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なぜ腹式呼吸が必要でしょうか?

微妙なコントルールという点では、随意筋か不随意筋かわけのわからないようなもの(箇所)を使うより、声帯を駆使したほうが微妙なコントロールができるように思います。

歌唱に呼気が必要であり、呼気量の点では確かに胸式より多量の呼気が確保できるのはわかりますが、それだけのことでしょうか?

であれば、腹式呼吸を練習するよりも、肺活量を上げる訓練のほうが重要だと思うのですが・・・

また、肺活量の小さい人は肺活量の大きい人に比べて歌唱力の点でかなわない、ということになるのでしょうか?

A 回答 (6件)

>なぜ腹式呼吸が必要でしょうか?



別に必要ではありません。
ただし声のコントロールに欠かせないの呼気圧を上手く操るには胸郭筋は不自由でなかなかうまくいきません。
横隔膜の上下を背筋、斜腹筋などでコントロールした方が上手くいくので
腹式呼吸のほうが圧倒的に「便利」ということです。


>微妙なコントルールという点では、随意筋か不随意筋かわけのわからな
>いようなもの(箇所)を使うより、声帯を駆使したほうが微妙なコン
>トロールができるように思います。

おっしゃる通りです。
声帯を駆使するのはとても重要です。ただ声帯の役割と呼吸の役割は違います。
バイオリンで弓を弾く行為を「呼吸」とすると、声帯のコントロールは弦そのものの厚みや、伸展具合を変化させ音色や音程を変えるという事です。
声帯のコントロールが非常に重要であり、それを独立させる為には呼吸を独立させなければいけないという事です。
最近は皆がその事に気づき始めて腹式からやらない講師が増えて来ています。


>歌唱に呼気が必要であり、呼気量の点では確かに胸式より多量の呼気が確保できるのはわかりますが、それだけのことでしょうか?

違います、量の多さではなく、量や圧力のコントロールが腹式が向いているという事です。
なので肺活量を上げる訓練は無駄ではありませんが、もっと大事な事があります。
#4にありますが、腹式呼吸の大きな役目は吐く事だけではなく大量に出すぎて行く空気を押さえる事にも重要な役割をするという事です。


>また、肺活量の小さい人は肺活量の大きい人に比べて歌唱力の点でかなわない、ということになるのでしょうか?
前述の通り、違います。空気使用の効率の良さが大事です。


ちなみに腹部は響鳴しません。
貴方のおっしゃる通り共鳴は空間にします。脚の先など共振を感じる事はあっても共鳴するはずがありません。


現代のポップスはマイクを通ったときにしっかし響いて、しかも自然にカジュアルに聴こえることが大切ととらえられています。
なのでマイク無しでホールに響き渡るほどの声量は必要ありません。
「声量崇拝」はマイクのなかった時代の名残です。
しかしマイクを使おうが使わなかろうがしっかり響いていいることは重要だと考えます。


以上、ボイストレーナーからの意見でした。
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この回答へのお礼

だいぶ日にちが経ちましたが、的確なご回答も出てこないので、そろそろ締め切ろうかと思っています。

「カラオケ」カテより「音楽」カテの方がレベルが上で、的確なご回答が得られると思ってこちらに投稿したのですが、そうでもないようです。

また、日を改めて「カラオケ」カテで同じ質問をしてみたいと思います。

お礼日時:2007/07/21 22:27

2の者です。


腹式呼吸が必要でないと言う意味ではなく、出来なくてもある程度はマイク(音響設備)によってフォローできるのでこのように書きました。

最近マイクを使ってオペラを歌っている若い人も出てきましたが、声質は綺麗ですが声量はありません。

歌を歌うなら腹式呼吸が出来る方が有利なことが多いと思います。
声帯を駆使して歌っている方の殆どがポリープなどの炎症を起こしていますので、声帯は使いすぎると疲労するので呼吸法をマスターするのだと思います。

この回答への補足

>最近マイクを使ってオペラを歌っている若い人も出てきましたが、声質は綺麗ですが声量はありません。

話がぐるぐる回っているようですが、声量がないと不都合なのですか?
マイクを使えばカバーできる、というご意見ではなかったのですか?
ちなみにわたしは、「マイクでカバーできない”何かがある”のではなか?」という気持ちでこの質問を出しているのですが、間違っていますでしょうか?

>歌を歌うなら腹式呼吸が出来る方が有利なことが多いと思います。

どういう点で有利ですか?(それをお聞きしているのですが)

>声帯を駆使して歌っている方の殆どがポリープなどの炎症を起こしていますので、声帯は使いすぎると疲労するので呼吸法をマスターするのだと思います。

どうも話がごっちゃになっているような気がしてなりません。
腹式呼吸は「呼吸法」の話です。
声帯を駆使する、は「発声法」の話です。
この二つは別物ではないですか?
唱法の話になると、いつもこういう混乱が起きるのですが・・・

補足日時:2007/07/01 15:32
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>音声は、声帯で振動を起こしこれを口腔で共鳴させる、と理解しています。


>腹部に共鳴が起きるでしょうか?

同じことを私の師は言います。世界の著名劇場で歌ってきたオペラ歌手です。
「頭蓋骨に響かせる」とか、そんなまことしやかに言っている事が声を身体の中に閉じこめ、外に出ない声を作っている原因だと。音程を作るのは声帯です。これをいかに正しく振動させるか、これがテクニックです。
直接動かせる筋肉ではありませんので、皆、色々な方法でこれを間接的にいかに操るか、それを勉強すべきなのです。
そして、「腹筋を使って」、とかそんな事が横隔膜の自由な自然の動きを妨げていると。

横隔膜は肺に入っている空気を押し出す為のポンプです。約1センチという小さな声帯を震わせるのに十分なだけの僅かな空気を滞りなく出していく為のポンプ。
膨らませた風船の口を離すと、すごい勢いで空気がでて飛んでいきますね。これでは歌う為の呼気としては強すぎます。薄紙に強風を当てれば破れますね。声帯も同じこと。

これを段々しぼんでいく程度の外圧に調整するのが横隔膜です。どんなに頑張っても内臓の間に空気が入り込む事はありません。空気は肺にしか入らないのです。その肺への外圧を調整する呼吸が、腹式呼吸といわれるもの。声を出す時にお腹は引っ込ませるより、どちらかというと空気が出過ぎないようになるだけ同じ位置を保つ感じです。

この回答への補足

これは・・・何をおっしゃりたいのかよくわかりません。

質問に対する的確なご回答をお願いいたします。

補足日時:2007/06/25 22:45
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#1です。


ご返事ありがとうございます。
資料を文字で提示、というのは難しいですね。
声楽の先生について体感されれば一目瞭然かと思います。
響鳴を上手にやる方には太ももまで振動するという方もいますから。
腹腔、胸腔、鼻腔、頭頂部、全てを共鳴体にすることが可能です。
これは訓練で身体内部の筋肉をそう鍛えるということですが、
内面のことなので自分ではわかりにくく、声が出ているかどうか、正しく出せているかの結果は他人に聞いて頂いかないと分らないです。

腹式呼吸自体に各論ある、というのは、ロック系のシンガーの方には
「腹式呼吸なんて不要」という方もおられる、という程度の意味です。
実際私もそれはそれでありかと思います。#2さんのご指摘にある
ようにマイクを使うことが前提となりますので。

回答しておいてなんですが、発声について文字で解説するのは
限界があります。
声楽の先生に習う、あるいはすでに習っているのであればこの疑問を
そのままぶつけてみてはいかがでしょう?
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はじめまして。


短時間・小ホールや部屋・マイクを使うなら声帯を駆使するのもOKだと思います。
ただ、長時間・大ホール・マイクなしとなると普通の人は声帯を痛めてしまいます。
オペラ歌手などは連日公演もあるので無理でしょうね。

肺で吸った息は、少しずつ調節して使うのは難しいかと思いますがどうでしょうか?
腹式呼吸が出来るようになると長いフレーズも無理なく一息で歌える様になります。
歌唱力とは息の量だけでなく、持って生まれた声質や歌詞の解釈ができてそれを表現する技術があることだと思いますよ。

声楽家は、オペラ、歌曲、宗教曲などそれぞれ得意分野がありますので、自分の声に適した仕事をしています。

この回答への補足

マイクを使う歌唱なら、腹式呼吸による発声は必要ない(であろう)とのご意見ですか?

補足日時:2007/06/25 22:42
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声質には好みもあり、腹式呼吸自体にも各論ありますが・・・



腹式呼吸は、呼気量の確保が目的ではなく、
分業すること、つまり、腹腔(腹背筋)を張ることによって横隔膜を下げ、呼気を確保するとともに腹部の響鳴効果を増す。
一方喉は、呼気量や音量のコントロールはせずに、正しい音程を一定の音圧で出すことに集中する。
ブレスコントロールは、喉で行わず腹背筋で行います。

肺活量はあるには越したことはないですが、むしろ必要なのは、最小の呼気量でキレイに響く音声を作るテクニックです。これを喉だけでコントロールすると、聞き苦しいキーンとした声になりがちです。
後、低音を聞くと顕著です。正しい発声が出来ている方は、低音が響きます。喉声の方とはかなり違います。

ご参考まで。

この回答への補足

>腹部の響鳴効果を増す。

音声は、声帯で振動を起こしこれを口腔で共鳴させる、と理解しています。
腹部に共鳴が起きるでしょうか?
できたら資料を提示していただけると有難いです。

>腹式呼吸自体にも各論ありますが・・・

これは意外でした。
わたしは声楽は腹式呼吸でなければならないと言われ続けてきました。
(理屈抜きで・・・)
「各論」をご提示いただけると有難いです。

補足日時:2007/06/20 22:12
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