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例えばなのですが、米国参戦前の第二次大戦中、英空軍に義勇兵として参加しイーグル戦闘機中隊で活躍した米空軍兵などが、英空軍に加わっている間に名乗る階級は米国空軍でのものでしょうか。それとも英空軍からも階級を与えられ、それを名乗るのでしょうか。
『Captain ○○○』の場合、英空軍なら大佐、米空軍なら大尉、と相当する階級が異なります。『Captain ○○○』が米空軍から英空軍への義勇兵の場合、階級を日本語で言うと大尉でしょうか、大佐でしょうか…。

A 回答 (6件)

どこの出身者であれ、英国空軍に所属すれば、階級は英国空軍のものになります。


第二次世界大戦中だとアメリカには空軍はありませんが、
要するに義勇兵のパイロットは、新たに雇用するという形です。
日本以外でのパイロットだと全員が士官ですが、
能力や経験などをみて、入隊時に待遇が決められます。
軍隊の階級は名前とかじゃないので、”名乗る”というのは妙ですね。
組織のなかの地位になるので、与えられる、もしくわ割り当てられるという感じでしょう。

空軍のキャプテンは、大尉のことです。
キャプテンを大佐とするのは基本的に海軍だけですが、
英国空軍はもっとも古い組織なんで、海軍式が混ざっていて
Group Captainを大佐と呼び、大佐をLieutenantと呼びますが、
ま、組織の違いで名称の使い方が違うというだけです。

この回答への補足

ご回答、誠にありがとうございます。
「名乗る」と書いたのは、自己紹介で「私は Captain ○○○。英国空軍133飛行中隊。アメリカの義勇兵だ」と名乗るからです。

>Group Captainを大佐と呼び、大佐をLieutenantと呼びますが、
>ま、組織の違いで名称の使い方が違うというだけです。
>
とご回答くださいましたが、英国空軍の『Captain ○○○』は『○○○大佐』で、 「大尉」が Lieutenant でしょうか。
念のために確認したく、今一度ご教示をお願いいたします。

補足日時:2008/01/09 02:21
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やはりイギリスでも、陸軍ではCaptainは大尉なんですよ。


海軍のCaptainは艦長の意味なんですが、これが大佐。
で空軍は、航空団を指揮している関係で、Group Captainが大佐です。
しかしこれだと混同があるので、普通は、
空軍大尉、空軍大佐、海軍大尉、海軍大佐、など、前につけて書きますね。

英国空軍のGroup Captainが、空軍大佐、Flight Lieutenantが空軍大尉です。
正確には。

英国空軍、階級でサーチすればいっぱいみつかりますが
下記などを参照してください。
http://homepage3.nifty.com/yagitani/note_ja4.htm
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あと書き忘れましたが、名乗るの件ですが、


小説かんかなんでしょうか?
その名乗りのCaptainは、大尉の意味だと思います。
恐らく中隊長であろうし、
アメリカ人だと思うので、米語で話しているのでしょう。

この回答への補足

イギリスBBCで制作されたドラマです。
(NHKで放映されたものをDVDで見ました。大尉と訳されていたのでふと疑問に思った次第です)
名乗っているのはアメリカ人義勇兵(という設定)ですので米語の可能性もありますが、イギリスのドラマですし、自己紹介した相手はイギリス人女性です。

「大尉」と訳されていたのは義勇兵だからなのか、質問の投稿前にネットで調べたのですが分からず、また、『Group Captain』ではなく単に『Captain』なのも気になっていました。(軍服を着ているので「Group」は省略しても空軍だと分かるから、わざわざ言わないのかなぁとも…)

やはり米語で自己紹介した(つまり大尉でOK)と思っていいんでしょうか。

補足日時:2008/01/09 12:41
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イギリス空軍の階級呼称は、イギリス海軍の呼称を元にしています。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E9%9A%8A% …
で「英国軍の階級呼称一覧」をヨコに見れば分かるでしょう。

さて、アメリカで「空軍」が成立したのは第二次大戦後です。戦前・戦中は、陸軍・海軍・海兵隊がそれぞれ航空部隊を持っていました。ちなみに、アメリカ空軍の階級名は陸軍のそれをベースにしています。日本の航空自衛隊の幹部(将校)が外国人に対して名乗る際は、アメリカ空軍の階級名(すなわち陸軍式)を準用して名乗るようです。

さて、そのドラマで

「「名乗る」と書いたのは、自己紹介で「私は Captain ○○○。英国空軍133飛行中隊。アメリカの義勇兵だ」と名乗るからです。」

と言っていたのなら、恐らく「アメリカ陸軍大尉」ということではないのでしょうか?
※ 海軍のCaptainは大佐ですが、海軍大佐が自分で操縦桿を握ることは通常ありません。パイロットとしての現役に耐える年齢を既に超過しているからです。米国海軍航空隊のパイロットが英空軍に参加したのなら、Lieutenant (海軍大尉)あたりでしょう。なお、Lieutenantはアメリカでは「ルテナント」、イギリスでは「レフテナント」と発音しますので、発音でアメリカ人・イギリス人の区別が一瞬でできます。

そのようなドラマで「Captain」という階級名が「アメリカ義勇兵パイロット」の階級名として出れば、無条件で「大尉」と訳して差し支えないでしょう。前記の通り「海軍大佐の義勇パイロットは年齢的に有り得ない」からです。

「やはり米語で自己紹介した(つまり大尉でOK)と思っていいんでしょうか」
イギリス軍に参加しても階級名は米軍のものを使う、ということだろうと思います。

この回答への補足

ご回答、誠にありがとうございます。

後学のためにお教え頂きたいのですが、『戦闘機のパイロットとして現役に耐えうる年齢』と『現役で操縦桿を握るであろう階級』は、どのあたり(年齢)までなんでしょうか。

無知な質問で恐縮ですが、よろしくご教示ください。

補足日時:2008/01/10 01:57
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「後学のためにお教え頂きたいのですが、『戦闘機のパイロットとして現役に耐えうる年齢』と『現役で操縦桿を握るであろう階級』は、どのあたり(年齢)までなんでしょうか」



士官学校、兵学校、現在の日本なら防衛大学校出の正規の将校(士官)であれば、空中で指揮をするのは少佐まで、年齢にして30歳代前半までだろうと思います。その辺で後身に道を譲り、陸上(艦上)での勤務に移ります。

戦前の帝国海軍の「予科練」、現在の航空自衛隊の「航空学生」のような「叩き上げ」のパイロットの場合、階級としては同程度、年齢上限はもう少し上がって「30代後半まで」でしょうか。
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この回答へのお礼

大変に参考になりました。
「大尉」と訳されていた背景も理解できた気がします。本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/01/10 22:28

>『現役で操縦桿を握るであろう階級』は、どのあたり(年齢)までなんでしょうか



 余りにも極端な事例ですが、ドイツのアドルフ・ガーランドは中将に昇進後も伝説的(100機以上撃墜のエースパイロットが多数参加)な第44戦闘団(JV44)を率いて戦闘に参加しています。(彼は数少ない将官での敵機の撃墜記録保持者)

 中将昇進時に32歳だから出来る事ですが…。

 アメリカのウイリアム・ハルゼーは、空母の艦長に成るには、航空士の資格が必要なため50歳(大佐)を超えてから、航空学校に入学して規定の訓練を経てパイロットの資格を取得してます。

 戦闘機は無理ですが、それ以外なら自ら機を操縦する基地司令は、結構いらっしゃる様です。
    http://www.jaaga.jp/j05civicldr.html

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89% …
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