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 急患の搬送のために救急車を利用する際、
記憶が正しければ一部(歯?)を除いて利用料はかかりません。
理念としては、
救急車の利用者に高額の費用負担が求められると、利用を控えて救える命も救われないため、
ということかと思いますが、
費用の負担者はどうなっているのか疑問です。
(1) 救急車を出動させると病院に点数が加算され、国から保険料が支払われる?
(2) 救急車で搬送された患者に対する医療行為や、他の医療行為にかかる患者負担及び国からの保険料収入で、搬送費用を吸収する?

 よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

一般に言われる救急車は消防局に所属するものです。

病院やあるいは一部のテーマパークなどが持っていたりすることもありますが、あくまでも転送用で、出動するのは消防局のものです。ですので病院側には負担はありません。当然病院側にはそれで直接的なメリットもありません。負担は消防局が持つので、つまりは行政単位、自治体が負担します。費用コストとしては1回あたり5万ぐらいが相場のようです。

間接的には例えば交通事故等の場合は、事故を起こした側の負担になるのが原則なので保険利用ができないことが多く、その場合は自由診療になることがあります。診療の費用は保険点数を基準として2-3倍で計算されるので多少旨みがないこともないですが、そもそもそれだけの余裕の人員や設備を最初からそろえておかなければならないのでその分を計算すると赤字です。つまり病院側の持ち出し。ただし現実的には特に夜間の人件費が実際には支払われていないのでその分は医師のサービス残業になります。またそれ以外には救急対応を謳う病院には自治体の方から援助もありますが、全く足りていないのが実情です。

ですので、救急システムの費用負担は国民の税金と足りない大部分が医療スタッフ側のボランティアで成立しています。
最近の所謂「たらい回し」と呼ばれる救急体制の崩壊は、まず自治体側がこれ以上の費用負担ができないとねをあげているのと、ボランティア提供側がこれ以上やってられるかと逃げ出したというのが原因です。
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自治体の税金で賄われています。

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