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昔から不思議に思っているのですが、外車のホイール脱着ってボルト故にめんどくさいですよね。
日本車はスタットボルトにとりあえずはめられるので楽チンです。外車方式はクルマ文化の先進国?のどんな考え方の表れなのでしょうか?
楽チンな国産車方式で何か問題が起きるのでしょうか?

A 回答 (3件)

>どんな考え方の表れなのでしょうか



メーカーさんの説明は、「ボルトの方がナットより締付時のネジ山の数が多くなるので適する」、です。しかし、ナット式も長めのナットにすればネジ山の数は多くできるので、この説明は不合理です。私の推測では、

1.部品点数が減らせる:ボルトとナットから、ボルトのみになる
2.加工が容易:ボルトの加工だけなので加工がし易い、精度も出し易い

しかし、実用上は、
1.ネジ部損傷でハブ交換になってしまう
2.夜間、照明のない所ではタイヤ交換がしにくい(ガイドピンの孔が解り難い)
3.ホイールかボルトを交換した時、ボルト長が合わずハブから出ると、ブレーキを破壊する可能性がある

というような問題もありナット式の方が良いと思います。マツダがボルト式をやめたのは、これではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

なるほど、そういえば、国産車だとピッチ 1.25 と 1.5がありますね。1.25はねじ山を多くしようとした結果かもしれませんね。

ユーザーからすれば部品点数が少ないメリットはないですからナット式の方がいい!というご意見、非常に共感できます。

お礼日時:2007/08/24 15:37

スタッドボルトでの脱着の場合、ボルトの長さの分だけタイヤ・ホイールを平行移動しないといけません。

タイヤ・ホイールのサイズが大きかったり(必然的に重い)、足場が悪い・スペースがない場所ですと、「平行移動」というのは以外と大変な手順になります。
ボルト留めの場合、ボルトが外れれば最後はそのまま傾ければばタイヤ・ホイールは車体から離れます。車載のジャッキでタイヤをはずす・交換するという状況では車体はそんなにジャッキアップしませんから、こういう利点が生じます。多少手間取りますが、ガイドピンを使わなくても装着も可能です。
「ボルト留め」は非常時の「取り外し・交換」ということも考えた上での選択だと思います。
タイヤ・ホイールの取り付けの際に、手間取らないようにということでガイドピンを使うと「ボルト留め」の車種でも「平行移動」が発生します。スタッドボルトって生産効率を第一に考えた結果(というかこの選択しかありえないでしょう)という感じがします。
W123,W126といった古い世代のベンツを6年ほど所有していて、たまに自分でローテーションもしてました。なるほどこういう考えもありか、といろんな面で考えさせられるクルマでした。では。
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この回答へのお礼

大変興味深い回答をありがとうございます。

>「ボルト留め」は非常時の「取り外し・交換」ということも考えた上での選択
なるほど、これはクルマ文化先進国のにおいがしますね。

スタッドボルトが生産効率がいい=国産車。ということを勉強してみます。

お礼日時:2007/08/18 07:26

1つの理由は強度の問題だと思います。


ボルトの場合は、ボルトのネジ山の部分の長さと
車体側がかみ合ってタイヤを固定できます。
日本車のようにナットの場合はナットのネジ山が
スタッドボルトにかみ合います。
ボルトとナットのネジ山の長さはボルトのほうが
かなり長いので、その分、締め付け強度も高いわけです。
2つめは劣化した場合、交換がスタッドボルトは面倒という
のがあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

ボルトの方が強度が優れていることはわかりました。
ならば強度が劣るナット方式を国産メーカーが横並びで全部が採用
していることに疑問が残りますね。

お礼日時:2007/08/16 08:06

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