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某国際特許事務所から特許翻訳者として内定を頂いた者です。
文学部卒、27歳で、知財業界は未経験です。
これから一生特許翻訳者として働いていきたいと思っておりますが、国際特許事務所における、経験10年、20年の特許翻訳者の年収はどの位になるものなのでしょうか。
もちろん、個人の技量やそれぞれの会社によって差異はあると思いますが、平均的な所を知りたいと思って質問いたしました。
内定を頂いている事務所では、年収にしておよそ400万程度の見込みです。
今はこの程度の年収でも全く不満はないのですが、特許事務所は実力主義ということをよく耳にしますので、将来的にはどうなっていくのかを経験者の方に伺いたいと思っております。

A 回答 (6件)

特許翻訳経験約5~6年で、いまは3つ目の国際特許事務所で正所員の翻訳者として勤務中です。

年収は630諭吉位かな。いろいろな事務所に面接に行きましたが、希望年収をそのまま認めてもらったのが今の事務所で、夏休みも1週間もらえるのでここに決めました。もともと外国語学部出身でしたが、以前勤務していた事務所の終業後、理系の夜間大学に編入して勉強しました。以上、ご参考まで。
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英語以外の別の言語ができると、収入面ではよくなるように思います。


英語以外の言語、えば中国語の場合、いったん英語に直して中国語に翻訳されます。
しかも、翻訳された中国語を誰も(弁理士も、特許技術者も、企業の知財担当者も)チェックできない(できる人がいるかもしれないが、まれ)。
他の言語もだいたい同じです。
だからといって、特許出願がほとんどない国の言語ができてもしょうがないです。
比較的出願数が多くて、かつ、その言語の翻訳者が少ない言語、
例えば、中国語、ドイツ語、韓国語などができると、収入面ではよいと思います。
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>所内勤務を続けたいと思っておりますので、


>独立、開業は視野に入れておりません。

それでしたら、

>国際特許事務所における、経験10年、20年の特許翻訳者の年収はどの位になるものなのでしょうか。

これに対する回答は、「同じキャリアの特許技術者より年収として100万円程度低い額」というのが妥当なところでしょう。

弁理士の数がやたら増えている昨今、実力主義というのは、実力がある人に高い給料を払うということではなく、実力のない人は淘汰されて実力がある人だけが残るということを意味しています。同程度の実力の人だけが残っている状況の中では、職種による給料の格差の方が大きくなります。特許実務ができない人より特許実務ができる人の方が高給になるのは当然のことです。
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私は発明者なので、直接的な回答ではないのですが。



私自身、英語は、まあできる、程度で、翻訳は専門家にお願いしています。私が依頼しているのは、フリーランスの方で、英語ネイティブ、和文英訳をお願いしています。

非常に優秀な方で、専門用語や、特許での独特の用語など、キチンと訳していただいています。それでも、やはり、専門用語の選択の問題だとか、単数、複数の問題などがあり、私がチェックしないと完全なものにはなりません。

私が依頼している特許事務所から、翻訳のチェックを依頼されたことがります。こちらは英文和訳でした。英語力のある方が訳されたのだと思います。文法的におかしい、などということは全く無かったのですが、専門用語に関してはかなり問題がありました。例えば、英語をそのままカタカナ書きにするのが一般的である場合でも、無理やり日本語訳にしている、とか、特定の単語の訳が間違っているとか、でした。
そのまま出願していたら、特許が取れない、とか、原文に比べると、相当に変わった権利範囲しか取れない、ということが想像されました。

言いたいのは、将来の年収は、事務所の方針や経営状態もあると思いますが、実力が大きく影響してくるものと思われます。
普通のサラリーマンでも、年功序列は過去のものになりました。技術の世界では、技術による収入の差が更に広がっていくものと考えます。

翻訳料金の目安というものがあります。
http://www.translator.jp/fee.html
翻訳会社が目安とする料金は結構なものですが、フリーランスの方が得ている収入は、目安に比べるとかなり低いようです。

目安とする料金で計算すると、
和文英訳で、10000ワードの場合、70万円となります。
10000ワードというのは、A4で、40ページから50ページになりますので、結構なものになります。ここから、事務所の経費などを引いた分が給料になりますので、社員の取り分は、多くて50万円くらいでしょう。月に20000ワードこなせれば、倍になりますね。
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この回答へのお礼

開発者さんの立場からのご見解、大変参考になります。
「給与は実力次第」との趣旨、私もその通りだと思っています。
ただ、経験上、翻訳は基礎力があれば、地道に努力を積み重ねることで
実力はついてくるものなのではないかと考えています。
そのため、ある程度経験と実力には相関性があるのではないか
と考え、掲題の質問をさせて頂きました。

お礼日時:2007/07/12 12:12

特許事務所内のランクとして、


弁理士>特許技術者>翻訳者>一般事務員
でしょうから、経営者側としては翻訳者の年収を特許技術者の年収より高くすることはできないです(翻訳者より給料が安かったら、特許技術者が辞めちゃいます)。特許技術者が年収600万円だったら、同い年の翻訳者の年収は4~500万円程度と考えなければならないでしょう。

また、外注の翻訳者ならまだしも、事務所内の特許翻訳者だったら、原文の誤りを(文法的な誤りだけではなく、技術的な誤りをも)正せるぐらいのレベルが求められます。事務所内の特許翻訳者は、原文通りに訳していればいいというものではありません。そのためには、理系の知識が極めて重要です。文学部卒ということは残念ながら技術的知識に欠けるということでしょうから、さらに給料の期待はできません。(文系卒の翻訳者より給料が安かったら、理系卒の翻訳者が反発してしまいます。)

従って、ある程度実力をつけていった翻訳者は将来的に独立することが多いです。そういう人たちが集まっている掲示板がありますので、そちらで質問してみてはいかがですか。
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/english/11 …

ただし、通勤や人間関係の煩わしさもなく自宅で自由に翻訳の仕事をしたいという人は極めて多いですので、生計が立つほどの収入を得るのは決して楽ではないと思いますが。
ライバル達の情報も参考になるかと思いますので、こちらもどうぞ。
http://www.translator.jp/expert_list.cgi?exp=5

参考URL:http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/english/11 … http://www.translator.jp/expert_list.cgi?exp=5

この回答への補足

所内勤務を続けたいと思っておりますので、
独立、開業は視野に入れておりません。
テーマがそれないように、一点だけ補足させていただきました。

補足日時:2007/07/12 09:49
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/07/12 09:48

年齢や勤続年数に応じた世の中の平均年収をベースとしている事務所の場合もありますし、実力に応じた評価をする事務所もあります。

特許事務所はどこも個人事業なので、所長の考え方一つで千差万別ですから、平均的な所というものもありません。待遇に不満であれば他の事務所に転職する、ということが割と気軽に行われている業界ですね。
未経験者の場合、経営者にとっては最初の数年は投資になりますから、実力がついたときに転職されないような環境作り、バランスを考えているはずです。
特許翻訳は、技術に対する素養と知識、日本語でのその技術の表現能力、英語でのその技術の表現能力、各国での法律知識のすべてが要求される非常に高度で奥深い仕事です。頑張ってください。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
経験者の方のご見解は大変参考になります。

お礼日時:2007/07/11 10:01

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