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最近ニュースでよく聞く「戦後レジウムからの脱却」の
戦後レジウムとはどういう意味なのでしょうか?
何となく「戦後の政治」みたいな感じがしてるのですが
はっきりとした事がわからないので教えて下さい☆

A 回答 (8件)

下記のサイトに大変分かりやすい答えがあります。




http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

反戦中・戦前という意味。

戦後レジウムからの脱却というのは、戦中・戦前にような国にするということ。
帝国憲法の復活から、マンションにも床の間の義務付けまでさまざまな懐古趣味を国民に押し付けようと一生懸命です。
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レジウムって、「レジーム」(体制)って意味だったような気がします。


つまりは、戦後の体制からの脱却・・・戦後っていうのは忘れて、新しくいろいろやっていこうという身勝手な言葉だと思います。
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レジーム(レジウムよりこちらが使われる)はNo.2のおっしゃる通り体制という意味です。



戦後のWGIP(ウォーギルトインフォメーションプログラム)等による腐敗した政治(教育、安全保障、もちろん官僚制度、国会も?等)を見直し改革しようということです。

小泉政権の流れを汲んだ、改革のことで、懐古趣味の押し付け等は左翼の勝手な妄想です。

全く個人的な考えですが、ちなみに戦前が悪いことのように言われていますが、それは日教組やWGIPによる教育のせいで、もしかしたら本当に戦前に戻したほうがいいのかもしれません。
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「レジーム(régime、体制)」ですね。



戦後の冷戦構造に基づいた体制を変える事であり、
『前提条件が変わったので 現行の体制では不十分になる』が元々の意味です。


前提条件から見直す事は 左翼のプロパガンタの暴露に繫がる為 全否定している場合が殆どですが
『聖域を設けず 全てを見直す』のを嫌っている人以外は・・・・
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 他の回答者の方もお書きになっているようにここで使われている「レジーム」は「体制」とするのが一番近いでしょう。


 で「戦後レジーム」とは何を指すかですが、非常に大雑把に書くなら日本が敗戦後に構築してきた国家体制を指すと考えて良いのではと思います。
 日本の経済発展や国際情勢の変化に伴い、敗戦後から構築されてきた体制ではうまくいかない(例えば、海上輸送路の安全確保を他国に依存せねばならないとか、国際協力に足枷があるとか)ので見直そうというのが「脱却」の意味するところではと私は解釈しています。
 日本も長い経済停滞が続いてきて閉塞感が生じ、そういった状況からの脱却という面で一定の支持を得ているようです。
 個人的には懐古趣味の要素が強いようで、復古主義的内容が比較的多くオリジナリティには乏しいと感じています。政策としてはその時々に応じたものを取捨選択する必要があるのでこの復古主義的内容を全否定するわけではありませんしそれを含む「戦後レジームからの脱却」ももちろん良いと感じる内容は含まれています。ただ、「戦後がだめなら戦前」のような短絡的な内容もあり、大胆な表題の割に内容は練り上げが足りないような印象です。
 年金問題で見られたように、官僚をはじめとする役人組織への指導力のなさと、対応の未熟さから、「戦後レジーム」の大きくはあるが一要素に過ぎない組織の統制が出来ない現状では画餅になるかあるいは安易な対応にこの「戦後レジームからの脱却」は陥る危険性があるでしょう。
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要するに、政治と経済の閉塞状況から生まれる体制反動化への欲求を横文字でぼかした言葉だと理解すればよいのではないでしょうか。


戦前戦中への反動が戦後体制で、そのまた反動というわけですが、ストレートに表現するとあまりに露骨ですからね。
こういう政治的動向は、どの国の歴史でもよくあることです。

あるいは、経済的利得ゆえに米国依存のまま独自外交をなしえなかった状況への反省を、それでも米国主導体制からの脱却として再構築しえない政府が、そのジレンマをごまかすために戦後の左翼的社会風潮に責任転嫁しようとして生み出した言葉かもしれませんね。

私見としては、戦前に引き戻されるとかいう心配より、世界から孤立する危険性を顧みずアメリカと共同歩調で新たな戦前が始まるのかな、という感じです。
そもそも、今の閉塞状況ってのは不自然な戦後成長のツケ払いという自然な顛末であって、それをいまさら結果論でもって「脱却」などといっている時点でなんとも白けてしまいます。
まあ、政治家ならではのレトリックですので、あまり言葉にこだわる必要はないのですが。
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要するに政争の具としてのスローガンです。


戦後、ほぼ一貫し得て自民党が政治を担ってきました。それらがダメダメだっていう話をして私心に合わないと言っているんですね。で、それを言っている人のほとんどは同じ穴のむじなだったりします。
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戦後レジームは人によって定義が異なるのですが、あえて共通項を抜き出すとGHQ改革によって作られたリベラルな体制・文化のことと思われます。



平和憲法、専守防衛の自衛隊、ハト派外交、官僚主導政治、象徴天皇製、親中路線、政府に批判的なマスコミ・知識人、人権主義などが該当するようです。

従って安倍氏の唱えた「戦後レジームからの脱却」は憲法改正、伝統回帰、愛国心、対外タカ派、共同体志向、嫌中(米)、ポピュリズム、戦前体制・文化への傾斜と言ったところでしょうか。

大まかに言えば戦後レジームはリベラル路線、そしてそれからの脱却は保守路線のことですね。

リベラルから保守への流れは英米では30年ほど前に、そしてフランスでは現在起きていることで、日本もその潮流に乗っていると言えるでしょう。そして英米では行きすぎた保守路線からの回帰が始まってますが、日本の先の参院選での自民大敗もそれをなぞるものと考えられます。

戦後レジーム批判のどこに問題があったかと言うと、一つは対外的孤立です。実際六カ国協議では孤立しているのは北朝鮮でなく、むしろ日本ですし、日本外交の要とでも言うべき日米同盟は慰安婦非難決議などでぎくしゃくしています。これは保守路線を進めると、必然的に太平洋戦争自衛論となりますが、それは到底アメリカには受け入れられないからです。つまり行きすぎた保守路線は東アジアだけでなく、アメリカをも敵に回す危険性が高いのですね。

次に戦前賛美をすると言うことは、特攻隊や特高などを肯定することでもあります。つまり人権思想、民主主義を否定することに繋がりかねない危険性があります。もちろんそこまで露骨な法律を作ることは難しいですが、愛国のため、と称して様々な弾圧や抑圧をかけることはアメリカなどでも行われていることです。

最後に、おそらくこれが最大の問題になるのですが、保守路線は大きな政府志向なので、現在の小さな政府を目指す改革に逆行するという問題があります。軍備を増強し、国民の一体感を出すために格差是正に努めるという政策は、バラ撒き政治に陥りやすく、日本の競争力を弱める結果になるでしょう。
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