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再びバイオ燃料の質問をさせて頂き申し訳御座いませんが、
根本に帰ろうと思い、1から考えることにしてみました。

そもそも、バイオ燃料の需要価値や必要性って何なのでしょうか?

また、改めてバイオ燃料のメリット・デメリット(問題点など)はどんなことでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

すでに回答のあった点の繰り返しになりますが、バイオ推進側の観点でメリットを述べますと。


1)生育期間中に吸収した二酸化炭素の炭素分の一部をCO2に戻す(カーボンニュートラル)形なので、間違いなくCO2排出抑制になる。
2)長期的には生産地の分散、資源セキュリティの向上に繋がる。
3)新しい産業が育つ事で、世界全体の失業低下が図れる。
また様々なディメリット論に対する反論としては。
1)製造・移動にCO2が発生:他のエネルギー、特に化石燃料については同様のCO2発生があり、抑制メリットが失われる訳ではない。
2)森林の伐採:少なくともブラジルにおいては、3千万Haと言う広大な未耕地があり、ジャングル面積の減少とは別の問題。
3)食料危機の助長:確かに局地的には、農家が生産をシフトする事によって一部の食物生産が減少した例はある。ただ世界的に見れば未耕地・失業者は多くあり、長期的需要の増大が確定すれば生産の抑制には繋がらない。価格の高騰による経済弱者の生存条件の圧迫については、経済グローバリゼーションの帰結であり、バイオ生産がその責を負う問題ではない。
以上は推進論側としてのコメントですが、東南アジアにおけるバイオディーゼル用作物の生産には、森林伐採の問題があると思います。従って個別の生産・消費においては地域ごとの最適解があるので、個々にメリット・ディメリットの比較を行なう事は必要でしょう。
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価値・必要性というとバイオ燃料を推進する立場の観点から言うと、原子力にたよらない唯一の現実的な二酸化炭素排出抑制策という点でしょう。


メリットとしては、やはりカーボンニュートラルが原理的に達成しうる点でしょう。
デメリットは、バイオ燃料の原料となる作物を広い面積に植え付けることによる環境変化(食料とバイオ燃料との競い合いというのも現状の原油価格からみると世評を騒がしていますが、長期的に見ればバイオ燃料のターゲット価格が下落し、経済的に見れば食料生産のほうがもうかるとなればこの問題は解消するでしょう)が大きな問題になるでしょう。熱帯雨林を大規模伐採し、バイオ燃料原料作物を栽培しようというブラジルのもくろみは環境破壊という世評から頓挫したと聞いています。あと無視してはいけないのは、バイオ燃料を製造すること、使用することによって新たに環境問題が生じないかの検証がおよそ不十分であることでしょう。製造工程での副生成物、や廃棄物、排出物の環境問題、バイオ燃料を実際に使用した際の環境問題や使用機器への影響(長期的に見た諸問題)等検討不足は否めません。
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アメリカによるエネルギー市場における優位性確保と、穀物価格の制御が最もアメリカの利にかなう事ではないでしょうか。



エネルギーでも食料でもアメリカが絶対的な力を持ち維持するためには、必要な事です。

それ以外は、付けたしにすぎません。
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まずはご参考に。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4% …

メリットはなんといっても、再生産のきく植物等の有機物から
生産でき、石油等一部の国に偏よらない供給が可能だという点でしょう。

植物が消費する二酸化炭素と、バイオ燃料が発する二酸化炭素が同等で、
地球温暖化の防止に役立つと言われていますが、今のところ、議論はさまざまなようです。

デメリットは、森林を伐採して食物等を植えていたのでは、環境の面から
みれば、マイナスでしょうし、今のところ、私的に最大の関心事は
とうもろこし、大豆等主食となりうる原料を消費して、どらちかといえば先進国や
高所得者向けの燃料とした場合に、発生するであろう、世界的な
食物価格の高騰と飢餓の助長が最大の問題ではないかと思います。
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