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現在 投資信託での積み立てを考えています。
確定拠出年金の商品での積み立てを希望しているのですが、
投資の方法が資料を調べてみてもよくわかりません。
基本的な質問で、恐縮なのですが、何卒アドバイスいただきたいです。

(1)個人型ですと月18000円という限度があるようです。
そこで、質問なのですが、18000円というのは一つのファンドの限度額でしょうか?
たとえば、国内株式型のDCを18000円、海外株式型のDCを10000円といった具合に、買うことはできるのでしょうか?それとも、多種類のファンドの合計の金額が18000円を超えてはいけないのでしょうか?
(2)(1)と関連するのですが、今ある、DCファンドは一度にまとめて大きな金額で購入することはできないのでしょうか?
(3)DC(確定拠出型)とあるファンドと、単に「年金~ファンド」という名前のファンドとの区別がわかりません
(4)モーニングスターで調べたのですがDCのファンドのパフォーマンスが他モノに比べるととてもよいのはどういった理由があるのでしょうか??
年金のために毎月6万円づつ30年間積み立てようと考えています。
年8パーセントの利回り程度で運用したいと考えていますが、
DCファンドで購入ができないとなると、税金面でとても厳しくなると思い、考えてしまいます。
以上、どうか、よろしくお願い申し上げます

A 回答 (5件)

http://www.pfa.or.jp/top/jigyou/pfaport.html によれば
企業年金連合会では以下の予想基礎数値を用いているようです。

                    相関係数
   期待収益率 標準偏差  国内債券 国内株式 外国債券 外国株式
国内債券 2.00%   5.00%   1.000
国内株式 7.00%  24.00%   0.201   1.000
外国債券 2.50%  13.00%  ▲0.069  ▲0.335  1.000
外国株式 8.00%  19.50%  ▲0.086   0.059  0.630   1.000

株式のリターンは実際にはこれより低くなる可能性が大きいように思えます。
特に日本は金融政策がダメなので長期的に7%のリターンは見込めないと思います。
私自身は仮に6%と仮定して様々な計算をしています。
(しかし、すぐには難しいでしょうが、もしも金融政策がまともになれば
日本株式はものすごいパフォーマンスを示すことになるでしょう。)
外国株式についても、No.2に書いたデータを鑑みれば
新興国を含めた場合でさえ7%程度とするのが無難だと思います。

現在国内債券のリターンは低いのですが
デフレ懸念が消えないうちに利上げしたがる日銀をどうにかできれば
実質金利2%程度は期待できると思います。

ここ数年外国債券のリターンは2.5%よりずっと大きいのですが、
その理由はユーロが高騰していることなので、
長期的には2.5%はそう悲観的な数字ではないかもしれません。
シティグループ世界国債インデックス(除く日本)の配分は
ユーロが55%で米ドルの29%よりもはるかに多いです。
海外債券型インデックス投信の半分以上はユーロへの投資になります。

というわけでリターンについては
国内株式6.0%、国内債券2.0%、外国株式 8.0%、外国債券2.5%
という数字を採用することにしましょう。

このとき、6%のリターンを得るためにはたとえば
国内株式:国内債券:外国債券:外国債券=25%:8%:60%:7%とすれば
リターンの期待値は6.04%になり、リスクは13.86%になります。
株式にかたよったアセットアロケーションなので
大きなリスクに耐えられる人向きだと思います。
株式は下がるときには大きく下がり、
しかも世界全体で同時に大きく下がる場合が多いので、
そういう状況ではつらい思いをするかもしれません。
私はそこまでのリスクに耐えたくないので
目標リターンを年率5%にすることを検討します。

国内株式:国内債券:外国債券:外国債券=33%:17%:33%:17%とすれば
リターンの期待値は5.06%になり、リスクは11.11%に減ります。
私自身は現在は国内債券には投資資金を投入していませんが、
将来的にはこのようなアセットアロケーションをイメージしています。

というような数字を自分で計算して色々試してみると良いと思います。
リターン、リスク、相関係数のデータとして違うものを採用すれば
異なる結果が出ます。だから以上の数字を鵜呑みするのはまずいです。
計算の道具と必要なデータについては以下のリンク先を見て下さい。
http://tarot-mpt.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/ …
http://tarot-mpt.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/ …
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-40 …
http://kaeru.orio.jp/blog/2007/04/post_440.html
http://d.hatena.ne.jp/zoe1/20061219
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございます。
エクセルのシートをダウンロードして私もアセットアロケーションを組んでみます。年率5パーセントで堅実に安定して運用できるなら、
素晴らしいと思いますので、参考にさせていただきます。

>このとき、6%のリターンを得るためにはたとえば
国内株式:国内債券:外国債券:外国債券=25%:8%:60%:7%とすれば
リターンの期待値は6.04%になり、リスクは13.86%になります。
↑国内株式:国内債券:外国株式:外国債券の比率でしょうか??
ご回答者様同様に、国内債券を組み入れる予定は今のところ無いので、
国内株、海外株、海外債券の3種類に分散させる予定です。
その場合わたしが、利用した効率フロンティアのシートでは
国内株式国内債券外国株式外国債券国内REIT外国REIT20%0%61%19%0%0%
リターンリスク
5.95%14.19%
と、リスクが高くなってしまいまhした。

>シティグループ世界国債インデックス(除く日本)の配分は
>ユーロが55%で米ドルの29%よりもはるかに多いです。
>海外債券型インデックス投信の半分以上はユーロへの投資になります。
ユーロとドルの比率を1:2ぐらいにしたかったので、DC18000円の積立の選択としては、外債券海外株ファンドを選択したいと思います。あとは、30年も預けるわけだからなるべく信託報酬が安いファンドを探したいと思います。

お礼日時:2007/11/05 12:23

>国内株式:国内債券:外国株式:外国債券の比率でしょうか??



失礼しました。その通りです。誤植がありました。

先の回答のリターンとリスクの数値は、
基本的に企業年金連合会での予想基礎数値を用い、
国内株式と海外株式のリターンだけをそれぞれ6%と7%に
下げて計算したものです。

他の数字を用いて計算すれば当然異なる数字が出ます。
国内債権にも投資しておいた方がリスクは当然小さくなります。

毎年のリターンはリスクの数字の倍程度ずれる可能性があることを
覚悟しなければいけません。たとえば
リターン 6%、リスク 14%
なら毎年のリターンは大体 -22%~+34% のあいだにおさまることになります。
マイナスになる確率も結構あるので要注意です。

一般に投資家心理として、リターンは大きめを期待し、
リスクを軽んじる傾向があると思います(私にもある)。
そうならずに合理的な選択をしたいものです。
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No.1の者です。



誤解を招くといけないので補足します。

確定拠出型年金の積み立て上限額が18000円なのであって、その積み立てる対象のファンドはいくつでもいいです。
例えばTOPIXに50%、外債に25%、定期預金に25%ならそれぞれ9000円、4500円、4500円です。(実際は事務手数料が取られますので投資額はこれよりも少なくなります。)

確定拠出型年金の上限を超える分は投資信託の積み立てプランで補うことになるかと思います。6%の利回りをねらうなら短期的には新興国ファンドBRICsかVISTA、商品ファンドあたりでしょうか。

ただ、どちらもあずけっぱなしはだめです。
確定拠出型年金も年に1回は見直しをして配分比率を変えたり、投資信託は思ったようなパフォーマンスが出ないか将来性にかげりが見えたと感じたら比率を変えたり別のファンドに乗り換える必要があります。
そのためには目論見書や投信情報を積極的に集める労を惜しまないことです。そうすれば次第にパフォーマンスは良くなるでしょう。
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確定拠出年金についての話はよく知らないのですが、


年率8%のリターンを期待するのは相当に難しいと思います。

モーニングスターで過去5年のリターンを調べると年率8%は楽勝のように見えますが、
過去5年間のリターンから今後の長期のリターンを推測することは無茶過ぎます。
ここ数年は世界的に好景気だったので長期では実際のリターンがずっと小さくなる
可能性が高いことがわからなくなってしまいます。
もっと危険なのは過去5年のリスクから今後のリスクを推測することです。
実際には過去10年のデータでもまったく足りません。
もっと投資関係のデータに個人が自由にアクセスできる環境が必要だと思います。
(株式市場のインデックスはかなり自由に閲覧できますが、
債券市場のインデックスについてはそうではない。)

たとえば過去5年の新興国株式ファンドの成績は素晴らしいです。
しかし1997年7月から1年かけて世界の新興国株式市場は60%も下落しています。
もとの水準に復活するのは2005年になってからです。
このような事実を知らずに新興国に大量投資している人は
かなりいるのではないかと思われます。

さらに最近10年のリターンを見ると、新興国株式は年率で12.22%で
日本を除く先進国株式は年率6.58%を大きく上回っています。
しかし11年前から1年前までの10年のリターンを見ると、
新興国は年率5.76%に過ぎず、
日本を除く先進国の年率7.07%にかなり負けています。
これらのデータから新興国株式はリスクが非常に高く、
10年程度の期間ではリターンが日本を除く先進国に
負けてしまう可能性さえあることがわかります。

またこれらのデータから年率8%のリターンを期待するのは甘いことがわかります。
すべてを株式に投資しても年率で7%程度のリターンしかない
という予想に基づいて投資計画を立てる必要があります。

http://www.mscibarra.com/products/indices/
で MSCI Kokusai および EM index について調べて見て下さい。

この回答への補足

ありがとうございました。
モーニングスターのリターンばかりに目がいってしまって、単純に8%ぐらいは可能なのかなと、思っていました。
新興国株式市場は、動きが大きすぎて怖いですね。
資源の面から考えても10年後はおろか、30年後も今の発展を続けているとは考えにくいですよね。
新興国に関しては、全資産のうち6パーセント程度を運用にまわそうかと考えています。

下記の回答を参考にさせていただくと、結局私の場合月18000円しか投資できないようです。
一応、外国の債券でMSCIに連動したインデックスDCを選ぼうと思っています。
毎月6万円の積立のできるだけリスクを抑えつつ、DCファンドとそのほかのファンドを組み合わせて年率6%を目指すなら、どのように
分散させればいいのでしょうか?

補足日時:2007/11/02 13:02
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こんにちは。



私も確定拠出型年金をやってますので、経験から回答いたします。

(1)
18000円はその月に積み立てられる厚生年金加入の方の限度額です。自営業者など第1号被保険者の方は68000円です。
この中から任意の数のファンドに1%きざみで合計100%になるように積み立て配分額を決めます。

(2)
できないはずです。

(3)
確定拠出型年金は指定されたファンドからしか選べません。その他のファンドで年金が付いているものは保険会社などで販売している年金保険等ではないでしょうか。

(4)
私は国内株式インデックス型が積み立ての大半なのでパフォーマンスは意識できるほどありません。
年金資金であることから中途解約の可能性が少なく、安定的に投資先を選べるから結果として良いパフォーマンスになっているとも考えられますが、これは私見で正確なところは分かりません。

税金面はともかく、年8%の利回りは国内では厳しい気がします。新興国ファンドならば不可能でもないのでしょうが、年金資金であることから過大なリスクはそぐわないきがしますが。
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この回答へのお礼

経験に基づくアドバイスありがとうございます。
私は雇用保険にも入っていますので、18000円ということなのですね。ということは18000円だと、配分することができない金額だから、DCファンドとしては一種類しか選べないということですね。

上記の方からもコメントいただいたように、年8パーセントの運用は不可能な数字であると改めて認識しました(+_+)
リスクは覚悟しつつ年率6%を目指すポートフォリオを思案しています

お礼日時:2007/11/02 13:31

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