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物の色が見えるのは可視光線の為だとういことはわかりましたが。

でも、夜、蛍光灯でものが見えるのはなせなんですか?

太陽光と、蛍光灯の共通点、相違点を教えてください。

A 回答 (5件)

まず「見える」とは,何かの光源から出た光が物体に当たって反射し,


その反射光が目に入る,その光量は目が感応するに必要な強度である,
と言うことです.

太陽光と蛍光灯の共通点は,どちらも,
「連続波長の光を出している」
ところです.連続波長ではなく,単一波長(近似的に)のものとしては,
レーザーとかLED(発光ダイオード)があります.
何にせよ,最初に書いたような物理によって「物が見える」ことには
変わりありません.しかし光源から出る光によって,異なった色に見える
ことがあります.

連続波長の場合,光(電磁波)は発光する物体の温度に応じた波長分布の
光を放出します(黒体輻射(放射),プランクの式).
太陽は,その表面温度6000℃によって決まる波長分布の光を出しています.
この分布は,光源の温度が異なれば,違って来ます.
なので,太陽光の下で見た場合と,蛍光灯の下で見た場合とでは,
若干色が異なります(色温度が異なる).

蛍光灯の仕組みは,放電管中にある薄い水銀蒸気の中で放電を行うことで,
水銀特有の単一波長の光(近紫外線~可視域)が出ます.このとき出す光は,
1万度以上の温度による連続波長が出ます.
(水銀蒸気の圧力は小さいので,1万度以上でも熱容量が小さいので,
 蛍光灯を触ってもそんなに熱くない.)
これを蛍光灯の管の内側に塗布された蛍光塗料が可視光線に変換します.
つまり蛍光灯の波長分布,色は,この蛍光塗料によって決まります.
これはプランクの式に従わないものなので,この点では太陽光とは
異なっています.

ちなみに白熱電球は黄色っぽい光を出しますが,これはフィラメントを
電流によって加熱することで,フィラメントの温度3000℃程度の
波長分布の光を出しています.
また,単一波長(に近い)の光で物を照らした場合,例えばリンゴに
赤い光を当てれば見えますが,青い光を当てると見えにくくなります.
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この回答へのお礼

ああ。だから太陽も蛍光灯もあったかいんですね。
ふむふむ
文系の美術教師なのですが、この辺の不思議を説明するにはキチンと知識がないとと想いまして質問しました。
ありがとうございました!

お礼日時:2002/07/20 17:46

フラウンホーファー線が観測されないでしょうね。


地学の実験でやりませんでしたか?太陽に特有の吸収されてる波長が蛍光灯では観測できないと思います。(というか実際に観測しました。高校のとき。)
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この回答へのお礼

フラウンホーファー線

とはなにかわかりまんが。。。

蛍光灯と太陽では波長がちがうってことなんですね。??。

ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/20 17:40

あ、本当だ・・・間違えてる。


凡ミスだぁ・・・
訂正ありがとです。

それとは別に、インバーターでは1000回以上とかだったはず。
それによって明るく感じるとか
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揚げ足取りで申し分けないのですが, 日本国内で50Hzとか60Hzだと, 点滅回数は1サイクルにつき2回なので, 1秒あたりの点滅

回数は100回(50Hz)とか120回(60Hz)と答えないと, 試験では×にされてしまいますので, 念のため.(頻出問題)
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この回答へのお礼

ほー。そうですか。
文系ではこの辺未知の世界に等しくてびっくりです。
生物の先生に見せていただいたのですが、植物の光合成は光のどの変の波長で行われているか?図版では、捕色の関係の色の部分が沢山酸素が放出されてました。
自然って不思議ですね。。。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/20 17:51

大体のことはFirst_Noel殿が書いてますが、1点だけ。



蛍光灯は、かかっている電圧が交流のため、実は点滅しているというところが太陽との相違点です。しかし、この点滅は1秒間に60回とか50回とかなので、残像効果で人間にはあまり気になりません。
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この回答へのお礼

蛍光灯は、かかっている電圧が交流のため、実は点滅しているというところが

そうですか。
直流、交流、中学生レベルなんですけれど

点点の光なんですね、、凄く細かい。。???
ありがとうございます。

お礼日時:2002/07/20 17:43

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