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閉め切った部屋は湿気がひどいので、窓を開けましょう。こんな事を言われると誰も反対しませんね。

しかし、閉め切った部屋には、湿気はどこからはいるのですか。
入って来た湿気はどうして出て行かないのですか。
壁や天井や床は湿気の移動に対して、一方交通なのでしょうか。

外の湿度は一年中、上がったり下がったりします。対応して、室内の湿度も影響を受けるでしょう。室内の湿度の年間平均は、外気の湿度の年間平均になりませんか。

以上永年の疑問です。工科大学建築科教授に伺っても、ハッキリしませんでした。どうも壁材などが含む(あるいは含める)水の量と室内空気が含む水の量のバランスを上手に計算するとよいような気がします。

A 回答 (14件中1~10件)

>閉め切った部屋には、湿気はどこからはいるのですか。


簡単なこと。風の流れがないからです。
はいるのではなくて、行き場のない空気がよどむために、温められて湿気ができるんです。
疑問を解くには、空調関連の本を読めがわかります。

この回答への補足

ごめんなさい。質問が不十分でしたね。
人のいない部屋、調理もしない部屋が、締め切っておくと湿るのです。
例えば、書庫。一年訪れなかった別荘。

絶対湿度は水分の出入りがなければ変化しませんね。(相対湿度ではない。)

湿気、水分は壁、天井、床を通してしか入り込めません。
入るなら、出てくれてもいいですよね。

補足日時:2007/08/11 17:10
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この回答へのお礼

No.14 の方へのお礼欄に皆様へのお礼をまとめ適しました。
有り難うございました。

お礼日時:2007/08/25 15:32

「閉め切った部屋は湿気がひどい」とはどういうことでしょうか?では開けっ放しにしておけば良いのでしょうか?


夏の間は部屋の内装材からと、人体からの水分の蒸発が原因と思われます、冬は暖房器具からの水分発生が多いでしょう。
昔の家は、土壁が用いられておりこれが湿度調節の役目をしていました、それと隙間だらけで常に換気がされていました。
私の家は、全室に24時間換気装置が取り付けてあります、夏の間はエアコンを除湿運転することでしのいでいます。
現代の住宅は、高気密、高断熱、に作られています、当然ながらそれに対応した設備が必要です。

この回答への補足

有り難うございます。昔の土壁の役割は大変大切だと了解いたします。

この点にコメントする前に、不十分であった質問の表現を改めます。
人のいない部屋、調理もしない部屋が、締め切っておくと湿るのです。
例えば、書庫。一年訪れなかった別荘。室内には、水分供給源はないのです。

絶対湿度は水分の出入りがなければ、温度が変化しても、気圧が変化しても、変化しませんね。(相対湿度ではない。)

湿気、水分は壁、天井、床を通してしか入り込めません。
入るなら、出てくれてもいいですよね。

私の興味は、物理現象として、締め切っておくと水分が室内に溜まるのはどうしてかという所にあります。お答えの中では、昔の土壁の役割が物理的に、数字的に、時間の関数として、そして外気の湿度変化を仮定した条件下で、解明されると大変有り難いのですが。

補足日時:2007/08/11 17:16
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この回答へのお礼

No.14 の方へのお礼欄に皆様へのお礼をまとめて記しました。
有り難うございました。

お礼日時:2007/08/25 15:33

成人男性は寝ている間に体内水分の1~2リットルを呼吸や汗の蒸発で失うそうです。


ということは、成人男性が呼吸や汗で失う水分は24時間で最低4~8リットルになります。
密閉性の高い部屋で換気をしなかった場合、
成人男性が一人いるだけで湿度はグングン上昇していきます。

人や動物、植物が室内に存在しない場合は、室内の湿度はほとんど変化しないと思います。
それは魔法瓶の中の絶対湿度が一定なのと同じ現象です。

この回答への補足

有り難うございます。
質問の表現が不足していました。ごめんなさい。

人のいない部屋、調理もしない部屋が、締め切っておくと湿るのです。
例えば、書庫。一年訪れなかった別荘。

おっしゃるとおり、絶対湿度は水分の出入りがなければ変化しませんね。
それなのに、現実に湿気で何十年も苦労しています。

湿気、水分は壁、天井、床を通してしか入り込めません。
外気の水分を壁の材料が吸収する。じわじわと壁材中に拡散する。内側表面に達した水分は室内に放出される。こんな現象でしょう。

入るなら、出てくれてもいいですよね。

補足日時:2007/08/11 17:32
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この回答へのお礼

No.14 の方へのお礼欄に皆様へのお礼をまとめて記しました。
有り難うございました。

お礼日時:2007/08/25 15:34

入るのではなく、独自に発生するのだと思います。

だから、外気との平均とはならないでしょう。

室内の湿気の発生源は、まず水周り設備です。風呂や鍋で湯を沸かしても派生します。水槽でなんか飼ってれば、それも。
次に人体です。生きてるだけで、人間はかなりの水分を放出しています。寝汗などで、布団を干さないとかびます。
また、アメなどで外気が湿気ていれば、その空気が入って、水分が壁や畳などに吸収されます。
そのような水分が、外気との還流がない状態で滞留すれば、外気より湿度があがる可能性は高いでしょう。ましてや、滞留すれば、カビの発生がおきやすくなります。皮脂などの他の要因も加味されるわけですから。

また、還流させるためには、入り口がない高断熱高気密住宅でもない限り、換気扇で逃がせば、どこからか流入しますので、窓を開けなくともそれなりの効果はあがります。ただし、発生量が換気放出量を上回れば、効果は薄くなります。

この回答への補足

ご回答有り難うございます。質問の表現が不十分でした。ごめんなさい。

人のいない部屋、調理もしない部屋が、締め切っておくと湿るのです。
例えば、書庫。一年訪れなかった別荘。乾いた書物以上に水気を含む物はありません。

絶対湿度は水分の出入りがなければ変化しませんね。(相対湿度ではない。)

湿気、水分は壁、天井、床を通してしか入り込めません。
入るなら、出てくれてもいいですよね。どうも壁が湿気に対し、逆止弁の役を果たしているような気がします。

補足日時:2007/08/11 17:33
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この回答へのお礼

No.14 の方へのお礼欄に皆様へのお礼をまとめて記しました。
有り難うございました。

お礼日時:2007/08/25 15:34

入り込むのは、サイフォン効果みたいなもので、低いほうに移動します。

しかし、空気対流や換置がないない空間において、それが自然に出て行くことはおきにくいため、侵入した状態で滞留するわけです。
少なくとも、接地階であれば、床からの侵入が最も懸念されるのでしょう。

この回答への補足

有り難うございます。簡単なスケッチを描きます。直方体の空間、すなわち部屋を考えます。天井も、床も壁と表現します。

.      ||
.      壁
. 外気  ||   部屋
.      →
.      →
. 高湿度 ||  低湿度
.      ||
.      ||

外気と部屋の間に壁があります。天井と床は省略しました。No.5 の方は湿度の内外差があるときは、広い意味でのポテンシャルの差があるので、湿気が入り込むと教えて下さいました。それでは何故、乾期に、室内の湿気は外に出ないのでしょう。室内より、外気の湿度は低いはずです。同じ原理でしょう。

残念ながらまだ完全には理解できません。

補足日時:2007/08/12 09:54
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この回答へのお礼

No.14 の方へのお礼欄に皆様へのお礼をまとめて記しました。
有り難うございました。

お礼日時:2007/08/25 15:35

> 何故、乾期に、室内の湿気は外に出ないのでしょう。

室内より、外気の湿度は低いはずです。

たとえば、普通の携帯電話を水に沈めると、水圧の関係もあって、ものの数秒で、すぐにその中は水でいっぱいになってしまいます。

逆に、それを水中から取り出して、分解せずに外部から扇風機などの風を休み無く当て続けても、見かけのスキマは殆どないので、数日経っても、100%水分が抜けきることはないはずです。

全くの想像ですが、外気の湿気が下がっても容易には室内の湿気が抜けないのは、そういう道理と似ているような気がします。

つまり、仮に室内建材(木製の天井材や床材、壁紙など)自体が水分を吸着する可能性をゼロと考えたとしても、乾燥した外気と同じ湿度になるまでに相当の日数がかかることになります。

高温多湿の日本では、乾燥した気候は長続きしないので、室内の湿度が下がろうとしたときには、天候の変化による新たな湿度の流入が始まるので、結局、いつまで経っても湿度は低くならないという状態になってしまうのではないでしょうか。

この回答への補足

携帯電話の例を出して下さいました。
この例では、「入るという現象」には水圧があり、「出るという現象」には水圧がありませんね。ですから、「入り」と「出」には差があるのでしょう。

部屋に湿気が入る「入り」と「出」に差が出る理由は何でしょう。

最後の一節について申し上げれば、室内の湿度がたちまち、非常に低くなることを期待はしていないのです。外気の湿度の時間平均、例えば、年平均と室内の湿度の時間平均が同じにならないのはどうしてかという疑問です。もっとも、平均値を正確に測定したことはありませんが。

補足日時:2007/08/12 13:55
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この回答へのお礼

壁体の性質に言及して下さり、大変参考になりました。

No.14 の方へのお礼欄に皆様へのお礼をまとめて記しました。
有り難うございました。

お礼日時:2007/08/25 15:38

ま、そこまで入り組んで知りたいなら、自分で実証実験すればってことです。

と、いうことで、これで最後になります。

入り込んだら出ないのは、狭い空間で滞留してるからで。長期的に見れば平均化する可能性は高いですが、それ以前に次のアタックがあるわけで、その暇はありません。そもそも空気換置の重要ファクターは、風です。それがなければ換置は効率的に進みませんから、当然外構とは状態が異なります。
また、換気がなぜ必要なのかについてはカビの発生の問題ですから、空気滞留してる状態では還流している状態より発生しやすくなりますから、還流させていないと意味がないのです。自然換気ではおっつきません。それは窓を開けていても同じですが、開けたほうが効率がいいだけです。
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この回答へのお礼

何回もお付き合いいただき有り難うございました。
質問の文章も、要を得ない所が多く、反省しております。

お礼日時:2007/08/13 08:57

閉め切った部屋といっても完全な密閉状態では無いのでは無いですか


わずかな隙間でも水蒸気は進入してきます
http://www.bekkoame.ne.jp/ro/apssk/kennkou/meru/ …

この回答への補足

有り難うございます。教えていただいた文献は初めて見ました。いろいろ参考になります。建築学の友人にも紹介いたします。有り難うございます。

ただ、他の方にも謝罪いたしましたが、私の書き方が悪く、今回の質問は正しく理解していただいておりません。私は、湿気の侵入経路や、湿気の除き方や、対策を知りたいのではありません。それは別の問題です。私の興味は、単に、水分の移動あるいは移動速度が「入り」と「出」で異なるのは何故か知りたかったのです。
緩衝物体でもある壁を通して、領域Aと領域Bの間を水分という物質が移動いたします。その時の速度が方向によって異なるのは何故かを知りたいのです。
お気を悪くされると困るのですが、しつこく申し上げれば、隙間から入った水蒸気は何故隙間から出て行かないのですか。

補足日時:2007/08/13 18:26
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この回答へのお礼

No.14 の方へのお礼欄に皆様へのお礼をまとめて記しました。
有り難うございました。

お礼日時:2007/08/25 15:39

湿度(とこれのエントロピー)だけしか考えていないところに誤りがあるのではないでしょうか。



ケース1:日当たりのよい部屋
部屋の外からの熱によって部屋内の温度は容易にあがりますが、畳・石膏ボード・木板等に含まれている水分の蒸発量が増えることと相対湿度が下がることによって三者からの水分が部屋の中に引っ張り出されます。

部屋の気温が低くなると相対湿度はあがりますから一部は三者の中に戻るでしょう。でも、外気が温室状態の部屋温度以上になることは通常無いですから外気への水分を引っ張り出す力が弱く、結果、部屋の湿度が高くなるのではないのでしょうか。

ケース2:日当たりの悪い部屋
部屋内外の気温が恒常的に低いので、三者の中に含まれている水分の蒸発量(蒸気圧っていうんだっけ?)が少なく、よって外気へ逃げる水分量も少ない。三者の中に戻る水分量も少ない。
よって、仮に十分長い時間があれば部屋の中の湿気も外気に逃げていくことは考えられるが現実の天候はそうではない。

以上、無い知恵絞って考えました。

(学生さんであっても)研究者さんの質問であるようですので、密閉した容器を石膏ボードで二分して一方の室の湿度を変化させ、もう一方の湿度を計測する実験をしてみたらおのずと答えが出てくるように思えるのですがどうでしょう?

この回答への補足

ご協力有り難うございました。
多くの方のご意見を参考にしております。ただ、今回の質問は、『事実として、室内の湿度が高い』ので、高くなる理論的裏付けを助けていただきたいというのです。また対策を立てたいというのでもありません。
新しい理論が出来たら、裏付け実験も必要でしょうが、湿度変化を、測定する必要はないのです。
方向としては、No.2 の方が言われる、土壁の役割を解明すればよいかと考えています。土壁でなくても、一般的に言えば、壁体の水分保持能力です。他の材料でも同じです。

補足日時:2007/08/18 07:37
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No.14 の方へのお礼欄に皆様へのお礼をまとめて記しました。
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お礼日時:2007/08/25 15:40

>例えば、書庫。

一年訪れなかった別荘。乾いた書物以上に水気を含む物はありません。

室内のものが水分を含むことに、室内の空気の流れ(いわゆる風)の影響するのではないでしょうか。同じ湿度でも人間が動いたり、窓を開けて空気が動けばものの表面から水分を奪っていくと思います。

締め切った部屋では空気が動かないので空気と物の水分量は平衡するのでは。

よく湿度100%近い雨の日に、軒下に洗濯物を干している人がいますが、風があれば完全には乾かないが水分は減ってゆきます。

私は室内の湿度の年間平均は外気の年間平均になるのでは思います。

この回答への補足

ご協力有り難うございます。
『私は室内の湿度の年間平均は外気の年間平均になるのでは思います。』と書いて下さいました。私の質問の原点は、ここにあります。私もそう思ったのに、事実は、室内湿度が高くなるので、説明が付かなくなったのです。
勿論室内に置かれた物質と室内空気の間には、水分量の平衡が存在します。しかしその水準が上がって行くのです。
本当に多くの方の、ご意見をいただきました。現在は、No.2 の方の言われる、土壁の役割を解明すべく、努力をしております。

補足日時:2007/08/18 07:56
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No.14 の方へのお礼欄に皆様へのお礼をまとめて記しました。
有り難うございました。

お礼日時:2007/08/25 15:41

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