プロが教えるわが家の防犯対策術!

数十年前印刷された冊子を一部改定し、出版する計画を立てています。

文章をWordに打ち直しているのですが、
下記のような言葉をひらがなにすべきか漢字にすべきかで迷っています。

「出来る」「できる」
「欲しい」「ほしい」
「分かる」「わかる」

例えば新聞などで、記載方法に規定はあるのでしょうか。

内容は、カトリックの神父様の説教集なのですが、
原タイトルは「霊的教説」で、
これも何だか古臭い感じがします。
もう少し、とっつきやすい様な、良いタイトルはないものでしょうか。

何か良い知恵があればお聞かせください。

A 回答 (5件)

小学生低学年向きじゃなければ


出来る、欲しい、分かるは全部漢字でいいよ

>原タイトルは「霊的教説」
スピリチュアルメッセージとかはどうだ
外国語にするのがナウイぞw
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

スピリチュアルメッセージですか。
メッセージは良いかもしれません。
一部の章が手紙で成り立っていますから。

お礼日時:2007/10/05 22:37

>例えば新聞などで、記載方法に規定はあるのでしょうか…



新聞社には新聞社それぞれの約束がありますが、一般の人なら、国が公用文向けに定めた基準によるのがよいでしょう。
それによると、

「できる」、「欲しい」、「分かる」
http://www.bunka.go.jp/kokugo/frame.asp?tm=20071 …

『常用漢字音訓表』に「来」の読みとして、「きたる・きたす」はあっても「き」のみは載っていないのです。
http://www.bunka.go.jp/kokugo/frame.asp?tm=20071 …

>内容は、カトリックの神父様の説教集なのですが…

と言うことなら、公用文でもビジネス文書でもありませんから、『常用漢字表』の前書きにもあるとおり、現著者 (訳者?) の表現法が優先されると考えることもできます。

日本語に関して詳しくは、主務官庁である文化庁の『国語施策情報システム』をどうぞ。
中でも、
『常用漢字表』、『常用漢字音訓表』、『現代仮名遣い』、『送りがなの付け方』、『公用文に関する諸通知』
などを一読されることをお勧めします。
http://www.bunka.go.jp/kokugo/
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この回答へのお礼

拝見しました。
参考になります、じっくり読んでみます。
訳者にも紹介しておきました。

お礼日時:2007/10/05 22:38

基本的には、ANo.2さまのおっしゃっていることでよいと思いますが、一応、新聞関係でどのように表記するかを以下に書いておきます。


ちなみに、参考にしたのは、共同通信社発行『記者ハンドブック』です。

「できる」
・出来合い、出来上がり、出来心、出来高、出来具合など、「でき…」という場合は漢字を使う。
・…することができる、できる限り、できるだけ、勉強がよくできる、橋ができる、理解できるなど、動詞、副詞などは原則として平仮名書き

「ほしい」
・金が欲しい、水が欲しい、物を欲しがるなど、“自分のものにしたい”、“具体的な何かを求める”の意では漢字表記。
・返してほしい、買ってほしい、来てほしい、見てほしいなど、“…(して)ほしい”、補助形容動詞の場合には平仮名書き。

「わかる」に関しては、「分かる」と漢字表記にする。

その他、「~してください」「~していただく」など、補助動詞は原則として平仮名表記になります。

きっちりとは確認していませんが、このあたりの漢字、平仮名の使い分けは、文化庁の「公用文における漢字使用等について」に準じていたはずです。
また、朝日新聞の用字用語辞典もほぼ同じですので、新聞業界はだいたい以上のような表記に統一されています。

漢字にするか平仮名にするかなどの表記に関しては、公用文やビジネス文書などでない限り、個人個人の好みによって自由にしてよいと思います。
ただ、「この場合は平仮名書きにしよう」と決めたら、その用字については平仮名書きに統一した方が読みやすいし、綺麗だと思います。
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この回答へのお礼

具体的で、非常に良く分かりました。
ありがとうございます。
「記者ハンドブック」、今は10版まで出ているのですね。
訳者と話して、最新版を買う事にしました。

お礼日時:2007/10/05 22:40

その神父さんが実際に書いたというのであれば本人の書いたとおりを尊重すべきですが、そうでなければ#2、#3にあるような基準に従うべきです。


公用文でなくとも特に文学的なものでなければ、あえて基準を破る理由がありませんし、不必要に漢字にしたり、わざと常用漢字以外の字や音訓を選ぶのは見た目古くさい印象や逆にPCや携帯電話の漢字変換に頼りきった頭の悪そうな印象を受けます。
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この回答へのお礼

はい、故人の手紙や講話集、
エピソードで成り立っていますので、
特に文学的というものではありません。
#2、#3の基準に従って校正する事にいたします。

お礼日時:2007/10/05 22:42

こんにちは。



最初に、著作権法第51条によって、書いた人の死後50年を経過するまで著作権が残っているものですから、著作物を改編するには、著作権保持者(本人とは限らない)の許可が必要ですが、許可は取っていますよね。今どき、ものすごく面倒になっていますから、慎重にしたほうがよいです。示談で済めばよいけれども、そうでないと、大変なことになります。

それから、出版するというには、プロらしからぬご質問のようですが、相手から、完全な委託を得ているなら、後は、私個人は、本の共同通信社の『記者ハンドブック』を持っていますが、例えば、

ジャスト・ライトというような製品もあります。
http://www.justsystems.com/jp/justright/

この製品の「共同通信社 記者ハンドブック校正辞書」も別売されています。

Wordでは、ほとんど用をなさないと思います。

それと、私は、題名の『霊的教説』は、いじれないような気がしますね。それだけでちゃんとした特定の意味を成す用語ですからね。新たに作る場合は、この場合は、多くの人のコンセンサスをとらないといけないと思います。

もしくは、どの派か分かりませんが、その派の代表の人に相談したほうがよいですね。派によっても、違う表記がありますからね。

時々、出版社の方で、ちゃんとした関係者の方に相談ないで出版し、結果的に、内容的に無残なものになっているものがあります。とはいえ、宗教関係は、どうして、そんなにたくさんと思うほど、初版本は訂正だらけのケースもあります。
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この回答へのお礼

原本はイタリア語で、
訳者(と言っても修道院のシスター)が直接「どう思う?」と尋ねてこられたのでした。

古い冊子の状態の原作をスキャンしてOCRソフトにかけ、
読み取れなかった部分を直してWordファイルに仕上げる、
という作業を今回頼まれまして、そこから先は丸投げです。
訳者に任せようと思います。

そもそも出版社に聞けばアドバイスもらえたのかもしれませんね・・・。
しかし、ご指摘の通り、初版本は訂正だらけのケースを何度も見ているものですから、
なるべくできる事をしておきたかった次第です。

お礼日時:2007/10/05 22:49

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