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屋内で人物を撮影するのですが、部屋の広さは20畳程度です。
カメラはコンパクトデジカメです。
背景布の前に人物が立ち、カメラまでの距離は3m程です。
スタジオライトセットなどがベストですが、高価なのでハロゲン投光器を左右に並べて使用するのはどんなものでしょうか?
ハロゲン投光器なら数千円で販売されていますが、150w~500wと各種ありますが500wですと熱いでしょうか?
見た目に格好は悪いですが、明るくきれいに撮影できるものでしょうか?

A 回答 (6件)

悪くはないですが、直接ハロゲンの照明をあてると明るすぎないですかね。


どちらかといえば、白い布(シーツ)などで反射させたりしたほうが
明かりが柔らかになっていいような気がするのですが。
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撮影のライティングとして、キーライトとタッチライトという二つの光源が必要だということをご存じでしょうか。



キーライトとは、被写体全体の光量を保持するものです。またタッチライトとは、被写体に対して陰影を作り、立体感などディテールを表現するための光源です。
光源としては、ハロゲンライトで十分ですが、それを2台正面から並べただけでは、人物が平面的な「福笑い」のようになってしまいます。
2台のライトをどのように配置するかをよく考えましょう。
また、人物をよりきれいに見せるには、もう一台後ろから被写体に当てる光源があると、より人物が魅力的に写るでしょう。

ライティングというような書籍があると思うので、大きな書店で立ち読みをしてください。
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回答じゃないかもしれませんが、数千円で可能なら実験してみたらいいと思います。

その方が、結果の善し悪しに関係なく得るものは多い。

点光源であるダイレクトライトは、影がきつく出るのでそういう意図がない場合は使いません。たいていはストロボでも蛍光灯でもソフトボックスに入れデフューズさせた光(あるいはアンブレラか)で、面光源を作り、被写体全体に光を回します。投光器でもデフューザーを作って被せれば同様の効果が期待できますが、かなり発熱するので不燃性の素材を使い尚かつ冷却にも気をつける必要があります。そう言うランプよりは、蛍光灯(FLライト)の方が制約が少ないと思いませんか?。電球ソケットにそのまま使える蛍光灯もありますから、そういう光源をソフトボックスに入れ面光源にすれば、キレイに撮れます。
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以前、工事現場で機材がなくて同じ事をしたことがあります。



ライトは直接でも布に反射でも拡散でもなくて、天井に反射させればいいです。
左右から2灯を天井に当てれば、そこに電灯があるのと同じことになりますから
かなりまで自然な配光で撮れます。

或いは、部屋の隅を使って左右の壁に反射させてもいいです。
その場合は壁に白いシーツでも貼ればなおいいでしょう。

撮影対象がどんな状況なのか分かりませんが
天井に反射させる場合は、
カメラの左右に三六の白い発泡スチロールの板(断熱材)を立てれば人物も明るくできます。
カメラは2枚の発泡板の間から覗かせるようにします。
対象が女性の場合はこうすればいいでしょう。
また、もし対象が男性の場合は発泡板を片方だけにすれば
適度な陰影がついて男らしく写せます。

これなら機材が全部ホームセンターで揃います(笑)。

ただ、ハロゲンの500Wは熱いでしょう。
もともとハロゲンはエネルギーの殆どが熱に変わって明るさにはなりませんから
500Wは熱くて、おまけに暗いかもしれません。
三脚がないとブレる恐れがあります。

ついでにハロゲンの色温度ではオートホワイトバランスが完全には採れませんから
ホワイトバランスは太陽光にして
写真電球用の色温度変換フィルターを使わないといけません。
あるいはRAWで撮って現像時に色温度指定をするか、です。
モノクロ処理にするのなら色温度は無視していいです。

安く上げようとするには別の努力と出費が必要になります(笑)。



もちろん、本格的なライティングをお望みなら「無理」ですが
そうでもなさそうですので「可能かどうか?」でお答えしています。



ただ、もしモデル撮影なんかだとすると
ライティング機材の程度でモデルの気分が変わりますから
ハロゲン投光器じゃちょっとやる気がイマイチかもしれません。
何かそれなりの必然性みたいなものを作っておく必要があります。

私の場合は道路工事のオッサン連中でしたからそんなことはお構い無しでしたけど。
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この回答へのお礼

解りやすい説明をいただきありがとうございます。
写真館のようにはいきませんが、がんばってみます!

お礼日時:2007/11/03 10:22

撮影する場所は、広さ以外にも天井の高さと、壁と天井の色も重要ですよ。

光は拡散しますからね。

専用機材は高価ですから、ハロゲン投光器はよい考えです。500Wで1000円ぐらいで売ってるものもあります。基本的には大きなスタジオで使われているアッパーライトなども、サイズは違えどランプも外観も同じようなものが使われています。しかし問題点は、専用機材のようなグリップやダボが無いため、スタンドに立てたり傘をつけたりというセッティングしにくいということです。それらさえクリアできれば十分きれいな写真が撮れます(逆に高いストロボを使ったとしても、工夫しなければ綺麗な写真にはなりません)。
どんな照明機材を使ったとしても、(1)どこから照らすか、(2)どう光の質を柔らかくするかがポイントになります。

(1)ですが、全て床において斜め下から照射したら、いい仕上がりにはならないでしょう。下からの光は不自然で、特に人物撮影では避けるものです。光で被写体を包み込むような状態、あるいは被写体の顔の高さ以上から照らすのが理想です。どうにか投光器の高さを調節できるように工夫しましょう。場合によっては下にレフを置いて暗部を少し起こしたり、斜め上逆光から照らして髪の毛に輪郭を作ったり、真上から照らして髪にハイライトを作ったりして工夫していきます。

(2)ですが、たとえ投光器の高さを確保できたとしても、光を直接人物に当てたら綺麗には撮れないでしょう。狙いによって多少違いますが、一般的にはどれだけ大きな面光源を作れるかということが、そのまま仕上がりを左右します。光源が小さい、あるいは被写体から離れるほど影は硬くなり陰影も強く出ます。(近いということと面積が広いということは同じことです。例えば太陽は大きいですが、遠くにあるので点光源ですね。天気の良い日に順光で撮影すると、睫毛や髪の毛の影が顔にくっきり出たりして失敗します。また、ハイライトが飛んでしまったりもしますね。)逆に光源が大きい、あるいは近くにあると光は均等に回り込みますから、影は柔らかくなり、肌も綺麗に写ります。
ハロゲン投光器に限らず、どんなに高い照明機材でもそのままでは点光源ですから、バウンスやディフューズしなければいけません。天井や壁にバウンスさせるのが手軽な方法ですが、これは照射して光を受けた壁や天井そのものが、広い面光源になるわけです。また、トレーシングペーパーや斜幕で光を遮るのをディフューズといいますが、これも点光源だった光を途中で拡散させ、フラットな面光源に変える為です。

ちょっと前置きが長くなりましたが・・・。

壁や天井が白いなら、ライトを全部両サイドの壁や天井などに向けてバウンスさせるのが手軽でしょう。投光器から漏れた光が直接被写体に当たらないように、アルミホイルなどで遮るのが大事です。ちょっとでも漏れるとムラになります。反射させる壁や天井と投光器の距離によってもかなり光の質は変わりますから、距離を調節してみしましょう。

もっと綺麗に撮りたいなら、ディフューズに挑戦するのもいいかもしれません。僕も写真を始めたばかりのころにハロゲン投光器を使ったことがありますが、その時はトレーシングペーパーを張る枠としてハンガーラックを使いました。
http://list5.auctions.yahoo.co.jp/jp/2084061610- …

手前両サイド斜めに、トレーシングペーパーを張ったハンガーラックを置き、その後ろからハロゲン投光器で照らしました。これだけでもある程度綺麗に撮れますが、もう少し光を柔らかくするために一旦壁でバウンスしてからディフューズしたり、乳白色の使い捨て傘を無理やりガムテープでくくりつけてバウンスさせた記憶があります。このように工夫すれば、身近にあるものでも十分プロ並の写真が撮れると思います。撮影用トレーシングペーパーが調達できなければ、乳白色のゴミ袋などでもいいでしょう。何重にも重ねてみたり、いろいろ工夫してみましょう。

最後にひとつ、一番大事な注意点ですが、
ハロゲン投光器は熱くなるので、火災に注意しましょう。トレーシングペーパーや布などを直接かけたらすぐ燃えます。また、近くに置いただけでプラスチックなどは溶けてしまいます。取り扱いには十分注意してください。
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この回答へのお礼

素人の私にもとても解りやすくご説明アドバイスをいただきましてありがとうございました。
投光器をダイレクトに当てるのではなく工夫したいと思います。

お尋ねしたいのですが、最後の注意点にもあるように投光器の熱の件ですが、 綿生地のバック布が燃えるようでしたら危ないですので・・・500wは大き過ぎますでしょうか? お勧めの電力は何wでしょうか?

お礼日時:2007/11/03 10:17

>お勧めの電力は何wでしょうか?



そればかりはバウンスのさせ方や必要な絞りにもよりますし、何灯用意するかにもよります。が、500Wあったほうがいいと思います。または300Wでしょうね。300Wにするか500Wにするかは、部屋の契約ワット数の上限や、用意する投光器の数を踏まえて自分で判断するしかないと思います。僕は10畳の部屋で500Wで撮影した記憶があります。部屋がかなり暑くなりますし、電気代もバカにならないのでこまめに電源を切るようにしましょう。

300Wにしたとしても何かかぶせたり、投光器に接触したりしたら煙が上がってきます。布バックなどに接触させないように注意しましょう。撮影専用のライトもストロボ以外はハロゲンが主流ですから、やはり同じように熱が問題になります。投光器の場合は取り回しの利くスタンドなどがないため、工夫して安全な場所にセッティングする必要があるというだけです。ホームセンターで投光器を買うときに、うまくセッティングに使えそうな竿や台などが無いか探してみるといいでしょう。それから自由にセットできるように、延長コードを用意しておきましょう。
ギリギリのコードで無理やりやっていると、足を引っ掛けて倒したりと思わぬトラブルを招きます。
それから、撮影中はニオイに気をつけることです。なにか焦げればすぐにわかりますからね。

この回答への補足

度々、ご親切にアドバイスありがとうございました。

補足日時:2007/11/03 17:04
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