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1985年の日本航空墜落事件では、ジャンボ機の垂直尾翼がなくなって操縦不能となり、墜落してしまいました。
現在の航空機でも垂直尾翼がなくなったら墜落しますか?
なくてもなんとかなりそうな気がするのですが。

A 回答 (10件)

 1985年の日本航空墜落事件の時、自称「航空専門家」と言う人たちが


「垂直尾翼無しではダッチロールを繰り返してしまい正常な飛行ができ
ない」と解説していましたが、米ステルス爆撃機B-2には垂直尾翼が
有りません。飛行性能の何かを犠牲にするか、他の補助手段を導入すれば
なんとかなるのかも知れません。
 航空機には「美しくないと飛ばない」と言う迷信が有るのですが、
無人偵察機はこの範囲外で、ケッタイな格好の物が作られていますが、
でも斜め上方に立てた垂直尾翼様のモノが有りますので、飛行効率上
は垂直尾翼が有った方が優れているのかも知れません。
 紙飛行機でも手で持つ部分が垂直尾翼と同じ働きをしています。
 上述の「B-2」は、ステルス性能上、マイナスとなる垂直尾翼を
なんとしても無くしたかった苦労の産物なのかも知れません。
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そもそも飛行機に余分なものは付いていません。


本来付いていて安全に飛行できるように設計され作られたものですから、いきなり垂直尾翼がなくなると、もはや安全に飛行できるわけがありません。
ただ、いきなり墜落に至ることはないでしょうが、状況にもよります。
いくら訓練を受けているパイロットとは言え、命の危険を感じたときに、100パーセント冷静に判断できる人は少ないと思います。
ですから、まずパイロットがパニックに陥らなければ、かなり危険な状態ではありますが、生還できる確率は低くはないと思います。
あくまで、垂直尾翼だけがなくなり、他の部分には一切ダメージがないと仮定しての話しです。

他の方も書かれているように、123便の場合はかなり状況が違いますので、単に「垂直尾翼がなくなって墜落した。」わけではないと公式に発表はありました。
私は以前飛行機に乗っていましたが、公式発表の内容が真実なら、敬意を払いたいパイロットだったと思います。

ここで安全飛行に対して不信感を抱く懸念を感じましたので、少しだけ訂正をしておきます。
「スポイラー」は「エアーブレーキ」と目的と効果が違います。
スポイラーの主たる目的は、翼の表面を流れる空気の流れを変える(乱す)ことによって翼の揚力を減らし、その効果としてスポイラーの出た翼が下がります。これにより安全に旋回します。
着陸時に出るのも、翼の揚力を消し去り、タイヤに機体の重さを与えることでタイヤのブレーキの効きを良くするためです。決してエアブレーキではありません。
安全な飛行を行なうために、飛行機は飛行中に決してブレーキはかけません。少しでも速度を落とす行為は失速・墜落の危険があるからです。
認識違いのないようお願いいたします。
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垂直尾翼の役目は、弓矢の羽と同じく、機体の左右方向の安定性のためです。

コレがない場合、機体は横滑りしたりして「自然な安定」飛行ができなくなります。

ただし、この左右方向の向きを変える手段はね垂直尾翼のラダーだけではありません。
主翼の上につける「スポイラー」というものがあります。旅客機にもついています。これは、簡単に言えばエアブレーキのようなもので。左右の主翼でべつべつにブレーキをかけることで機体の左右運動をコントロールしようというものです。

ただ。スポイラーでコントロールできるとは言え、その制御を人間がやるには、相当の錬度が必要です。実際に垂直尾翼がない機体は、この制御をコンピューターが行うことで、垂直尾翼があるのと同じような「自然な安定」を実現しています。

ちなみに。NASAのX-31という機体です。
http://www.geocities.jp/protoplanes/X-31.html
垂直尾翼を取り外しても飛べます。
垂直尾翼を取り外す理由は、「空気抵抗の減少により航続距離の増加」「ステルス性の向上」「不安定性の増大による高機動性」です。
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垂直尾翼は横方向の安定が主たる機能です。


垂直尾翼を失うと横風で方向がふらついたり、横滑りをしたりするなど、横方向安定性が悪くなりますが、直ちに墜落するわけではありません。
日航機事故のときも垂直尾翼を失ってから20分ちかく飛行を続けましたし、過去には垂直尾翼がなくなっても生還できた例があります。
ただ、垂直尾翼を失うような事態では、その他の機能にも重大なダメージを受ける可能性が高くなります。
日航機事故のときは補助翼などを操作する油圧が垂直尾翼付近で4系統全てが集中していたために、全てに損傷が及んでしまい、ほとんど操縦不能に陥ってしまいました。 もしはじめから油圧系統が分散配置するような設計がされ、1系統でも油圧が残れば違う結果になったかも知れません。
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もともと垂直尾翼がある飛行機では、垂直尾翼以外の翼に垂直尾翼の代わりになる機能を持たせていないので、もし、垂直尾翼がないと、旋回時に横滑りを起こしますし、安全に着陸してみせる、と自信を持って言い切れるパイロットはいないような気がします。

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ANo.5とANo.4が分かりやすい説明だと思います。



垂直尾翼が無くても飛ぶものはいろいろあります。
たとえば「飛ぶ 種」や「風散布種子」でググると、いろいろ面白いものが観れると思います。
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123便の事故では、垂直尾翼を失ったことが非常に目立つため、それが墜落の原因みたいに誤解されています。

123便の墜落は、4系統ある油圧が全て失われ、操縦不能になったことが原因です。

さて、垂直尾翼を失ったら・・・。安定は悪くなりますが、十分操縦可能でしょう。ただ、通常の機とは違いますから、操作がうまくできずに墜落してしまうことはありえると思いますが、着陸は可能でしょう。実際、大型の爆撃機で垂直尾翼をほとんど失って生還した機もありました。
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日本航空墜落事件ではハイドロプレッシャー(油圧操縦)システムの4系統全てに損傷が及んだ結果、油圧を使用したエレベーター(昇降舵)やエルロン(補助翼)の操舵が不可能になってしまたので



現在の航空機でも垂直尾翼がなくなったら墜落しますか?

ハイドロプレッシャー(油圧操縦)に損傷が無いとすれば
エレベーター(昇降舵)やエルロン(補助翼)が正常に動くならば、時間は掛かるが・・旋回することは可能です

上にも下にも旋回もできます

したがって、十分に着陸することは可能です

なんとな成ります
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>墜落してしまいました


某自衛隊が誤って対空ミサイルで尾翼を破壊し、証拠隠滅のため撃墜した(止めを刺した)という説もあります。
だから、米軍も自衛隊も日航機の所在がつかめていない、と偽ったのだと。
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即墜落するようなことは無いと思いますが、本来あるべき垂直尾翼を失った場合、方向安定性が著しく損なわれるため、安全に着陸させるのは難しいかと思います。

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