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有機ELの解説等で、「蛍光物質の量子収率は0.25が限界だが、燐光物質を使えば理論的には1.0を出すことができる」という話をよく聞きます。しかし一方で、蛍光に関する本を読むとレーザー色素などは量子収率0.25を超えている記述をよく見かけます。

前者は、一重項→基底状態:三重項→基底状態=1:3になるからとのことで、「これEL(電場励起)のみに言えることなのか?」又は「固体(薄膜)と溶媒へ溶かした(濃度消光を起こさない)状態の違いからくるのか?」などと推測はするのですが、いまいち理解できません。

この矛盾しているように思える点について、どういうことなのでしょうか。

A 回答 (1件)

>一重項→基底状態:三重項→基底状態=1:3になるから…



うーん、私の習った系間交叉の理論にはそんな単純な関係は出て来ませんでした。常識的には物質に依存するはずです。
出典を教えていただけますか。

この回答への補足

有機EL関連のHPや書物に記載されているのですが、
例えばHPだと、
ウィキペディアの「燐光」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%8A%E3%82%93% …

その他にも、
http://www.buturigaku.net/main04/oled/020.html
http://www.s-graphics.co.jp/nanoelectronics/news …
等に記載されています。

一番下のHPでは系間交差を通らず直接三重項へ励起しているような図(一般向きに書かれているので信頼性はなんとも…)が示されているので、電場励起の場合にのみ言えることなのかと考えました。

補足日時:2008/01/11 20:27
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