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ミトコンドリアDNAは女性のものだけが受け継がれるそうです。
どうしてでしょうか?
生物の多様性の観点からすれば、混ざり合ったほうが有利なのではないでしょうか?
またミトコンドリアDNAはどのような役割を担っているのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

精子研究に携わるものです。


最初の問いに対する回答です。

精子のミトコンドリアには精子にエネルギーを供給するために多大な負荷がかかります。そのため、精子ミトコンドリアのDNAには損傷が蓄積するので子孫には伝えない方がよいのだと考えられています。

オスのミトコンドリアの排除の仕方は生物種によって、精子が卵の内部に入った後で分解されるもの、ミトコンドリアが受精前に切り捨てられるものなど様々です。
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ヒトにおいては精子由来のミトコンドリアも卵内に入ります。

どのようにして母系だけにするのかは,下記によりますと父系のものにユビキチンと呼ばれる標識が付けられ選択的に分解されるからのようです。「何のためには」未だ良くわからないのが現状のようですね。
Sutovsky, P., et. al. 1999. "Ubiquitin tag for sperm mitochondria." Nature 402(Nov. 25):371-372.

蛇足ですが,父系ミトコンドリアが排除されない生物も存在するはずです。yoshinobu_09さんの言われるように,ミトコンドリアの雑種が形成される生物もあるようです。種により様々のようです。
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ミトコンはもともとはほかの生物でしたから、われわれは彼らの進化を心配する必要は無いから(進化されては困る)、精子のを入れさせなかったのでしょう。



この方面は専門でな無いので、医大時代の知識でうろ覚えだが、
精子の尻尾の部分にミトコンは入っており、それが卵子に入るときに切り落とされるので、混ざらないということだったと思います。

それだけ細胞内でこき使っているミトコンが進化されて反乱されては困るということで、われわれの昔々のご先祖様が進化の過程でミトコンを取り込んだときに、そうしたのでしょう。
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精子にもミトコンドリアは含まれています。


精子の運動エネルギーの供給源はミトコンドリアからですよ。
ただ、受精の際に排除されます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ミトコンドリア
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どうしてと言われても・・・・


精子にはミトコンドリアが含まれて居ません。卵子から遺伝子をもらわない事には受精後の発生が成立しません。
卵子のミトコンドリアの多様性ですか?イブに遡れる事を考えると、多様性はあるのでしょう。交配時の遺伝子組み換えだけではなく、自然に遺伝子の変異は起こります。それに頼っているのでしょうね。
ミトコンドリア遺伝子はミトコンドリアの酵素群をコードしています。細胞の(内)呼吸には不可欠です。
ちょうど珊瑚が藻類を共生させているようなものです。
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