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私の彼の話なのですが、薬学出身で修士課程を卒業しています。
今企業で働いているのですが、いづれは大学で教える側に回りたいと言っています。

大学で生徒に教える立場の方というのは教授や講師になりますよね??
それはどういう道をたどればいいのでしょうか??

今25歳なんですが数年働いてお金を貯めて博士課程に進みたいそうです。
30くらいから博士課程に通い、3年後に卒業した後はどうなるのでしょうか??
そのまま大学へ就職出来るのでしょうか??

A 回答 (15件中1~10件)

再度、No.9、13です。



No.14の方、補足ありがとうございました。ただ注意しないといけないのは、多くの場合、32歳を一応の年齢制限としています。従って、32歳までに少なくとも、博士取得見込みにはなっておくことが必要です。
あと、博士取得後の選考採用(試験免除)の場合には、国I不合格暦(その後合格していれば別ですが)があると、不採用の理由にされることが多いので注意が必要です。
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Ano.9の情報に追加.


政府系の研究所は国家公務員試験に合格している必要がありますが.例外は博士号を持っている場合で,公務員試験に合格していなくてもOKです.

ただ,僕が知っている事例(旧電総研)では,採用はほぼ一本釣りみたいでしたね.「うちに来ないかー.修士で来るんなら公務員試験に合格して貰う必要があるけど.」と修士時代に言われたことがあります.

たしかに,政府系の研究所から大学教授への転身というのもよくあるパターンですね.
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No.9です。

国立研の研究員(現在は独立行政法人)とは、国家公務員I種試験に合格すれば採用される可能性があり、研究所勤務になります。民間に比べれば研究ができますし、大学よりはポストがあるのでお勧めです。私がやめたのは、たまたまはずれの役所の研究所だったため、民間の技術指導がメインだったためです。よく見極めて就職すれば大丈夫です。試験に受かる必要はありますが。
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地方の大学ですと研究費が少ないので、企業からの研究員を准教授や教授で採用する傾向がますます強くなっています。

しかしながら、一部新聞でご存じかもしれませんが、小泉元首相が積極的に行ってきた経済財政諮問会議で地方の国立大学への運営費交付金(人件費、光熱費)が大幅に削減される大学と逆に増える大学が明確に分かれました。いわゆる勝ち組と負け組ですが、負け組の大学(地方の国立大学はほとんど削減)はポイント制が導入され、人件費を今後減らす作業が強いられています。これは地方の大学の教員の能力が低いとかいう問題ではなく、キャノンの社長や某私立大学出身の教授政治家などが中心になって、自分の好きこのみに近い形で積極的に行ってきたいわゆる地方切り捨ての結果です。
このような状況の中でまちがって負け組の大学に行くとストレスがかなり強くなってゆくと思います。また、下からの昇任ですと教授になれる年齢が高くなっています。
企業で論文を書いて論文ドクターや社会人ドクターをとり、チャンスがあれば大学に公募もしくは企業の装置や共同研究が可能な状態で、応募する方法がベストではないでしょうか。地方の国立大学は疲弊しきっていますので、お金や装置、共同研究をちらつかせれば、ほとんど食いついてきます。
大学にもよりますが、助手で論文を書くより、企業の研究員として論文を書いた方が、論文数は増えると思います。論文の質よりも量です。悲しい現実ですが、少子化がとまりませんので日本の大学の活動は衰退するのは間違いありません。海外に出る覚悟があるのでしたら、多少生き方も変わるかもしれません。
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まず1点訂正.


「博士が100人いるむら」ですが,1つ嘘があります.
100人に8人は行方不明とありますが,正確には,「大学を出るときに大学事務に,修了後の身の振り方を報告しなかった」人の数のようです.
僕の知り合いは博士課程を出て漫画家になりましたが,事務に進路を知らせずにバックレてましたので,統計上は「行方不明」あつかいだったかもしれません.あとになって「自営業」と報告したやに聞いていますが.

閑話休題.薬学出身とのことで,理系限定の話をします.

「いづれは大学で教える側に回りたい」とうのなら,諦めることをお勧めします.その程度の気持ちでは無理です.

いま,大学院をストレートに出るとか,論文をバリバリ書いて博士課程を年限短縮ででて博士号を持っているという新卒者が沢山,大学教員のポストを求めて争っている状態です.30過ぎた新卒Drの出る幕はありません(年齢差を吹き飛ばす圧倒的な実力実績の差がなければ).

絶対大学で教える側に回るぞ!というのなら,今すぐ大学の博士課程に戻ることです.「数年先にお金を貯めて」では無理だと思って間違いないです.
たとえば,19歳の男が「お金を貯めて数年後に芸能学校に入ってアイドル歌手になりたい」と言うのと同じです.すでにもう時機を逸しかけているのに更に数年待っている余裕はありません.

博士課程だと毎月10万円以上奨学金が借りられますから,それをあてにして,2008年4月から博士課程に入学しましょう.
ここまでが王道.ですが,大学教員になり損ねるとけっこう悲惨かも.

別の道としては,働きながら論文を書くことですが,それで大学に採用されるのは難しいです.
・まず働きながら論文を書いて博士号を取るまでに何年もかかる.
・論文をいくら書いても研究実績が増えるだけで教育実績が増えない.
 教育実績無しでも採用されるのは,助教くらいです.
・年齢的に,助教(助手)として採用されやすい時期をすぐに過ぎてしまう.講師以上だとさらに条件が厳しいです.論文数も教育実績も.

あり得るとしたら,母校の恩師と緊密にコンタクトを取り,非常勤講師の口を紹介して貰って教育実績を積むことです.ただし非常勤講師は薄給ですのでこれで生活を成り立たせるのは難しいです.また,今勤めている会社のしととと両立も難しいでしょうけど...

母校の教授のコネとプッシュがあれば企業で数年~10年くらい働いたところで呼び戻されて助教~講師というパターンも無くはないです.

3つめの道は,50代(後半)で教授(助教,講師,準教授,をすっとばしていきなり教授)を目指すことです.
この場合,論文を書き,社内で研究所長くらいに出世して,研究実績と教育実績(社員を教育指導した)を積みます.で大学の公募に応募するわけです.実務者教授を想定した教員募集もある程度あります(専門職大学院とか),がどっちかと言えば一本釣りが多いですね.NTT→大学の情報系学科とか,がよくあるパターンと聞きますが...

質問者様の彼氏が,ここで皆さんが回答してくださったようなことも知らずに漠然と「いつかは教える側に」と言っているようなら,聞き流して構いません.「いつかは宝くじが」って言うのと同じ本気じゃないですから.

第2第3の道だと,大学教員に成れなくとも会社人として居続けられますので,ローリスクとは言えます.

これから子供の数はどんどん減ります(すくなくとも18年後まで大学入学年齢の子供の数が減るのは確定済み).大学はある種斜陽産業ですので,その点もよく考慮して,彼氏を応援するか,カタギの道に引き戻すかよく考えてください.
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 8番の方が書かれているとおり、ここにある回答の内容程度なら、修士課程の大学院生でもみんなよ~く知っていることです。


 ですから、あなたから彼氏さんに教えてあげるためというよりも、あなた自身の参考にするために、非常にわかりやすいHPを紹介します。
 紹介したHPの表現は、いささか自虐的ですが、内容は決してオーバーではありません。朝日新聞の記事内容とも一致してるでしょ。かく申す私も、苦節10年40歳にて初めて半定職につけました。一時期、健康保険料さえ支払えなくなったこともあり、苦しい毎日でした(非常勤先では社会保険に入れない。)大学に就職しても忙しいばかりで研究できず、身分は不安定で、苦しいことばかりですが・・・。友人の一人は、40歳代後半なのに、いまだにポスドクです。ちなみに、私たちは、旧帝大の院出身です。
 彼氏さんが、本気で研究職をめざすのなら、経済的にも精神的にも強力なサポーターとなってあげてください。心よりそう願います。
 

参考URL:http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/index …
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私大教員です。

正直言って棘の道です。私が大学教員になろうと思った時期と重なりますので、私の経験を書いてみます。
私は、修士修了後、企業に研究職として入りましたが、実体は工場での単純作業でした。1年2ヶ月で、退職し、大学教員を目指しました(当時25歳)が、ある公募に応募したところ、博士課程に入ることを勧誘されました。
しかし、生活を考え、別の企業に転職、研究が出来る環境になりました。しかし、論文が書けるような環境ではなく、並行して大学教員の応募をし続けましたが入れるところは無く、次善の策として公的機関の研究員を目指しました。27歳で県立研究所(県上級試験)、28歳で国立研(国家I種試験)に移り、研究を続けました。29歳で結婚しました。31歳で、国立大学に技官として移りました(教員ではありません、助手より低いポストです)。37歳で教授が定年になったところで、転出先を探すことを求められ、38歳時に教授が移っていたFランク私大に講師として移りました。ここまで、ほとんど論文を書くことが出来ず、博士の学位もありませんでしたので、出身大学の教授に相談したところ、社会人大学院を薦められました。これなら、論文を3報書けば、1年で学位が取れると言われ、また、自分の大学に勤務したままで、週一、土曜日に教授の所に行き、議論すればよいと言うことでした。しかし、子供3人を抱え、1年間とはいえ、授業料が発生することで断念しました。その後、論文博士を取得しましたが、この条件は、論文10報で、取れた年齢は47歳です。そして、もう一度別のFランク私大に准教授として移りました。教員公募の倍率は、分野によりますが、Fランク私大でも50-60倍はざらです。論文があっても、学位があっても、採用されるかどうかはわかりません。さらにFランク私大は、学生の募集等で忙殺され、研究どころではありません。したがって、現在も転出先を探しています。
私の経験からは、大学教員よりも国立研の研究員を目指す方がよいと思います。確かに試験のハードルはありますが、大学教員を目指すよりはるかに確率が高いです。そこで学位をとって、仕事に励めば、大学への道も開けるかもしれませんし、だめでもそのまま研究できますので。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

経験者の方からの回答、大変ためになりました。

国立研の研究員というのはどういう仕事なのでしょうか?
私は文系なので、全くわからなくて・・・すみません。
やはり、皆様仰るように企業での研究職で頑張って大学への道を目指すほうが確立は高いということなのですね。

彼とも仕事について色々話し合ってみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/06 09:20

質問者さまはご本人ではないので、後ろ向きなことを書きます。



専攻にもよりますが、課程博士(大学院の博士課程に在学し博士論文を書いて博士号を取得した人)の場合、大学院修了が33歳では大学教員になるのはぎりぎりです。助教(以前は助手と言っていた職)あるいは講師なら35歳くらいまでが公募に応募できる限界と言われています。つまり、それまでに常勤の教員になれなければアウトです。最近は、どこの大学もポストを減らしていて、教授が定年退職しても新規の採用をしない大学も増えているのに対し、博士号取得者の数は一昔前と比べると非常に多くなっているので、大学教員になるのは、年々狭き門になっています。理系であれば、博士号を取得するのは当たり前、持っているいだけでは、就職の役には立ちません。

すぐ教員になれなかった場合、企業に就職しないのであれば、ポスドクになるしかありませんが、ポスドクの給料は無給に近いこともあれば年収400万円くらいの場合もあります。私の知り合いは、博士号取得後すぐに就いたポスドクでは月給13万円程度、その後移った先では月給25~30万円程度だったそうです。(ただし、ボーナスはありません。)ポスドクになれるかどうかは、純粋に本人の能力だけの問題でもなく、需要と供給の問題なので、条件の良いポスドク職が多い分野もあれば、高卒の技官レベルの給料しかもらえない場合もあります。

参照URLに朝日新聞のポスドクについての記事のURLをのせておきます。これによれば、博士号取得者の約14%が大学教員になっているということのようですが、平均ですから、もっと少ない分野も多い分野もあるでしょう。また、最近は、助教や講師も3~5年の任期付きが多いので、一旦就職しても、そのまま準教授になれるとは限りません。

彼氏さまは、修士課程に在学されていたわけですから、ここで回答として書かれているようなことは、既にご存知のはずです。
もし、質問者さまのご質問の意図が、「彼の夢は応援したいけど、先の見通しもないのに30歳で学生になられたら結婚もできないし、困る。博士号を取れば本当に大学教員になれるの?」ということであれば、なれない確率が8~9割です。安定を求めたいのであれば、30歳から博士課程に進学して大学教員を目指すのは無謀です。今すぐ博士課程に戻るか、企業の研究職に転職し、バリバリ研究して論文数を増やし、公募に応募していく方が現実的だと思います。

参考URL:http://www.asahi.com/edu/university/zennyu/TKY20 …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

回答者様の仰るとおり、彼は厳しい道だということは理解しているようです。
ですが、私は何にも知らないのでここで質問させていただきました。

ポスドクでももらえるお給料は差があるんですね。
本当、運も関わってるのかな?と思ってしまいます。

今の彼にとっていい道があるとすれば、企業の研究職に転職して研究と論文を頑張っていくことだろうと思います。
このほうが例え教員が難しくても、研究職として頑張っていけますしね。
参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2007/09/06 09:17

1つは、


博士課程に進学し、学位をとりその後ほかの方も書かれているように、
公募で助教→講師→准教授→教授となる方法です。
一番大変そうなのは、ポストが少ないので、採用されるのに何年かかるかわからないので、その間の生活をどうするかだと思います。
大学によってはタイミングよくポストがあくこともあるでしょうが、こればかりはわからないのではないでしょうか。
また、今現在研究されていないのであれば、博士課程に戻りすぐに業績を出す(論文を書く)のも大変かもしれませんね。研究で成果を出すのは思っている以上に時間がかかると思います。

もうひとつは現在の職種が(企業でも)研究職で論文が書ける場合です。この場合はいくらか論文を書いた上で、博士の学位を申請し、学位をとる場合です。以前は企業におられる方で業績を上げられて学位をとられる方がおられたようですが、今現在も可能であればこれも1つの方法です。ただ、論文の数はそれなりに必要ではないかと思います。
学位が取れればあとは公募に応募するということになります。これだと企業在職でも学位が取れますので、生活の心配はありませんが、研究できる環境が必要です。また、企業経験者で博士の学位を持っておられる方をとる学校もありますので、そういうところを探されるのがよいとは思います。

大変かとは思いますが十分話をされた上で、目指されるのであればと思います。
参考までに
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

研究ができる会社であれば、仕事をしながら学位が取れるんですね。
でも、研究職も厳しいですよね・・・
論文も書かなければならないということでしたら、相当頑張らないと難しいですよね。

彼とも十分話し合ってみます、
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/06 09:12

No4 追記です。


ポスドクは所謂アルバイトです。
給料はもらえますが、かなり安いです。
ちなみに私は26で年収300もありません。
当然ポスドクはさらに少ないでしょうし、アルバイトですから福利厚生は整ってないと思います。やとってくれる研究所によりますが。
 
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この回答へのお礼

再度回答ありがとうございます。

ポスドクだと本当にお小遣い程度しか稼げないかもしれないんですね!
それは困りました;
彼とも相談してみます!
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/05 17:19

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