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見習い大工のマサルと申します。
大工暦5年の若輩者ですがお答え頂ければと思っております。
ずばりお勧めの手鉋、鑿は何ですか?
私の周りには余り大工刃物にこだわりを持っている人が居ないので
是非とも参考にお聞きしたいと思っております。
ちなみに私は、助弘という寸8鉋と国慶という追入れ鑿を
使っております。どちらも安値な割に良く切れる方ではないかと
思って使っております。今後また刃物を購入する際に参考にさせて
頂ける様なご意見をお待ちしております。
本当なら親方に聞け!!と言われそうな所では有りますが
私の親方は鉋1丁、鑿8分1本という余り
刃物は使わないタイプの親方ですので
貴重なご意見何卒宜しくお願い致します。

A 回答 (5件)

最近の大工道具は銘に拘る必要はないようです。


切れ味は価格に比例するように製作技術の向上を遂げたようです。
材質に対応は、鉋については調整(台仕込みの角度、口の一定を維持する方法、研ぎの技術など)がポイントです。
職人道具の領域では「切れるがあたりまい」良否は切れの持続が良否の基準なる。
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この回答へのお礼

私が考えていた様な回答を頂けて光栄に思っております。
私も最近の鉋等の大工刃物製作の世界に顕微鏡や焼入れの
温度管理等の科学的考えが浸透しだしてきている事を
知った時に(全ての鍛冶屋さんが取り入れている訳では無いでしょうが)
最近の刃物は名前で無いのかな?と考え始めていました。
現に私は親方から中学校用の学校で使う寸6位??の鉋ですが
集成材は流石に永切れはしませんが無垢材相手だと削り肌の艶も良く
結構長く使える鉋ですね、もう少し砥ぎが上手ければ集成材も
永切れするのかもしれませんが・・・。
やはり今の大工刃物は銘よりも使用する個人の砥ぎ、鉋台調整、あと
最も重要な使用方法(適材適所の台仕込み)。
どれが切れるあれが切れないよりも使用する個人の道具に対する
愛情と言いますか、どれだけ使いこなせるかに掛かっているという
事なんですね!やはり今一度気を引き締め直して、砥ぎ、調整を
しっかりやっていく事が良い仕事に繋がって行くのですね。
良い回答を頂きましたがもう少し意見を頂きたいので
もう少し回答を待ってみたいと思います。
有難う御座いました。

お礼日時:2007/07/08 21:41

east1です。


興味のある質問なので、刃物の鋼について説明します。
鍛冶屋さんや刃物工場で使うハガネには用途によって区別されています、白紙、青紙、銀紙などが有名なハガネ素材。
極論で言うなら、鉈のハガネで剃刀は出来ない剃刀のハガネで鉈はできない形は作ることが可能でも双方とも切れないものになります。
鉈のように大きくて叩いて切る刃物には柔らかい弾力性のハガネと研ぎ易さも切れる条件になります。
剃刀や鉋はハガネの部分が少なく刃先に衝撃を与えるこがないので脆くても硬いハガネを使っても「刃こぼれ」の危険性や研ぐことも困難ではない、硬いは脆い、靭(しなやか)は柔らかい、がハガネの性質である。
また、ハガネは硬いほど高度な刃物の製造技術が要求される簡単に言うと硬いハガネは扱い難いことです。
中学校の教材、鉈クラスのハガネを使うが一般的です。
ハガネの折れ口を顕微鏡で視ると高級な鉋のハガネより粒子が大きい、
研ぎ上がったときの刃先の厚さに格段の差と切れの持続の差の要因になっています。
研ぎたては同じという職人は、もう数年くらい刃物の研ぐ技術の研鑽が必要です。
刃物は研ぐときの水の温度にも支配されるような微妙な域があります。
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この回答へのお礼

またまた回答有難う御座います。
最初に質問ですが鋼というか日立金属の鋼の中に銀紙何て
有りましたっけ?私が知ってるのは、
白紙、青紙、黄紙、特別刃物鋼??でしたっけ。
これ位ですかね知ってるのは。
刃物を研ぐ水の温度まではそれ程気を使った事は無かったですね。
流石に温度を下げる為に使う要素もあるので真冬でもしっかり
水の状態で使ってます。私は東北地方にいるので、真水は辛いので
少~しお湯を混ぜて冷たすぎない様にしてます。
確かに研いだ時によって仕上がりが違いますね。多少。
流石に顕微鏡は使ってません。
余りこだわって研ぐと節だらけの材料なんて鉋掛けしたく
なくなりますし。まぁ私は人造砥石しか使わないので
それ程しっかりは仕上がっていないのでしょう。
でも、仕上げは20分位は掛けます。刃持ちが違うので。
私もこういう話題が好きですので長くなってしまうので
この辺で・・・。
有難う御座いました。

お礼日時:2007/07/10 20:55

>やっぱり私は手で砥ぐ道具が好きですね。


いいですねぇ。そういう職人さんが最近減ってきているように感じます。
私の祖父の持っていた道具はそれはもうよく切れ味が良くて、研ぎの深さに感銘したこともしばしばありました。

ところで実は私は最近は日本の物より洋物に興味を持っています。
これもどうも結構奥が深くて、中には日本にはなくてこれは便利かなというものもありますし(鉋といっても日本でもたくさんあるように洋物もたくさんあります。のみも同じです)、なかなか興味をそそられる物は結構ありますよ。
ちなみに日本の鋸は「胴突き」などは欧米でも結構有名です。洋鋸にはこういう細い精密なものがないんですね。逆に洋鋸は日本の鋸より切断速度が格段に速いという特徴があります。

これからはもしかすると、単に日本の物の中だけで探すのではなく、もっと古典的だけど世界的に見た方がおもしろいのではという気がします。

#蛇足ですけど、今のところまだ私の今の替え刃式鉋は台直しが必要なところまでは言っていませんけど、そのうち挑戦予定です。
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この回答へのお礼

またまたご意見有難う御座います。
西洋の道具ですかぁ~考えてもいませんでしたね。
でももし使う事があってもあくまで独り立ちしてからでしょう。
洋鉋ってボード鉋みたいな奴ですよね??確か。しかも
日本と違って押し鉋でしたよね?あれ??中国だけでしたっけ?
洋鋸の事は知りませんでした。今度時間があったら
調べてみようと思います。有難う御座いました。
追伸:鉋の台調整はハッキリ言って薄削りをする人には重要な
物ですが少~し使う分には余り狂いが少ないですし、
でも最低限台尻、刃口位は平らにしてそれ以外を1、2mmくらい
低くして使いましょう。後購入直後は結構乾燥して狂いが出やすい
ですので。使っていくと狂い難くなります。

お礼日時:2007/07/10 20:34

私は普段はトリマー、ルーターなど電動工具を駆使することが多いのですけど、どうしてもちょっとした部分で手カンナは使うことが多いです。



ただとぎの技術がまだまだ未熟なので(カンナは結構大変なので...)、河怡鉋替刃式ですね。結構よく切れるし、切れなくなっても交換すればよいので、重宝しています。
最近では大工さんでもこれを使う人が結構いるようなので。(ご存知かもしれませんが)
ノミも最近は替刃式がありますよね。(河怡も出している)

私は日曜大工として使うので、大工の時間自体があまりとれませんから、そのうち砥ぎに費やす時間はなるべく少なくしたいということで、今は普通のノミですけど、そのうち切れなくなったら替刃式にしようかなと思案しています。

昔と違って今の大工さんは限られた時間で電動工具を駆使して作ることが多いので、大工さんも段々使用頻度の低い手道具はあまり手間のかからないものに変わっていっているのではないでしょうか。

私のじい様(大工)は何度も研いで異形になったノミを沢山持っていましたけど。
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この回答へのお礼

これまた違う意見有難う御座います。
確かに今現在では替刃式鉋を使っている大工さんもいますね。
集成材等で窓枠とかドア枠作る時は、軽く鉋で仕上げる位
だから替刃式で十分という所もありますね。
しかし、永切れしないのと切れ味がどうしても手砥ぎの鉋に
は程遠いので、結構フローリング貼りとか、雑削り用って
のが結構多いですね。でも替刃式でもしっかり台調整は
しないと後々切れなくなってしまいますので台調整は必要です。
私は中々替刃式はいまいち使おうとは思えません。
フロア貼りには良いかな?とも思いますが、
結構砥ぎが好きなもので、どうしても手砥ぎの道具が好きですね。
現在では一般の人から見たらちょっと古臭いかもしれませんが、
やっぱり綺麗に仕上げる為には自分で砥いだ方が良く仕上がる
と言うより効率が良いです。大工してると結構今でも頻繁に
鉋、鑿は使いますし、替刃だと節とか切るとすぐ切れなくなる
って聞いていますので。あと替刃は結構高価ですしね。
今の私では維持費でこずかい無くなってしまいます・・・。
普通の鉋だと切れなければ砥げばすぐに切れるようになりますし。
やっぱり私は手で砥ぐ道具が好きですね。

お礼日時:2007/07/09 20:21

大工仕事に関しては素人です。


以前読んだ本で「対象に応じて刃物も替わる」ことが書いてあったように記憶します。つまり「ずばりお勧め」は云えない。
現在その本が手元にないのですが、多分これだと思います。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0379.html
「大工道具の歴史」
古い本ですが、この世界は別に関係ないと思うので、ご一読されては如何でしょうか?
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この回答へのお礼

お早い回答有難うございます。
なかなか面白そうな本ですので機会があれば読んでみたいですね。
あと、私が言うお勧めというのは硬木、軟木共に良く切れる物、
また、集成材、無垢材共に良く切れる物等、そういった意味での
「お勧めの刃物」という意味です。説明が少なくってすいません。
大工さんのお勧めというとそういう感じの設問ですので、そういう
路線での回答をお願い致します。

お礼日時:2007/07/08 09:41

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