プロが教えるわが家の防犯対策術!

9/11以来テロという言葉が頻繁に使われるようになった気がします。
しかし一方で「テロリズム」の定義は国連や各国政府を元専門家の間でもなされていないまま、メディアなどでは独断と偏見に基づいて「テロ」と名付けてしまうことがしばしばです。
確かに「テロ」の定義を試みて失敗した例がたくさんあるのは知っていますが、あえてここで皆さんからご意見を募集したいと思います。

(注)ケースバイケースという回答はなるべく避けてください。なるべく普遍化した定義を求めます。尚、感情的・非理論的な主張もお断りします。

ポイントに関しましては、私の主義主張とは無関係に理論性・実用性の高い定義をして下さった方に差し上げたいと思います。

A 回答 (15件中11~15件)

 No1です。

国が個人に対する「テロ」は、ありません。「特定の政治や思想の目的を実現するために」ということですから、国はもうすでに政治として国家が成り立っていますので、この場合にはテロということにはなりません。ご質問のように、人権侵害とか、日本であれば思想信教の自由が保障されていますので、国家による弾圧は違憲となるでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

度々ありがとうございますm(__)m

>国が個人に対する「テロ」は、ありません。「特定の政治や思想の目的を実現するために」ということですから、国はもうすでに政治として国家が成り立っていますので
果たしてそうでしょうか?国家権力の思惑通りにことが進まないことはしばしばです。東洋のプレスリーなんて呼ばれている某首相に至っては、良く「抵抗勢力」という言い方をします。
日本ではおっしゃる通り人権が保障されていますから思想によって不利益を被ることはありませんが、これが軍事独裁の国だったらどうでしょうか?現に国に対して危険な思想を持つ者への暗殺・投獄は日常茶飯事である国がまだあることはご存じだと思います。
こだわっているのは「政治思想の実現」を目的とすると定義すると、こういうことまで含んでしまうということです。一般には権力による人権侵害といわれることをも含んだ定義になってしまうのでは?と感じてしまい、若干普遍性に問題があるかと…

いろいろけちを付けて済みません(;^_^A
回答者の方にももう一度立ち止まって当たり前のように考えていたことに疑問を持って欲しいのです。

お礼日時:2002/07/10 09:33

ある権力*に対する 暴力的*、且つ主観的な政治交渉。



註:権力
 国家権力に限らない。
 またテロリストより強い権力を持つとも限らない。
 ある範囲で、何らかの権力を持つ者、という意味。

註:暴力的
 物理的な暴力、思想上の暴力を含め、
 論理的でナイという様な意味。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございましたm(__)m

やはり権力に対して使うことが多いのですね。
私も権力とは国家権力だけでなく、第3の権力といわれるマスコミなども含まれるのではないかと思います。

>主観的な政治交渉
9/11の件のように、近年では犯行声明を出さないテロが増えています。テロが政治交渉の手段ならば、犯行声明を出すことで社会的にアピールするはずですから、可能性としては考えられないこともありませんが、断じることはできないでしょう。

>思想上の暴力を含め、 論理的でナイという様な意味。
この部分がよくわかりませんでした。 できれば補足していただけるとうれしいのですが…

お礼日時:2002/07/10 09:19

テロリズムは元々フランスの恐怖政治から派生した言葉ですよね。

"TERROR"は恐怖そのものです。
私の手元にあった資料『朝日現代用語・知恵蔵1997』の引用(やや編集してあります)ですが、

「近年、その動機や目的が多様化し、しかも攻撃の標的が要人から一般市民に、そして攻撃場所も街頭、一般のビル、航空機などに拡大した。そのため、テロリズムという言葉は、暗殺、公共施設の爆破や占拠、人質を使った強要など、交戦時の戦闘行為や合法的警察行動以外の暴力行使を、広く指すようになった。その動機や目的、攻撃対象、社会的文脈などは多様である」

とあります。冒頭は「…の事」ではなく、「歴史的には恐怖政治や…を意味した」との書き方です。

言葉も時代と共に変わり得るものですので、ひょっとしたら正確な、普遍化した定義と言うものは今の時代には整合しない事かもしれません。或いはこれから先の時代、現在我々がイメージする「テロ」のアナロジーでサイバーテロのような新しい言葉や現象が生まれてくるでしょう。マスメディアや各国の指導者などは自分の中に作り上げたイメージで「テロ」を謳っているのではないでしょうか。しかし、「テロ」と言う言葉を用いられる事象の全てには「恐怖」が付随している事だけは確かだと思います。別な資料には、よく言われる定義のあと、「…恐怖手段、またはそれを基礎とする立場」とありました。これが昨今では一番尤もらしい定義になりえると思います。一般化するためとても広い範囲を網羅する事になると思うのですが。少し本道をはずれると、狭義には…広義には…との言い方が出来ると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございましたm(__)m

確かにおっしゃる通りかもしれません。
テロの語源は知っておりましたが、言われてみればそのころから共通しているのは「恐怖」が伴うことだとすると、近年権力を持つ側(マスコミも含む)が頻繁に使うことに説明が付く気がします。
本来弱いはずのものが手段強いはずのものを脅かしうる手段、それがテロなのかもしれませんね。

お礼日時:2002/07/10 09:09

国家以外のものが自己の(政治的)目的を達するために、暴力・脅迫を手段とすること、およびそれを支持する思想

    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございますm(__)m

ごく一般的に言われている定義かと思いますが、それでは国家の工作員による建造物爆破行為はテロではないということになるんでしょうか?民主的に選ばれた独裁政権による特定思想を持つ国民への弾圧はどうなりますか?

サイバーテロに関してはどうでしょうか?あれは物理的に暴力などを用いるわけではありませんが、多大な破壊力を持つことはネットを使っていらっしゃる皆さんならご承知でしょう。

お礼日時:2002/07/09 12:31

 特定の政治や思想の目的を実現するために、暴行・暗殺・暴動などの手段を用いることが正しいとする主義。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

さっそくの回答ありがとうございますm(__)m

hanboさんの定義ですと国による個人へのテロというものもあり得ると言うことになるのでしょうか?その場合一般的には政治権力による自国民への不当な人権侵害と呼ばれると思いますが…

お礼日時:2002/07/09 12:23

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!