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はじめに、おことわりを入れさせていただきます。以後の文章の内容で不快になる方もいらっしゃると思いますが、人を不快にさせる事が目的の投稿ではありませんのでよろしくお願いいたします。

不動産賃貸業で働いていると、エリート医師の方や学生、夢を持って上京するフリーター。離婚される方、生活保護の方、様々な方がいらっしゃいます。そして入居された後の大家さんからの滞納の相談や、問題行動の相談など入居後の生活も垣間見えたりします。そこで今回の疑問が生まれたのですが、どうして格差社会が生まれるのでしょうか?

どうしても例を挙げた方が分かりやすいので、「母子家庭」の方を例に話しますが、決して母子家庭を非難したり馬鹿にするのが意図ではない事をご理解下さい。

地域によって、物件の相場は違いますが、予算が低めの方が相対的に多いのは事実です。子供が小さいうちはフルタイムは難しいでしょうし、実家のご両親からの援助が受けられるかどうか?でも違ってくると思います。そして、同じ母子家庭であっても高収入で子供を託児所などに預けて(預けるにもお金が掛かると思うんですが・・・)フルタイムでバリバリ働かれてる方も居ます。その差って何なんでしょうか?

お母さんは一流企業の法務部にお勤めの弁護士で収入1000万以上。子供が小さいときは託児所を使って、大学卒業した嬢さんの一人暮らしのお部屋代(9万以上のハイグレードマンション)数年間出していた人がいます。だけど、いい加減独立しなさい!と、いう事で一緒に部屋を探しに来ました。収入1000万は行かないまでも看護婦さんや、美容師を営まれている方等など、子供を大学に行かせるから良い部屋探してください!!という母子家庭の方を沢山見てきました。また、同じように母子家庭で実家に戻られ「おじいちゃん、おばあちゃん、妹、弟大家族を引き連れて、東京は怖いところじゃろて心配でみんな来ちゃいました~」という方達も沢山いました。

勿論、両親揃っているからといって、大学に行かせようと思えば行かすことの出来る経済力がないという人たちも居ると思いますし、大学に行かせたから行ったから凄いという意図ではありません。

だけど、どうしてこんなに差があるんでしょう?独身時代の努力なんでしょうか?弁護士や看護婦になる為の努力をしていたから、離婚や死別、または未婚の母を選んでも経済的に潤って居られるのですか?「独身時代、努力しなかった」までは言わなくても、希少性の低い仕事をしていた場合は、その仕事が出来る人は大勢いるから、若い人がいい、子供が熱出して頻繁に休まれても困る。といった形で、低賃金などの悪条件な環境にしか居られないんでしょうか?パートを沢山掛け持ちして、寝る間を惜しんで働かなければ生きていけないという母子家庭の人のドキュメントを観ました。生活に追われとても資格などを勉強する時間はないそうです。だったら就職を支援する為、資格などを手に入れる期間は手当てを多く出す。などの上手く言えませんが這い上がるチャンスはないのでしょうか?

また、本当に別の見方をすれば特殊な資格は無くとも実家に戻る事で家賃や生活費を抑えて上手く生活をまわしている人も居ますよね?となると戻らないから一人で生活費を稼ぐ事になって、それを選んでいるのは自業自得??資格などの勉強がしたいなら数年間でも戻って取得して取得後住みたい場所に戻れば良い。という見方も出来ます。戻れない人、戻る場所がない人も居ると思うんですが、戻らない人も結構居るのかなぁ?と思ったりして・・・。

例として母子家庭を挙げたに過ぎないので、単身の場合も同じで見方によっては離婚の原因(浮気や暴力)のように外部的事情がない分、厳しい見方をされると思うんです。今の会社がどうにかなっても困らない人は若い頃からスキルを積み上げる努力をした人でそうじゃない人は年数重ねるごとにバイトも少なくなって、就職しようと思っても中々出来ず、資格など取りたくても生活の為、勉強の時間がない。実家に一度戻るという選択肢を選ばない(選べない)人も居る・・。ネット難民へなっていく。一人で考えていても堂々巡りなので、他の方の意見や見方を聞きたく投稿しました。もちろん私に対する批判的意見も結構ですが、批判のみの建設的意見が一切ない回答はご遠慮頂ければと思います。長文読んで頂いて有難うございました。また不快に思われた方、お詫びします。

A 回答 (12件中1~10件)

細部の例や、自論の意見をあげれば


きりがないのですが、
私は「格差社会はあたりまえ」と
考えております。
付け加えるなら、「次なる社会への過程であり
通過点」とも思ってます。

〔次なる社会・・というのも良いものなのか、悪いものなのか、そういう批評自体謝っていると思えます。それは人の持つ自己満足がそう結果を委ねいているだけでしょう。〕

人の手も時間と共に未知なる世界へ伸び続けてます。同時に事の価値観なども留まることを知りません。
しかし、努力した人や、いつもあきらめなかった人にはそれなりの成果がついて回るのは
いつの時代でも同じなので、やはり格差社会というのは いまだけのみを問われている現象名と言えます。
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この回答へのお礼

回答いただきまして有難うございます。

個人的にはお時間がお有りになるときで構いませんので、細部の例や自論の意見と言うものもお聞かせいただきたいと思いました。

本当に宜しければで構いませんのでよろしくお願いします。

お礼日時:2007/07/23 21:51

短い回答ですが、資本主義の至上経済主義だからです。

とはいっても格差は、日本だけではなく、世界中にあります。インドは階級社会ですし結局マスメディアが発展しているか、そうでないかの違いだと思います。情報がなければ、自分が貧しいのか豊かなのかの判断もできないのですから。30年でも300年前でも身分差はありました。結局、今の社会は情報過多といってもいいはずです。ですからマスコミの情報を鵜呑みにせず、自分で正しく判断することを磨くべきです。でないといつか戦争することが、正しいという風潮になりかねません。極論ですが。
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この回答へのお礼

回答いただきまして有難う御座いました。勿論ある程度の差は昔も、日本に限らず世界中であると思います。むしろ奨学金制度などは途上国よりも進んでいるように感じます。学生という長い人生から観れば短い期間の選択で、人生の終着駅が決まってしまうような錯覚を起こすのです。生まれながらの家の裕福度は確かにあるでしょうが、奨学金制度を利用したりして、なろうと思えばなんにでもなれる。そういう希望があるのは学生や学業を離れて数年間でソレを逃すとチャンスはないのかなぁ・・・と思ってしまって。

お礼日時:2007/07/23 22:00

格差社会は何故生まれるのか。


裕福な人は裕福な人と結婚して。都会の人は都会の人と結婚していく傾向が強いからではないでしょうか。
『大卒の女性は大卒の男性と結婚する割合が大きい』という統計があります。
そうして格差が昔から作られて来ていたので。
親の経済力がなければ子どもが高収入の職に就くのは難しく、その配偶者も低所得者。離婚しても女性に入ってくる慰謝料は少なく、正社員に就こうと思っても学歴がないと難しい。

>今の会社がどうにかなっても困らない人は若い頃からスキルを積み上げる努力をした人で・・・・
努力も多少あるとは思いますが、若い頃スキルを学ぶ環境になかったのでは。
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この回答へのお礼

回答いただきまして有難う御座います。
出会いは自分が今居る環境で出会う場合が多いので、同じくらいの人と結婚しやすい。というのは理解できます。そして、裕福な人にとっては例えば大学に行かせることは大変じゃなくても、そうじゃない人は例えば奨学制度を使うとか1クッション、2クッションの負荷が掛かる事も理解は出来るのですが、負荷が掛かるとはいえスキルを学ぶ環境は作れるものなんだと思うし、そうでなくてはいけないと思うんです。だけど、実際はそのチャンスがあるのは20代半ばくらいまでしかないように感じます。「どうしてもやりたい仕事に就くには学校に行く必要があるけど、様々な事情で学校を卒業してすぐには行けなかった。だけど、自分でお金を貯めて学校に行く。」そのこと自体は何歳になっても出来ると思うんですが、いざ念願の卒業を迎えても雇ってもらえない。。これはどうかと思うんですよね・・・。

お礼日時:2007/07/23 22:17

えーとですね。

例に挙げられている方々の場合は少し格差問題とは違う気がします。母子家庭で特殊技能も無い、全く同じ条件下の家庭で何故こんなにも生活水準に差が生まれるのか?という事でしょうか?

一つには、人生とは些細な選択ミスで破綻してしまう現実を知らずに、安易に子供を儲けたり、離婚したり、不良男とずるずる交際を続けたり、手に職を付けようと努力しなかったりしたのが原因だと思います。

また、質問者さんがおっしゃるように、実家に頼れるのに頼らない方も居るとは思います。

もう一つは、両親から負の遺産を背負わされてしまっている境遇の方も考えられます。
例えば、親が事業に失敗して借金返済しなければならないとか、両親が経済的に頼れる状況に無いとか、そもそも親が無いとか、幼い頃から両親が病弱でろくに学校も通う事も出来ずに働いていたとか、親からのDVが酷く、実家に帰省できない等です。

ネットカフェ難民に関しては下記の質問の私の回答を参考にしてください。私の回答はNo.4、No.5です。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3128986.html

それから、現在問題になっている格差問題は今朝の日経新聞に識者の記事がありました。
結論を言うと「大企業」と「中小企業」間の賃金格差、「正社員」と「非正社員」間の賃金格差が原因です。特に非正社員の最低賃金は生活保護水準以下なので、ワーキングプアの問題が発生するとありました。
今週末行われる参院選では各党が格差問題解決のために最低賃金の引上げに努力すると発言しているようですね。
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この回答へのお礼

回答いただきまして有難う御座います。言葉足らず、知識足らずで、単語と意味が違っていたかもしれません。ご指摘有難う御座いました。ネット難民に関するご意見も拝見させて頂きました。

>私はネットカフェ難民が難民生活を脱出する為に、下記の手段があると思います。
1、アルバイト派遣会社から沢山仕事を紹介してもらって、前述した通常生活に戻る為の資金を貯める。
2、寮完備のアルバイト(工場やパチンコ店)に勤める

私は、現在28歳ですが、過去、夢追い型のフリーターの典型で、貯金残高2万円になった時に、精神的な死か肉体的な死か選択をした事があります。オーバーと思われるかもしれませんが夢を手放す事は当時、精神的な死を意味していました。精神的には生きていても、食べられなくては肉体的な死が待っているのは目に見えています。私は肉体的な生を取ったのです。その時の私の選択は上記の「2」でした。親は居ますが私も帰ることは選択出来なかった、しなかった、したくなかった。のです。

2年間、山奥で住み込みをしお金を貯め複数の就職に有利とされる資格を取得し、26歳終わりに上京し、一社目ですぐに内定を貰い、収入も2倍になりました。今ではこの選択に満足しています。

少なくともワーキング・プアでしたし、ネット難民になっていたかもしれない私だから現在、そのような状況の方が他人事に思えないのです。
penguin1979様は、もしかしたら母子家庭で生活が苦しい人と、単身者の場合ともしかしたら分けて考えられているのかも知れないですし、本来別のものなのかもしれませんが、

>一つには、人生とは些細な選択ミスで破綻してしまう

単身者か否かを問わず選択ミスなどで破綻してしまった人は、復活するチャンスはないのか?っていうのが一番の思いなんです。勿論、現状では学校卒業してから順当にスキルを積み上げた人と全く同じとは思わないんですが、今まだ残っている差さえも今後の努力で縮める事も、挽回する事も可能と思っています。

私の基本スタンスが今までやらなかった分普通の人と同じ努力ではダメだけど、2倍3倍頑張ればいつかは「頑張り度」が並んで社会的位置も並ぶ日が来る。と言う事なのですが、一度破綻したらやり直すチャンスはないのか?この点につきましてはどのように捉えられておりますでしょうか?もし宜しければ再度回答頂ければありがたいです。

お礼日時:2007/07/23 23:40

核家族化が究極まで進行した状況で、不況による選別が直撃した、と言うのがここ最近格差を増大させている要因の一つであるように思います。



今までだって格差は存在していたのですが、多くの人は経済的に窮乏したら「帰るところ」がありましたよね。林芙美子の「放浪記」を読んでいると、都会に行っては夢破れて四国の故郷に帰るということの繰り返しです。もちろん親も決して裕福ではなく、逆に主人公が親に仕送りしたりする時もあるんですが、経済単位である「一家族」に大人が3~4人も居れば、一人くらいはそこそこ調子が良くて他のメンバーを扶養する余裕があったりして、家族の存在自体がリスク回避になっていたように思います。

今はそういう風土がなくなったので、全てをたった一人で背負い込まなければならなくなりました。調子が良い時は気楽で最高ですが、生活の糧を失うと一気に転落してしまうのかなと思います。
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この回答へのお礼

回答いただきまして有難う御座います。激しく納得してしまいました。
NO4の方へのお礼に記載されてるように、私も実家には帰らず自業自得なのですが直撃を受けた人間です。

そして実家に帰るという回避方法を取らないならば、もう一つの方法として生活の場所を変えるというリスク回避の方法があると思うんです。投稿文記載の通り私は、賃貸業に勤めているのでその部分に偏った意見と思うのですが、当然住む場所が都心に近ければ近いほど高いし、離れれば安いです。ネットカフェ難民で例えれば食費とネットカフェの宿泊代で8万程度は収入あるんなら、都心(例えば新宿)から電車で50分も離れればユニットバスで、3万以下の物件もあったりしますし、フロナシは更に安い・・・。保証人が居なくても保証会社があるし。少なくとも何年も難民というのは幾ら計算しても免れるのに・・・と不思議でなりません。

お礼日時:2007/07/23 23:55

いや、まぁ、人社会の必然ですからね。



顕著になっているのは、格差敏感症候群みないな感じになっていることじゃないでしょうか。

やけに芸能人同士がの結婚が多い気がしますね。報道のせいもあるでしょうが。
どっかの芸能人が交際10年越しのデビュー前あたりからの自分の地元の方と結婚とか言ってましたが見向きしませんでしたからね。

どうも格差を煽っている気がします。
格差を感じるのはそういうことかもしれません。
思考が格差を意識させるようにしているのかもしれません。

やらせの可能性が高いのですが、ネットカフェ難民の、
「自分は底辺だ」発言はどーしても腑に落ちません。
格差は同じベクトルを向いていてこそ分かるものです。
だから格差を感じるのでしょうね。
格差を是正するのならば、そのベクトルを変える必要があるのですから。
金を与えるのではなく、金でベクトルを方向転換させるのがベターじゃないでしょうかね。
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この回答へのお礼

回答頂き有難う御座います。格差をあおっていると言うのはあると思います。実際にマスコミに惑わされない意見をいうと、本当の本当にそこまで困窮してる人は少ないのでは?という事です。本当に安い物件ならユニットバスで3万以下であります。それに光熱費1万食費(自炊して)2万、携帯1万、合計7万円、3万のお小遣いがあっても10万です。これでももっと節約の余地はあります。裕福ではないでしょうし都心からも離れるので不便な面はあると思いますから、そこからスタートさせて利便性のいいところへ・・・とステップアップしていけばいいと思うのですが、ステータスなのか何なのか、こんな離れた所には住みたくないというのが原因でネット難民に甘んじている人も少なくないと思うんです。

お礼日時:2007/07/24 00:10

ひと言で言えば、資本主義社会(競争社会)が格差を生むのだと思います。


弱肉強食という自然の摂理の結果、こういった現象が起きているのでしょう。

競争社会で勝つには、努力や運が必要ですが、そのスタートラインは異なります(親の経済力など)。
質問例にあるような勝ち組(←便宜上使います)の人は、運が良かったからかもしれませんし、努力をしたからかもしれませんし、親の経済力などのおかげかもしれません。
逆に、負け組(←便宜上使います)の人は、運が悪かったからかもしれませんし、努力をしなかったからかもしれませんし、親の経済力に恵まれなかったからなのかもしれません。
(個人的には、母子家庭における負け組には、計画力・能力・努力・親の経済力に恵まれていない人が多い気がします。)

強い者(優位にある人)が弱い者(劣位にある人)の上に立つのは、不思議なことではないと思います。
政府など、統治機関が弱者保護をしない限り、このような結果が生じるのは当然でしょう。
あとは、それを良しとするかどうかの問題だと思います。
資本主義と共産主義の比較の問題と同じです。
(個人的には、資本主義社会が最良の制度とは思いませんが、少なくとも共産主義社会よりは”マシ”だと思います。)
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この回答へのお礼

回答有難う御座います。私も極論で共産主義が良いのか?と思ったりもしましたが、自分が努力しても皆で配分じゃ誰も努力しないし・・・と良い制度とは思えませんでした。色々な事情が絡み合って、どの人も現状があることを考えると現状そのものに違いがあるのは当然とも思います。本当に分かりやすかったです。有難う御座います

お礼日時:2007/07/26 00:17

「格差社会はなぜ生まれるのか?」


まずここで言う、「社会」とはなんでしょう?
調べてみると、「生活空間を共有したり、相互に結びついたり、影響を与えあったりしている人々のまとまり。」とあります。
まぁ、要するに昨今言われる「格差社会」の「社会」とは、「日本」ということです。とすると、その「日本」の舵取りをしているのは誰でしょう?そうです、政治家と官僚ということになります。

では次に、彼らは「日本をどのような方向に導こうとしているのか?」ということです。これはバブル崩壊から今までの政権の流れを見たら明らかかなぁと。一番顕著なのが小泉さんですかね。
つまり、彼らは「親米保守・新自由主義・新保守主義」と呼ばれる政治的な立場、思想を持っています。細かくは調べてください。

調べていただいたら分かると思いますが、これらの政治思想は国内的に「格差社会はやむなし」という考えです。もっと簡単に分かりやすく大雑把に言うと、「大都市に住む富裕層さえよけりゃ、他の奴らは知ったこっちゃない」という考えです。まぁ、世界の流行であるから、彼らも乗っちゃったんでしょうけど。

結論からすると、上記のような思想を持っている政治家・官僚が、日本の舵取りをしている限り、「格差社会」というものはなくならないでしょう。無くすためには、上記のような思想を持たない政治家を選挙で選ぶしかありません。もしくは、上記の思想を持っていても、その思想に囚われすぎずに柔軟な発想ができる政治家を選ぶしかないでしょう。

まぁ、「何も考えず小泉さんに諸手を挙げて票を入れてしまう日本人」にとっては、そういう人間を選挙で選ぶのは難しいでしょうけどね…。というか、そもそもそういう人間が出てくるかどうかも怪しいですし…。
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「不動産賃貸業で働いていると」借り手の支払いは借り手の収入の一部で、しかも毎月の収入の大きな部分を占めている人が多いことを実感していることでしょう。



人間は思想を食べたり、思想を着たりしているのではなく、それらの必要物の生産なしには金の価値もないでしょうから、ここで単純に考えれば、必要物の生産がある一定のレベルにあるときに、問題となるのは金に帰着します。

ところが金の問題は、それを得るための就職とか事業が社会的で合理的な目的に沿っています。

結果が格差社会なのは、やはりその目的に沿っているからですね。

では、格差をできるだけ少なくするようにするとしたら、「資格などを手に入れる期間は手当てを多く出す」ような現在の目的を改変しないようなことでは足りないと思います。

物質的には、たとえば100人の社会が、100人全員が働かなくても事足ります。しかし、社会的で合理的な目的は、その100人の社会的で合理的ないろいろな項目の配分を持っていません。

金の面から言えば、金の生み出しが社会的に制度化されています。それは、将来の債務者からの債務の支払いを前提にしています。このような前提に立っている貨幣形態は、格差社会の是正に使用することもでき、逆によりいっそうの格差社会のために貨幣供給できるということです。
もっとも、明日からすべての必要物の生産が停止することを前提していませんが。
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この回答へのお礼

>「不動産賃貸業で働いていると」借り手の支払いは借り手の収入の一部で、しかも毎月の収入の大きな部分を占めている人が多いことを実感していることでしょう。

まさにその通りです。そして、一般的に家賃は収入の3分の1と言われてますが、そう言われていたのは携帯やインターネットが普及していなかった頃の話なので、堅実にいくなら3分の1つまり33・3%ではなく27%程度が望ましいと思っています。

しかしながら、若い人ほどやはり都心への憧れも強いのか何なのか、場所も譲れないし、バストイレ別も譲れないし、マンションも譲れない。と収入の40%位捻出する方も多いです。

お礼日時:2007/07/26 00:42

格差が目立ってきたのはそんなに新しいことじゃないと認識しています。


バブル時期には、土地本位制みたいな感覚で、とにかく不動産を持っていればそれだけで財産が増えました。
俄かに土地持ちとなって、転売を繰返したりも土地買いをした方たちはバブルがはじけ飛んで転落しちゃいましたが…
ところが初めからある程度の資産を持っている方は、そういうマネーゲームには参加せず、手堅く資産を増やしていたのです。

もう一つ、地方の農家は米を作らず農地を荒れさすと金がもうかるシステムでした。
そして、都市化がすすみ農地の宅地化がすすみました・・・このあたりも大きく資産を増やしています。

また、都市と地方との格差はサラリーマン世帯に明暗を分けました。
大都会の普通の世帯でも、50坪の宅地を戦後から持っていると、それだけで資産価値は大きいです。

さて、今日格差が目立ってきたのは、職業の世襲化が進んでいるからです。
議員は世襲が当たり前ですが…親が高学歴(一流とされる大学)だと、その子息たちも同じ道を歩みます。
かくして、一流企業、官僚など親と同じ道を歩む第2世代が多いのです。
この問題は、先にあげた土地の問題とも重なります。
例えば、東京で東大、一ツ橋など進学するには地方からだと、東京地元に比べると+家賃・生活費がばかになりません。
都内で持ち家家庭の子弟が多く一流大学に占めはじめたもこういう理由があります。
地方から、東大にすすむとなればその経済的負担は大きいです。

これらの再生産が始ってますから、収入格差は生まれたときからついているのです。
大都市に生まれるか、地方都市にうまれるか、はたまた親の職業は?

さらに今はゆとり教育で、普通の学校では難関大学進学が困難になってきています。
収入が多ければ、私立中高一貫校に行かせて塾にも通わせることが出来ます。

これからますます収入格差、地域格差は広がり固定化するでしょう。
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この回答へのお礼

回答いただきまして有難う御座いました。職業の世襲化は確かに多いですよね。そして実際仕事で新入学生の親御さんに保証人欄に年収も記載してもらいますが、サラリーマンであればいいところにお勤めであったり、公務員が多かったです。個人的には個々の努力で、例えば奨学金制度を利用したりと、たいていの事はまかなえるという風に思っていましたが、それを跳ね返す努力って私が思っている以上に難しい事なんだと思いました。

お礼日時:2007/07/26 00:33

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