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人間の胆嚢で、
作られる胆汁が、
便の着色(便の茶色い色)を、
しているのでしょうか?
また、本来の胆汁の役割りは、
どのような
ものなのでしょうか?

A 回答 (1件)

こんにちは。


便の黄色~茶色~こげ茶色という色は胆汁によります。
胆汁には古くなった赤血球が分解してできるビリルビンという非常に強い黄色い色素が排出されます。
ビリルビンは酸素があると酸化してビリベルジンという緑色の色素になります。
これが混ざり合ってこげ茶色っぽくなります。

ビリルビン自体はあまり沢山血液中にたまると神経細胞をダメにしてしまう作用があるので、どっからか排出しないといけないので、主にその処理が行われる(ビリルビンが合成される)肝臓から直接胆嚢に流れ込んで捨てるようになってます。
一部、捨てきれない物が血液中に残り、血液の液体部分(血漿:けっしょう:といいます)に黄色い色がついてるのはそのためです。

胆汁の中には他にコール酸という物が含まれていて、これは石鹸みたいな作用を持っていて、本来は水と混ざらない脂肪分を周囲の水分とよく混ぜて消化しやすいようにする働きがあります。
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この回答へのお礼

分かりやすい解説
有難うございました。
勉強になりました。

お礼日時:2007/06/23 23:53

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