幼稚園時代「何組」でしたか?

最近ピアノの弾き方について書かれている本を読んだのですが、その中に腕の重さを指先に乗せて弾くと書かれてました。自分なりに考えたのですが、意味が理解できないでいます。

ピアノ弾く人で何か分かる方 回答していただけるとすごく助かります

A 回答 (6件)

>その中に腕の重さを指先に乗せて弾くと書かれてました。



(・ω・`)ノ こんばんは

腕の重さを指先に乗せるというのは、近代の重量奏法ですね。
そもそもこの奏法はブライトハウプトの理論がたしか最初だったと思いますが、この理論は脱力と重量を重視した弾き方です。それまでは指のみで弾く古典派の弾き方が主流でした。

この人の理論は、指先の力ではなく重量によって音を生み出すといった考えです。つまり音量は力ではなく、かける重量に比例するというものです。腕全体の重さをかけた方がより大きな音が出せるってことです。
しかし重要なのは重さではなく打鍵スピードです。いくら重量があってもスピードがなかったら話になりません。

さて前置きが長くなりましたが、ご自分で腕の重さを体感してみましょう。まず鍵盤の上に手を置いてください。そして上腕を使って上に上げます。約20cm上げればいいでしょう。この時、無駄な力を入れないで下さいね。で、そっから腕の力を抜いて鍵盤に落とします。(指まで力を抜いてたら、しっかりした音が出ませんから、指は形を保って)

さて、どうでしょうか?力を抜いて落としただけなのに、ガーンと大きな音が出たと思います。この腕を落下させている間が脱力している状態です。運動的には自由落下ですね。

しかし、この腕の落下は重力の力だけを使って落とすので、落ちるまでにそれなりに時間がかかります。テンポの速い曲だったら使い物になりません。そこで登場するのが筋肉です。筋肉を使ってこの落ちる速度を速めることも出来れば、遅くすることも出来ます。要するにスピード調節ですね。

打鍵したらすぐ腕の力を抜きます。(鍵盤が戻らない程度に)
ハンマーが動いたら、それ以上鍵盤を押し込んでも意味が無いので、力を抜くわけです。演奏はこの動作の繰り返しです。

とこんな感じですが、ご理解いただけたでしょうか?

この回答への補足

回答ありがとうございます
さっそく腕を落として弾いてみました。思ったより大きな音が出たことに驚きました。腕の重さが実感できたような気がします。それと疑問に思ったことがあるのですが、脱力することと、その重力奏法は別なのですか?それとも脱力を含めたものが重力奏法なのでしょうか。

補足日時:2007/10/30 23:28
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NO.4さんの回答に、なるほど、と思いました。


経験から申しますと、「指先にまで心を乗せる」ということでしょうか。いい例えが浮かばないのですが、ピアノの弾き方は、水泳の飛び込みのように、手の五本の指を一点に打ち込む感じだそうです。その打ち方に心や気持ちを乗せていきます。
どうですか? 手紙を書く際、ペン先に意識を集中しますね? そして「字」として表す。そのように、NO.4さんのご回答プラス、「指先に心を、腕の重さを」ということではないでしょうか。
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この回答へのお礼

>「指先にまで心を乗せる」ということでしょうか。
なるほど~♪心ですか! たしかに字を書く時の感覚と同じなのかもしれませんね。ペン先=指先ってことですね。今度から意識して弾いてみます。

回答ありがとうございました

お礼日時:2007/11/04 23:25

>脱力することと、その重力奏法は別なのですか?それとも脱力を含めたものが重力奏法なのでしょうか。



そですね。脱力という要素を含めて重量奏法です。この脱力というのは、全身の力を抜いてフニャフニャになる事じゃないですよ(笑)そんな状態ではピアノの椅子に座ることすら出来ませんから。脱力っていうのは言い換えれば、効率よく動かすという事です。
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この回答へのお礼

効率よく動かした結果、脱力になるわけですね。今まで力を抜くことしか考えてませんでした。参考にさせていただきます。
回答ありがとうございました

お礼日時:2007/11/04 23:17

力を抜く=体重をかける という理屈は分かりますか?


起きている人より眠って脱力した人を持ち上げるほうが大変ですよね?全体重がかかっているからです。

ピアノはそれと同じように脱力をして手首に体重をかけて弾くのです。てこの原理のようにそれは自然に働くはずです。
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この回答へのお礼

>力を抜く=体重をかける という理屈は分かりますか?

これは分かるのですが、腕の重みは肩が支えているので、「指先に重みを乗せる」という表現が理解できなかったのです。

単にリラックスして弾くという事のようですね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/29 23:16

二本足で、右、左、右、左と、自分の体重を片足ずつ乗せて、自然に次の足に重心移動させながら、人は歩いていますよね。


それを、指や手でやるということだと思います。(と習いました)体重→腕の重み(指先の場合)、ということになります。
(腕の重みだけで足りず、上体の重みまでかける、その他いろいろありますが。とりあえず腕だけの話で)
腕の重みは、片方2kgくらいです。
歩くときには、足は全体重から逃げようがないのですが、指?で歩く時には、指で逆立ちして全体重をかけるわけではないので、腕の重みを指に正しく乗せられているかどうかは、自覚が難しいです。

いきなりピアノの鍵盤を使い、指先に腕の重み、はハードルが高いので、とりあえず軽くグーに握った手を、手首ごとテーブルに乗せてみて、慣れてください。
体は自然に座り(こっちの方が難しい・・)、腕を垂らしてテーブルに接している手首に、重みが乗っているのを感じることができるでしょうか。
その次は、手首をテーブルでなく、ピアノのふたをしめてその上。
その次はピアノの鍵盤の上(鍵盤の表面でなく、キーを沈めた底に乗せます。キーのはねかえりがきつい)
指先に乗せるのも慣れないので、まずはテーブルから。そしてピアノのふた、鍵盤、で慣らしていく。
指先は、初めは2~5指はくっつけて慣れてください。くっついた状態で重みを乗せられるのに慣れたら、2と3をくっつけてなど、2~3本でくっつけて。(3指は真ん中で安定してやりやすい)
十分慣れたら、1本ずつの指でも立てる?ようにします。
親指が一番説明できないので・・・説明割愛させてください。

どうしてもピアノの鍵盤を前にすると、「がちっ」と体が反射的に固まるので。
ピアノで単音の音でこのように出せるまで、実際大変なものです。自分の身体によく聞いてください。

しかし、本を読んで独学では、難しいです。
それがわかるピアノ指導者に、ちゃんとできているかどうか、見てもらったほうがいいと思います。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございます

普段の生活では腕の重みというのは意識しないので、身に付けるのは難しいようですね。がんばってみます。

ピアノは昔習っていたのですが、先生から腕の動きだとか重みといったことは習わなかったのです。先生にも優劣があるということでしょうかね。

お礼日時:2007/10/29 23:08

ピアノ教師です。

それは多分「重力奏法」或いは「重量奏法」と呼ばれる奏法のことだと思います。文章で説明するのは極めて難しいので、上の言葉をネットで検索してみてはいかがでしょうか。

これは脱力に関して非常に重要な概念ですから、詳しく勉強されると宜しいかと思います。簡単に言えば、指先を固めた上で、ストンストンと手を落とすような感じで、西洋では当たり前の奏法です。

指を落とさないときでも、指先にはかなりの圧力がかかります。しかし、それによって肩の力が抜けます。結果的にピアノから良い音が出ます。

この回答への補足

回答ありがとうございます

重力奏法という奏法についてはまったく知識がありませんでした。
さっそくネットで色々と調べたのですが、その中に重力奏法は腕の重み(重量)を使って鍵盤を押し、音の強弱は鍵盤にかける重量を調整して作り出すとありました。今までは音の強弱はスピードで決まると思っていたのですが、重力奏法では筋肉を用いて鍵盤にかかる重量(圧力)を調節して弾くのでしょうか?

またこれとは別に、重力奏法について否定的な考えもいくつかありました。
それは、自由落下による等加速度運動では、質量に関係なく落ちる速度は一定であるので、落とす位置を変えない限り同じ音量しか出ないというもの。

他には、指先を使って腕の重みを鍵盤の底で支えるため、下部雑音が大きくなり硬い音になり易いというものでした。

この否定的な考えは間違っているのでしょうか?余計分からなくなってしまいました・・色々と質問してしまってごめなさい

補足日時:2007/10/29 23:02
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