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いま学校で金融やら経済やらを勉強してます
先生が日本は赤字でなんちゃらかんちゃら言っていてちょっとそこで
素朴な疑問が浮かんだんです

あの、日本って赤字?ってか決して好景気とは言えないじゃないですか
でもお金って日本が発行するんですよね
赤字ならたくさんお金発行して赤字乗り越えればいいんじゃないですか?
あと、バブル経済って何でなったんですか?
バブル崩壊からちょっとした頃に生まれたんでよくわかんないんです...

先生とかに質問するにはちょっと恥ずかしい内容なので...笑
バカな質問だとはわかってますが、誰か教えてくれる方がいれば嬉しいです!!!!!

A 回答 (6件)

>日本政府の借金の総額は、持続性が維持されている限り、


いくら増えても何の問題もありません。

と言われている人が居ますが、まったくの間違えです。

1.国が国債を発行して、借金したお金で、事業をすれば、どんどん景気が良くなると言うことができるのなら、どこの国でもやっています。ただ日銀が輪転機を回して、紙幣をすり、政府発行の国債と交換して、政府がその紙幣でどんどん仕事を増やすと言うのは、基本的に出来ないのです。

2.今まだ経済が回っているのは、庶民がちゃんと働いたお金が銀行にあり、そのお金で国債を買っているからです。そのうち、銀行にたまっている庶民のお金がなくなって、銀行が国債を引き受けできなくなるはずです。労働の裏づけのある紙幣だから、価値があるのです。単に、一万円札だから価値があるわけではないのです。

3.借金に利子を払っているわけです。今でも、国の予算のうちの、数十兆円がそう言った利払いに毎年使われています。反対から言うと、貸している人たちは、何の労働もせずに、利子を自動的に受け取れるわけです。こうして、借りている側と貸している側の差がどんどん開くことになり、社会が不平等化していきます。
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 <<先生とかに質問するにはちょっと恥ずかしい内容なので・・・・>>



 恥ずかしくありません。分からないことを聞くのが勉強です。先ず学校で聞きましょう。
 この教えてGooでも、「赤字ならばお札を刷ればよいのでは」という質問は、何十回も出されていると思います。経済に対する基本的な疑問で、同級生で同じように思っている人が沢山いるはずです。

 バブルとは、『泡』の意味で大きいけれど中身がなく、弾けると消えてしまいます。
 バブル経済とは、正にそのようなものです。

 バブル経済の時代には、土地やマンション・株式・ゴルフ場の会員権など、『資産』が軒並み値上がりしました。

マンションを例に挙げます。

 マンションを住むために、一戸買いたいというのは、実際の需要があり、それに対して建設という供給が行われた場合、需要と供給が現実の必要性のもとに完結しますから、中身があります。これを実体経済といいます。

 バブル経済の時には、住んでいたマンションが古くなっているのに、買ったときより値段が上がっているという現象が起きました。すると『マンションを使う予定はないが、値上がりするので買う。』という行動を取る人が大量に現れ、住まないのにマンションを買うという架空の需要が急に増えました。(マンションを買うお金は、買うマンションを担保にすれば銀行が貸してくれました。当時金利が安く金利を払っても、値上がりの方が大きいから儲かりますという考えでした。)
 建設会社も買う人がいるので、誰も住まないマンションをどんどん建てたので、仕事が大量に増えて、材料メーカーも儲かり、みんながお金を手に入れることができたのです。

 お金を借りて、マンションを買えば儲かるということならば、みんながお金を借りたがります。そこでお金を借りる時の金利もどんどん高くなっていきます。

 ついに、お金を借りてマンションを買っても儲からないほど金利が高くなってきたので、マンションを誰も買わなくなりました。するとマンションの値段が下がり始めます。

 値段が上がると思ってお金を借りてマンションを買ったのに、値段が下がり始めたのですから、早く売って借りたお金を返さないと損をします。そこで住まないのにマンションを買った人たちが、みんな売ろうとしました。でも、元々住む予定がないのに作ったマンションですから、誰も買いません。誰も買わないのにみんなが売ろうとしているのですから、値段がどんどん下がって銀行に借金を返せなくなってしまいました。

 これがバブルの崩壊です。

 銀行もお金を返してもらえなくなって、担保のマンションを売って貸したお金を取り戻したいのですが全く売れず(=不良資産)、売れても貸したお金の数分の一しか返ってこないという状態になり、大手の銀行も国民の税金で国からお金を資本注入してもらわないと、倒産するかもしれない状態にまでなってしまいました。

 作りすぎたマンションに人が住むようになったり、取り壊したりして、バブルがなくなり実需の状態に戻るのに、10年以上も掛かりました。

 バブル経済とは、結局未来に使う分も作ってしまって、その儲けを先に使ってしまい、その後の数年間は儲けなし・仕事なしの状態になることなのです。

 バブル経済は良かったという人がいますが、当然です。未来の儲けを今使えるのですから。ただし、バブルは必ず崩壊が後についてきます。バブルだけ切り取ることは出来ません。
 1年分のお小使いを1ヶ月で使うようなもので、使う時はとてもHAPPYかもしれませんが、その後はずっと我慢しなければなりません。
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もしも先生が本当に「日本の赤字」という言い方をしていたとすれば


その先生は経済のことが何もわかっていないダメな先生だということになります。
日本は全体で外国にものすごい量のお金を貸し付けています。
だから日本には純借金はありません。

赤字を出しているのは日本政府の財政です。
ときどき経済について何も知らない人が「政府は税収以上の支出をしてはいけない」
などとデタラメを述べるので注意した方が良いです。
日本政府の借金の総額は、持続性が維持されている限り、
いくら増えても何の問題もありません。

重要なのは日本経済がうまく成長して行けるかです。
そのために道具として日本政府という道具をどのように使うかが重要なのです。
もしも景気が悪いときに政府が借金を減らそうとすると、
さらに景気が悪くなり、結果的に税収が激減し、むしろ政府の借金は増えてしまいます。
たくさんの借金をかかえている人が収入源の破壊に走るようなものです。
そして、政府の借金が増えることよりも経済が痛むことの方が痛い。
小泉政権は最初実際にそういう破壊行為をしようとしたせいで、
景気も悪くなり、日本の株価はどんどん下がりました。
もちろん政府の借金も増えました。
馬鹿な庶民は痛みが足りないから景気が回復しないと誤解しました。
しかし途中で政府が借金を減らすことについて
小泉政権がそれほど熱心で無くなったおかげで日本は助かったのです。
さらに運良く日銀と量的緩和と財務省による大規模為替介入の組み合わせが
成功して外需に頼った日本経済の成長が可能になりました。

実は日本政府の借金が増えた主な原因は政府によるお金の無駄使いではありません。
1990年代に景気が悪くなったときに、適切なマクロ経済政策を打てずに
ずるずると長期にわたるデフレ不況が続いてしまったことが主な原因です。
財政政策もちぐはぐでおかしかったし、金融政策は先進国中最低レベルで
デフレを引き起こして抜け出せずにいます。

日本ではまだデフレが続いています。
日本以外の先進国は2~3%程度の好ましいインフレ率を保っています。
名目経済成長率も日本と違って平均して5%程度もある。
日本の名目経済成長率はせいぜい1%ちょっとしかありません。
ここ20年のあいだ株価も安定して上昇しない状態が続いています。
日本経済がこういうありさまだから、
税収が増えずに政府の借金が増えているのです。
デフレのせいで日本経済が不安定な状態なので
政府の借金を減らすと大変なことになります。
消費税増税なんてとんでもない自殺行為です。

他の先進国なみに「3%のインフレ率と5%の名目成長率」を目指す政策を実施すれば
景気は過熱し、企業業績は伸び、株価は上昇し、経済は成長し、
税収が増えて政府の財政赤字も解消することになるでしょう。

参考資料
http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/sj/sjexp … の図表1
によれば日本の一般政府の純負債は 940 - 515 = 425兆円のようです。
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基本的に政府にお金は有りません。


税収と国有財産が資産です。
税収を上回る歳出は本当はしてはいけないんです。
これを債権という形で「借金」します。これが、国と地方自治体併せて
900兆円程になります。
(赤字国債の発行は憲法で禁止されていますので、今の国債は名目は別です)

日銀は中央銀行ではありますが(銀行の銀行)国の資産発行人では有りません。日銀券なり、硬貨は、流通量に見合う分だけ発行されます。
決して政府の言いなりで発行してはいけないんです。
(政府の言うなりに発行したのは第2次世界大戦時)
No2の方が、担保の話してましたから、飛ばして、
「バブル期」とは、
「本来の資産価値を上回った担保評価による貸し出しに迎合した、異常な
通貨の流動状態」と言えるでしょう。
1000万円の資産価値しかみとめられないのに、「将来上がるから」と
1億円の融資をして、一時的に貨幣流通量が肥大したに過ぎません。
基本的には”借金”です。

「ハゲタカ」と言う小説(NHKのドラマもあった)は的を射た物です。
一読をお薦めいたします。
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この回答へのお礼

バブルのこともよくわかりました!
ハゲタカって本読んでみます!
ありがとうございました★

お礼日時:2007/11/21 19:10

お金って基本的には裏付けとなる資産がないと価値を維持できません。


大昔は金(きん)で硬貨をつくりました。硬貨の原料に価値があったのです。
その後お札とか登場しますがこれをあるところへ持って行くと金(きん)に交換してくれることが保証されていました。
以上が金本位制のあらましです。

でもその後そのやり方だと金(きん)という鉱物が経済全体に対して十分な量が無く、
通貨が足らなくなったり都合が悪いことが起きてきました。
そこで登場したのが管理通貨制度といって、金(きん)の保証がなくても通貨を発行するようにした制度です。

でもこれだと価値の保証がありません。
そこでこの制度で通貨を発行するたいていの国の発行機関(中央銀行)は、
通貨を市場に出す時、資産を買ってこれを大事に保管するようにしています。
通貨を貸すこともありますが、ちゃんと返してもらう約束をします。
これは貸出債権といって形のない資産です。

だから、お金を発行してそのままつかってしまうようなことをすると、
お金の価値の保証が無くなり、みんなそんなお金を欲しがらなくなります。
すると激しいインフレが起こり日本全体としては困ったことになります。
お金を日本銀行が発行して国にあげてしまって、国はこれをつかってしまうというのも
このケースに該当します。


バブル経済は他の人が答えてくれると思います。
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この回答へのお礼

みんなお金を欲しがんなくなっちゃうんですねー
それはだめですね(゜△。)←え

ありがとうございました!

お礼日時:2007/11/21 19:08

お金を作るのにもお金がかかります。



バブルは調子が良かったんでしょうね、国全体が。
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この回答へのお礼

そーなんですか!
ありがとうございますっ

お礼日時:2007/11/21 19:07

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