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通常の文章の最後はピリオド(。)で終わるのが、日本語の常識ですが、例えば次のように文章が名詞で終わる場合は、ピリオド(。)は不要ですか?
例:(1)X月X日、運動会開催
  (2)X月X日、運動会を開催
  (3)X月X日、運動会にて徒競走、つなひき、騎馬戦などを実施
  (4)X月X日、運動会の徒競走にて1等賞になってガッツポーズをするA君(写真の説明)
私の考えでは、上記の内、(2)(3)のように文書としての体をなしているものはピリオド(。)をつけ、そうでない(1)(4)は不要と思いますが、近頃は全部ピリオド(。)をつける人も多いようで、判断に苦しみます。
国語の専門家の方、ご教示願います。

A 回答 (5件)

「箇条書きでは『。

』をつけないというルール」
「短文や箇条書きでは使いません」
「同様に、読点も箇条書きでは使いません」…

そんなルールはありません。

箇条書きであろうが何であろうが「文」の終わりには句点(マル)をうつのが原則です。
また「文章の体をなしている」か否かも無関係です。文章とは文が集まったもののことです。文章ではなく、たとえ一文であったとしても句点はうたなくてはいけません。もちろん名詞で終わっていようと倒置法であろうと、それが「文」であれば句点をうちます。

ただし、これは原則です。
箇条書きや短文の場合は、句点をうたなくともよい、ということが一般的に認められています。しかし、あくまでもうってはいけないのではなく、うってもよい、なのです。

ちょっと例を見てみましょう。
--『新明解国語辞典(第五版)』巻末より
通則7
 複合語のうち、次のような名詞は、慣用に従って、送り仮名を付けない。
(例)
(1) 特定の領域の語で、慣用が固定していると認められるもの。
  ア. 地位・身分・役職の名。
     関取 頭取 取締役 事務取扱
  イ. 工芸品に用いられた…(略)…等。
    博多織…(略)…鎌倉彫 備前焼
  ウ. その他。
-- と、こんな感じです。句点のあるところと、ないところがありますね。


--昭和23年 文部省教科書局調査課国語調査室作成『くぎり符号の使ひ方』
http://www.bunka.go.jp/kokugo/pdf/kugiri.pdf
↑ここの2ページめに句点についての説明があります。というより、この資料じたいが、箇条書き記法の参考になると思います。

結論。
箇条書きのばあい、うつかうたないかよりも全体の統一感がたいせつになります。読みやすさや体系の合理性に注意をはらいながら書けば問題ありません。
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この回答へのお礼

基本的には、文末に『。』が必要であるが箇条書きや短文の場合は、句点をうたなくともよい、ということが一般的に認められている、ということで理解しました。
原典まで示して頂き、説得性のある解説有難うございました。

お礼日時:2007/06/15 16:28

#4です。


重要な間違いがありましたので、訂正をお許しください。

あくまでもうってはいけないのではなく、うってもよい、
  ↓
正)あくまでもうってはいけないのではなく、うたなくともよい、
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この回答へのお礼

ご丁寧に有難うございました。

お礼日時:2007/06/15 16:29

最初に。

「。」を「ピリオド」というのは、ちょっと違和感があります。ピリオドは横文字の時に使う「.」出はないでしょうか。
「。」は横書きであっても、やっぱり「句点」というと思うのですが。

と、話がそれましたが。
ご質問の例文は、箇条書きの場合のことですよね。
普通の文章だと、いくら名詞で終了しても、「。」を入れないと、次の言葉と繋がってしまうし、段落の最後でも、「。」は必要です。

箇条書きの場合、簡単なものには、基本的には句点はつけません。
しかし、文章の体をなしているものに関しては、句点は必要です。
例であげられた(2)(3)などを、文章の体をなすものとみなすかは、ちょっと微妙ですが。このあたりは好みの問題になりますが、私の考えでは、入れなくても特に問題はないと思います。

ただ、箇条書きの場合、いくつか羅列されるわけですから、入れると決めた時には、全部の条に入れるべきです。一つでも長い文章があって、それに句点を入れたいのであれば、それ以外のものにも全部句点を入れます。

「写真説明」に関しては、基本的には最後の句点は入れません。ただ、これも、他の写真説明と、すべて体裁が一致していればいいので、句点を入れたければ全部に句点を入れます。

つまり、「その書面の中で統一されていれば、入れたければ入れればいい」という言い方になってしまいますが、そういう部分は、ある程度、編集者の好みが出てしまうと思います。編集者がOKであって、統一してあれば、という感じです。

以上は、私が過去に業界新聞にいた時に教わった、編集上のルールです。基本的には共同通信社『記者ハンドブック』などによっていますが、その新聞社独自のルールであった部分もあるかもしれません。
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この回答へのお礼

新聞記者でいらっしゃった方からのわかりやすい説明で、納得いきました。書面の中での統一性が重要なこともよくわかりました。

お礼日時:2007/06/15 16:24

句点ですよね?


句点は、文の最後を表しますので、文が続くような場合に使用します。
しかし、短文や箇条書きでは使いません。
同様に、読点も箇条書きでは使いません。
ピリオドといっておられるので、英語的な感覚かと思いますが、同じと思っていいと思います。
名詞で終わる場合でも、句点は付けることがありますよね?
例えば↓
正志君の苗字は鈴木で、正君の苗字は田中。(ですが省略されている)
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この回答へのお礼

おっしゃるとおり、「。」は句点ですね。失礼しました。
短文や箇条書きでは使わないが、下の例のように使うケースもあるということ、わかりました。
有難うございました。

お礼日時:2007/06/15 15:10

名詞、動詞というよりは


箇条書きでは「。」をつけないというルールのはずですが。
最近ではかなり乱れてきているようです。

この回答への補足

お礼で伺った箇条書きの時、「。」がいらないという意味大体分かりました。でも文章の体をなし、その文章が2つ以上続く場合は、臨機応変に「。」を付す、ということと解釈しました。そうですよね。

補足日時:2007/06/15 15:10
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この回答へのお礼

早速有難うございます。
箇条書きでは「。」をつけないというルールがあるんですか?
でもその中身が文章だったら、やはり「。」が必要なのではありませんか?教えて頂ければ幸いです。

お礼日時:2007/06/15 14:39

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