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材料力学での安全率について教えて欲しいのですが、破壊応力?/許容応力?=安全率ですが、ある文献に、「安全率が1.0以下の領域なら強度的に安全を意味します。」と書かれていますが、今一理解できません。
安全率が1.0以上(1.5~3.0)でなければ、材料が破壊します。とも書かれています。破壊応力と許容応力について、判りやすく教えてください。

A 回答 (1件)

安全率の定義が前半と後半で違っているのでは?



「破壊応力/許容応力=安全率」でしたら,その後の,
「安全率が1.0以下の領域なら強度的に安全を意味します。」
と言う記述は正しいと思います.
(安全率1以下=許容応力が破壊応力より小さい.)

>安全率が1.0以上(1.5~3.0)でなければ、材料が破壊します。

上記の記述は,前半と定義が違っていて,例えば,
(実際にかかる最大応力)/(破壊応力)=安全率
(実際にかかる最大応力)/(降伏応力)=安全率
などとなっていると思われます.
分母は,実際にはどういうものを作るかによって変わってきます.

破壊応力は,破壊の意味が破断や座屈などを意味しているとすれば,
文字通り,その構造や材料が壊れてしまうときの応力です.
許容応力は,これは何を持って許容応力とするかは様々です.
例えば,
・降伏応力σeに対して安全率3を取り,それを以って許容応力σaとする.
 即ち,σa=(1/3)σe
・上記で,降伏応力ではなく,破断応力としたもの.
など.

更に,応力,と単に言っていますが,これは材質によってどういう応力を取るべきか,は,
経験的にオススメがあります.例えば,上記で,実際にかかる応力とは,主応力なのか,フォン・ミーゼス応力なのか,
と言うことです.ちょっと具体的には失念しましたが,例えば延性展性に富む材料の場合はこれ,
そうではない場合はこれ,などと言う具合です.

ご参考まで..
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この回答へのお礼

大変ありがとうございました。
内容的に、破壊応力、許容応力の定義を理解していません。
回答者の方までレベルを上げるには、相当の時間が必要であると考えます。これから先、勉強したいと考えます。

お礼日時:2007/10/16 11:21

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