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竹取物語からの文法の問題にありました。
この女見では、世にあるまじき心地のしければ、天竺にある物も持て来ぬ物かはと思ひめぐらして・・
の中の、「持て来」の活用形を答える問題です。

カ変動詞の未然形ですか、それとも連用形なのでしょうか?
「ぬ」が何かで決まると思うのですが、この「ぬ」とともに
教えて下さい。よろしくお願いします

A 回答 (3件)

カ変動詞の未然形です。


理由は、
天竺にある物も持て来ぬ物かはと
の「も」「ぬ」「かは」の一連のセットで、
天竺にある物でも持って来ずにはおくものか(と思いめぐらして)
となるから。「も+否定+か」は現代語でも同じです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>「も」「ぬ」「かは」の一連のセットで、天竺にある物でも持って来ずにはおくものか(と思いめぐらして)となる
そうなるのですか!
ところで「も」「ぬ」「かは」の一連のセットでの「も」と「ぬ」は
「ある物『も』」の『も』なのか、「物かは」の『も』なのですか?どちらなのでしょうか?
「ぬ」は「来ぬ」の「ぬ」でいいのですか?
「物」を「もぬ」と読むのでしょうか?
よろしくお願いします

お礼日時:2007/10/14 20:50

「ぬ」の識別は頻出事項の一つですが、中学生に教えているレベルでも相当役立つと思われますので念のために以下、記しますね。

(活用形は教えていないのですが、係り結びだけは教えています。)

・文中の「ぬ」は「ない」と訳す
・文末の「ぬ」は「た」と訳す

banzaiAさんは高校生でしょうから(?)これは乱暴に思えるかもしれませんが、結局、

・打消しの「ず」の「連体形」=後ろに(体言が)続く
・完了の「ぬ」の「終止形」=後ろに「。」=文末

ということを私が中学生向けにアレンジしているものです。

(もちろん、この「アレンジバージョン」は所詮はインチキですけれども、一応の古典はこれでそこそこイケちゃいます。ちょっとできる中学生には係り結びとの関連で「『ぞ・なむ・や・か~ぬ。』は例外で、『ない』と訳す」と添えています。つまり、「連体形の『ぬ』は『ない』と訳す」わけです。・・・が、これとて厳密にはインチキの域から出ないですが、ね。)

前置きが長くなりましたが、というわけで、
「・・・持て来ぬ物かはと・・・」は文中の『ぬ』なので、『ない』と訳す
したがって、
『ぬ』は打消し=「ず」の「連体形」
ということは
『ぬ』の上は「未然形」のはず(口語も文語も打消しは未然形接続です)
ということで
『持て来』は「未然形」

ってのはいかがでしょう?(もちろん、インチキ方法ですので、最終的には文法的にご自身で解説できるくらいに学習されることを希望しますが、当面この方法でもよいかと思われます。)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
物かは
とあったのでわからなくなっていたのだと思います。
「ものかは」終助詞でいいのですね?

終助詞が付いているし、引用の「と」があるので、ここで文が終わりかと思いましたが。
>当面この方法でもよいかと思われます。
なぜなのですか?

お礼日時:2007/10/15 18:59

未然形だと思います。


この「ぬ」は下にものがあるから連体形のはずです。
「ぬ」は「ず」の連体形としか思えません。
完了の「ぬ」の連体形なら「ぬる」のはずですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「ぬ」は打ち消しの助動詞なのですね?だから未然形。
わかりました。ありがとうございます

お礼日時:2007/10/14 18:31

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