No.4ベストアンサー
- 回答日時:
もう一度発言いたします。
ご存じのことばかりでしたら、ごめんなさい。1.ボルトの役割は色々あります。いずれの場合にも、ゆるむことが最大の心配です。
2.緩み止めには多くの方法がありますが、多くの場合、雄ねじと雌ねじの間の摩擦力が大きな役割を果たします。ボルトを締め付けることにより、ボルトが伸び、伸びたボルトは弾性で縮もうとします。この弾性力で、雄ねじの山と、雌ねじの山が押し付けられて、摩擦力が発生します。十分な締め付け力が要求される根拠です。
3.一方に於いて、締め付けが強すぎると、ボルトそのものに大きすぎる力が掛かる。ボルトにより締め付けられる部品に大きな力が掛かる。などの弊害が出ます。従って、締め付け力上限の既定は必要です。
4.変動する外力が掛かる場合には、締め付け力の範囲が、各部品の金属疲労発生に関連することもあるでしょう。
5.以上の理由により、締め付け力に範囲を規定することは有用であると考えます。必ずしもトルクを数字で規定する必要はないかも知れません。使用する工具の種類と、大きさを決めれば自然に締め付け力が決まることもあります。
6.通常、機械の取り引きに於いては、図面の提出、承認という手続きがあります。相手のメーカーさんに対しては、図面の中に何らかの既定を書き込むことを条件にして、《図面承認》のサインをすることをお勧めいたします。本当に重要な部品であれば、締め付け力の計算根拠を訊くときもあるでしょう。これは重要度によるでしょう。
7.長々と書きましたが、最近の事故報道を見ると、ボルト関連、金属疲労関連が多いので、ご注意を促そうと思いました。簡単なことで事故を防ぎましょう。
8.本当に心配な部品に対しては、受け取り検査、稼働後の検査の方法も考えておきましょう。

No.5
- 回答日時:
状況が良く分かりませんが、お答えします。
常識的なことで恐縮ですが、
締め付けトルクの下限値は ゆるみ防止 で決まります。
締め付けトルクの上限値は ボルトの強度 で決めます。
現場作業で行う場合、トルクレンチに規定締め付けトルクの白線等の目印を入れることがありますね。この白線以上に締め付ければいいということで、作業者はここを越える様にまし締めを行い、上限値は気にしませんよね。
ボルト強度に余裕があるときは、トルクレンチを使ったトルクチェックの場合、人間の力でボルトをねじ切るということは少ないと思います(例えば9T以上のボルトのとき)エアツールで締めるときにはねじ切りますが。
このトルク管理の作業者の実作業にあわせて下限値だけ決めたのではないでしょうか。
No.3
- 回答日時:
念のために伺います。
このご質問の意味、目的は何でしょう。法律、規則に関係なく、常識で考えて、ねじ切るまで締めてよい訳はありませんね。
工業で、寸法でも、重量でも、力でも、トルクでも、範囲を定める意味は何でしょう。(特別に記されていなければ、この範囲という決まりもあるはずです。)
この回答へのお礼
お礼日時:2007/09/22 16:32
海外である製品の製造工程のチェックをしています。
締め付けトルクを設定した工具で締めているので問題ないと思いますが、図面には、範囲ではなく特定値で規定してあります。
只、おおもとの範囲があるのではないかと思い聞いてみたら無いと言われまして質問させて頂きました。
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