまでマフラー音も良好で、磨けば新品同様にも見えそうな
ぐらい耐久性に優れています。
当然、溶接部分も磁石は付きません。
本当のオールステンレス仕様ですね!
因みに、通常販売の定価が5万円だと当方のワンオフ仕様にすると
15万円ぐらいにはねあがります。
単なるこだわり人ですけど~
身だしなみは、足元とお尻と思ってるんです。
もしワンオフを考える場合は、色々とメーカーでお伺いした
方がいいと思います。
意外とお値段に差が生じます。
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質問がマニホールドで間違いない事が前提ですが。



社外品なら見栄えを考慮するので304でしょう。
純正なら中、大排気量車は304で、低燃費車(低排気量)、GTカーなら430などのフェライト系でしょう。

磁石テストの結果が書いてありますが、読む限り304ですね。
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車のマフラー関連部分でしたら SUS304が一般的だとおもいます

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ステンレス鋼は大きく分けて3種類あります。



SUS304,SUS316等のオーステナイト系ステンレス。

SUS403,SUS420等のマルテンサイト系ステンレス。

SUS430等のフェライト系ステンレス。

オーステナイト、マルテンサイト、フェライトはステンレス鋼の金属組織を表わします。オーステナイトはお堀の石垣みたいな組織で非磁性体。マルテンサイトは針の先みたいな針状組織で磁性体。フェライトは板状の結晶組織で磁性体です。

一般的に耐食性のSUS304,316が食器や風呂、そしてマフラーの材料に使用されています。

マルテンサイト系のステンレス鋼は硬いので、高力鋼板やナイフに利用され、フェライトは加工性が他のステンレス鋼より高い事を利用されています。

オーステナイト系ステンレス鋼以外は錆ます。

ここで問題になるのはSUS304.SUS316の組織は準オーステナイトとも言うべきな不安定な組織という事です。

この為、外部から力が加わった場合(圧延、曲げ加工や切削)オーステナイトからマルテンサイト変態を起こす事です。(溶接等の高温に曝されてもマルテンサイト変態を起こす)

これを防ぐ為に温間加工等の方法をする場合がありますが、マフラーではその様な加工方法はしないでしょう。

以上の事からSUS304,316等の非磁性体の耐食ステンレス鋼でも、加工部分は磁性化して更に錆びる事があると言うことです。
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この回答へのお礼

オーステナイト系ステンレスでも磁性を帯びる事があるのですね。
大変参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2007/04/17 23:41

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