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初めまして。
大学一年で、理学部の者です。
哲学の講義に於いてディペートを行いました。
テーマは「『神』は存在するのか?」
哲学の基礎知識が無い人学生ばかり集まっていた(?)ので、後半はテーマとは違う方向になってましたが、汗。
神は存在する→科学的に存在しないことを証明されていない・無限者なので、発見されない
神は存在しない→科学的に証明されない・(コスモスの)世界に「神」という言葉が存在していること自体が否定そのものではないか?
自身としては、神の存在を否定する側です。
神は存在するのでしょうか?
また神は存在しないのでしょうか?
勿論、神は存在する・しないの問題ではなく、信じる・信じないの問題とは思いますが。
無知者なので、(自分で調べても)分からない用語があれば質問する場合がありますので(その時は、解説を御願いします)。
No.7
- 回答日時:
「神」という語彙をネットにある辞書で調べたことがあるんですね。
驚いたことに、どの辞書にも載っていない。
つまり神というものを人間は定義できていないんですね。
wikiは辞典のようなもので、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E
『人間の及ばぬ知恵・知識・力を持つとされる存在の一種で、人間を含む生命やこの世界そのものなどを創り出した存在であるとされることもある。』
「であるとされる こ と も ある」
ということで、人間によって定義されて、はじめて神だとされるんですね。
実際はそうじゃないかもしれないが、人間が「神」だとすれば神。
日本だって鹿を神の使いだと定義した結果、法律? 宗教? で鹿は保護されるまでになりましたよね。
神は存在するということを主張はできても、立証することは不可能。
でも、神は存在しないということを立証するのはたやすい。
「これが神」とされてきたものは、実際にそのようなものは存在しなかったと立証すればいいわけなので。
例えば天使は背中に羽を持っているが、人間があと何億年進化しつづけようと、羽が生えた人間などにならない。
生物的に無理らしいです。
でも空想上は何億年たたなくても、存在させることができる。
組織を作って「いる」とみんなで一致した考えを共有すれば、たとえ立証不可能でも、存在するってなるので。
それは存在の立証の必要などなく、共通了解により存在することになる。
例えば、Aさんというタレントがいて、その人が好きな人がファンクラブを作り、みな「Aさんはこの世一美しい」といえば、その集団の中でのみはAさんはこの世で一番美しいことになる。
Aさんがこの世一美しいかを、科学で証明するなんて馬鹿げている。
好みの問題で、好みが一致したものが作った集団の特徴だから。
「他人の奥さんをあれこれ評価するな。個人的な嗜好の問題で、本人が妻は美人だと思っていたら、それでいい。」という領域。
ところが、同じ類でも神となると、そうはいかない。
それは個人の嗜好を超え、人の生き方や政治的なものが絡んでくるから。
結束力もすごいが、破壊力がすさまじいので、「個人の趣味だから いる いない 論争に突入せず ほっとけ」とならない。
テレビで「宇宙人はいる いない」という論争を、娯楽番組として放映こそすれ、「神はいる いない」を娯楽として放映するなんて、テレビ局はできない。
そんなことしたら、大変な事態になってしまうことが目に見えているから。
超能力者 幽霊 など娯楽番組として放映するのにね。
神を娯楽番組で取り扱ってしまうと、テレビ局に火炎瓶投げ込まれるかもしれません。
それだけテレビ局は影響が大きいので、無難なものを選ぶわけです。
というわけで、神の存在を否定を立証するのは容易ですが、神は存在すると立証するためには、実際神の存在を立証しなければ、立証したことにならない。
で、今まで出来た人はいない。
つまり、神は存在しない でいいんじゃないかと。
すると、「人間は限界能力があり、神は人間の能力を持ってして認識できないので、だから存在を立証できていないだけで、存在を立証できない 即 いない ではない」という人が結構いる。
ってことは、誰も神を今のところ認識できていないわけで、認識できないものを存在する主張するのは、、、、
例えば、頭が馬で体が鹿の動物は今のところ存在しません。
そういう名称の動物は中国にいるらしいですが、頭が馬で首から下が鹿という動物じゃあない。
でも、まだ発見されていないだけで、いつかそういう動物が見つかるかもしれない?
宇宙人だっていつか見つかるかもしれない、地球と同じ惑星が将来見つかるかもしれない。
そもそも地球の誕生は奇跡としか思えないそうです。
奇跡の連続で今のような状態になり、このような奇跡のオンパレードが他でも起こって、地球そっくりの惑星がどこかに誕生しているかもしれない と主張する人。
地球誕生の確立は0.0000000000000000000000000と0がいくつつくか忘れましたが、天文学的数値分の1くらいの確立だそうで、普通科学はそれを1ではなく0とみなします。
じゃあ 地球は存在しないのか。
いえ この場合 実際存在していますから1です。
地球は存在しているので、私達はこの地球の上で「神はいる いやいない」などやれているわけです。
同じ論法でいくと「神が人間を創った」と主張すると、「神が人間を作ったから、神はいる いない と議論できている」となるかというと、ちょっと待ってください、その前提が本当に正しいのか?
地球誕生の説得力ある番組をNHKで見たことがあります。
非常に科学的で、説得力のある現実的な説。
何十億年という歳月をかけ火の玉が冷却していき、回転することでどういった影響がでてき、どうやって水、大気ができることになったか、納得できる内容です。
でも神が人間を創ったという神話からすると、この全宇宙は約6千年ほど前にできたことになります。
誕生と死亡の年数を遡って出した結論が、宇宙誕生の年数を測定可能にしたわけです。
でもおかしいです。
宇宙の誕生が6千年弱前など、科学的に無理。
日本列島より宇宙の誕生の方が若いなんてありえない。
つまり、その神話の内容が間違えていると考えるのが妥当。
つまり、神というものが存在し、人間を作ったから人間は存在することになったという話は、ある特定の人たちの共通了解であるが、事実に反している。
神話を保持した人の最大のミスは、年数を書いてしまったことだと思います。
神話を読むと、恐竜出てこないです。
恐竜が出土しているのに、その生き物が神話に登場しない。
つまり 恐竜が絶滅した後に書かれたもので、存在を知らなかったから書けなかった。
このように科学的に立証できるものをもってして、神が宇宙を創り、人間を作ったということを否定できる。
そういう人間に似た生物が宇宙を作り地球を作り人間を作ったのではないことは明白。
人間が地球の主であるかのように思っているが、人間 とくに男性はあと数万年すればこのままでいけば絶滅する。
「そうか 人類は滅びるのか」と思うのなら、ちょっと待ってください。
人間じゃなく人間の男性は滅びるが、女は生き残るかもしれない。
男が滅びたあと「神の怒りで女から男が奪われた」とする宗教ができるのか「男があまりにも邪悪な生き物だったから神によって滅ぼされた」とする神話ができるのか。
いやいや 宗教は男の作り出したなぐさみの文学なので、女ばかりになった時、今のような組織的な宗教は存在しなくなる。
神がいるというのなら、男が絶滅するのをなんとか食い止めてもらおうと、神の啓示を待つしかないわけですね。
もし、本当にいると思っているなら。
最後の男 誰になるんでしょうね。
残念ながら私が生きている間には起こらないので、確認することはできません。
「いや 最後の審判で死んだ人も神が蘇らせ最後の裁きをする。その時思い知るがいい」って言われたら、「あのですね それってエジプトの神話の内容でしょ?ミイラになってよみがえらせてもらうの? はい どうぞ 神話を科学だと思うのなら今すぐミイラになったらどうですか?」って思います。
やはり『神』という存在は、信じる人にしか存在しないですね。
しかし、概念上では、生きている人間は『神』という存在を存在させてしまっている。
ただ、その『神』は一人一人、違う解釈なのであり、共通した『神』ではない。
逆に言えば、人間は一人一人、違う価値観を持っていることが分かる(もし、『神』が共通しているのであれば、様々な論争など起きない)
。
自身が演出であれば、『神』論争を敢えて取り上げますね。
結論は「分からない。」として、笑。
>地球誕生の確立は0.0000000000000000000000000と0がいくつつくか忘れましたが、天文学的数値分の1くらいの確立だそうで、普通科学はそれを1ではなく0とみなします。
自然の斉一性からすれば、反論されそうですね、汗。
自身も、例え天文学的数値の確立としても、その可能性があるのならば、否定すべきでは無いと思いますが。
個人的な宇宙解釈は、ある一定の時間までは、自然は生まれ・死にを繰り返す。
同時に、その時間の間、空間上では膨張をし、そして最終的には一点に集束すると考えてます(根拠無し)。
>でも神が人間を創ったという神話からすると、この全宇宙は約6千年ほど前にできたことになります。
ある記述を見たことがあります。
「(問)神は宇宙誕生の前まで、何をしていたのか?」
「(答)宇宙の始まる以前は、時間は存在しなかった。」
良く分からなかったですが、汗。
それは気になる記述ですね、探してみます。
やはり、神は頭の中でしか、存在出来ないものですね。
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No.6
- 回答日時:
神を否定するのは構わないんですが
それに科学を持ち出すのはややこしくなるだけなので
やめたほうがいいと思います。
創造論科学というのは
あまりにも科学が宗教を否定するようになったもんだから
「だったら科学的だったらいいのか?」
という要素が多分にあります。
それは科学者の個人的信条とは別なわけです。
蔓延する疑似科学も、科学への権威を安易に利用しているわけです。
山高かれば谷も深いです。
神の否定は別に、懐疑主義で十分やれますよ。
昔から、神を全く信じない人々も居たのですから。
彼らの理屈を引っ張ってくればいいわけです。
やりすぎれば科学も成り立たなくなる劇薬ですがね。
>科学者の個人的信条とは別なわけです。
科学に携わる人間には辛い部分でもありますね(宗教をやっているならば)。
懐疑論で反論しましたが、無理でした、汗。
『神』という概念は論破可能ですが、言語を無くとも、人間も動物である限り、『神』という存在は認識出来る。
イメージすることは可能ではないのか?
今思った疑問ですが、『神』という概念が無ければ、イメージすることが不可能ですね、汗。
>学を持ち出すのはややこしくなるだけなので、やめたほうがいいと思います。
本音ではそうでしょうが、真理を求める為には全学問のことを考えなければならないと思います。
No.4
- 回答日時:
・「神の有無は、二十年考えても二千年考えても、信ずることはできても説明することはできない。
」byカーライルこの名言が、すでに答えですね。
・「神を信じないというのは恐ろしい。神を信ずるというのも恐ろしい。」by有島武郎
こちらも大事と思う名言です。
自然科学というのは、目に見える現象に重きを置きますね。
哲学で言えば、経験主義的な立場。
でも、目に見えないからといって、無いと断定するのはおかしいですね。
せいぜい「あるかないか解らない」ということです。
「0と1の世界」で物事を見ていては、理解出来ない現象もこの世には溢れています。
「神」もその一つ。
「神様は、0と1の世界の外に居ますよ。」と私は言いたいですね。
結局、カーライルの名言に戻ってくるんですよ。
「神」とは「ある・ない」の問題ではなくて「信じる・信じない」の問題でしかありませんので。
そうそう、「無神論」も一つの宗教(信仰)です。(特定の宗教を信じない立場は「無宗教」で、別概念です。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E7%A5%9E% …
もう一歩踏み込んで、「無神論」という信仰は、キリスト教の神の否定から発生した宗教です。
そのキリスト教の国々が「科学」という「概念」を生み出したのも忘れてはならない事実ですね。
根源的には、信じる・信じないの問題でありますね。
概念上、「神」は存在しているとは思いますが。
個人的には、「神」は信じる者にしか存在しないとは思います。
それを科学、哲学、宗教が溢れている現在で、説明しようとする行為に無理があるとは思いますが。
しかし、その気持ちとは逆に「『神』は存在しないことを証明しなければ。」と思う気持ちでもあります(アメリカの進化論否定などを見ていると)。
>キリスト教の国々が「科学」という「概念」を生み出したのも忘れてはならない事実ですね。
失礼な質問をしますが、何故忘れてはならないのですか?
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No.3
- 回答日時:
私としてはあんまり考えてもしかたないことなので
なんですが…。
神って言ってもいろいろいますけど
いわゆる全知全能。善の神ですかね。
良くある全能の神が持ち上げられない石を創ることができるのか?
ってパラドックス狙って自己矛盾してるじゃん。
論理的に神は居ないって、いおうとしても
論理的に自己矛盾している大系が世の中、結構多いことが判明したので。
数学とか科学とか。大変なのです。
(論理的には悪しき神のほうが楽ですが。)
間違ってもよかったら以下↓
神は存在するのかしないのか?
という問いが立てられた時
この文章上の神は何を表していますか?
少なくとも私たち人間は「神」という言葉を使っていますね。
すると少なくても言葉上(名称)としては神は存在します。
で、それはおかしい。
たとえ神という言葉を使っていても
その神という「言葉と合致する存在」がなければ無効じゃないか
それを質問しているのだ。
ということになります。
で、少なくとも私たちは完全無欠の神という
「概念」を思い浮かべることはできます。その言葉がもつ「意味」ですね。
で、「名称」「意味(概念)」
ここまでは神を問題にした時点で仕方ない。認めようとしても
じゃあ。一体どこにいる?
となるわけで、客観的に神がモノとして存在しなければ
神は存在しないだろ。となります。
でもさ、永遠に存在するものなんてあるの?
はい、プラトン。永遠に実在するものがある。
で、認識論です。永遠にある存在を私たちは観察できるの?
そこで、客観はどうやってきまるのか。
主観と客観の分離。デカルトが絡んできますね。
観察する私の存在はしっかりしていないといけませんから。
で、私たちはどうやってモノを見ることができるのか。
はい、カントの登場です。結局私たちの認識範囲は
主観によって限られています。で、不可知論で決着かと思いきや。
でも、理性=実在=神。ヘーゲル
世界大戦やって理性に疑問が。理性なんて存在するのかな。
神も居ないんじゃ。
っていうか確かな私も居ないんじゃ。
ところで、存在するってなんだったっけ?ハイデッガー
で、結局言葉の問題じゃん。ウィトゲンシュタイン。
まんま西洋哲学の歴史で
この議論自体終わらせたかったら「問題文の神を消しゴムで消したら」終わると思うのですが…。禁じ手でしょうかね。
科学的に観察できないから神は居ないってのはできないと思いますよ。
科学自体がアレなので。詳しくは科学哲学やればいいですが。
唯物論方式に否定するのが一番かと。でも、結局論理的には一緒ですが。
人間が機械なら神を完全に否定できます。
人間に概念があると認めるとまずいので
言葉だけでかたずけてください。
神なんて言葉はただ、こんな字をしているだけで意味なんてないです。
もしくは世界は脳が生み出した化学物質の量によって決まる世界です。
当然意識なんて錯覚です。芸術も脳の物質の分泌の不具合です。
当然、神は錯覚です。
これくらいやれば神は否定できます。
「神」とは一神教と多神教などで、意味が異なりますね。
ディペートでは、各々の、概念の「神」で進めていましたね(反省)。
ということは、概念上では存在していますね。
しかし、姿・形としての「神」は存在しない。
言語論・懐疑論を用いて、自身は反論しましたが。
言語を持っている為に「神」ということをイメージ出来る。
逆に言えば、我々が言語を失えば、「神」は存在しなくなる。
この反論として、「『イメージ・概念』は言語失くしても、その行為(イメージすること)は可能では?」とされ、何も言えずでした、汗。
その「イメージする」という言葉自体をも否定すれば、「『イメージする』という観念」は消えると思いましたが、無理があったので、何も言いませんでした(言葉を言葉で打ち消すのは不合理かな、と)。
説明が下手で、すいません。
>問題文の神を消しゴムで消したら
これは有名なのでしょうか?
教授もやってましたが、笑。
No.2
- 回答日時:
>科学的に存在しないことを証明されていない
この部分がすでに矛盾しています.
科学的観点からは,物事は”無=0”の状態を基準にして議論するのが道理ですから,この場合,ある事象が”無”ではなく”有”とする側,がそれを証明しなければなりません.
>科学的観点からは,物事は”無=0”の状態を基準にして議論するのが道理ですから,この場合,ある事象が”無”ではなく”有”とする側,がそれを証明しなければなりません.
同じ様に「矛盾しているのでは?」と反論しましたが、「『神』が存在しないというならば、貴方が『神』が存在しないことを証明すれば良いだけの話し。」と意味不明な発言をされましたが、笑。
>物事は”無=0”の状態を基準にして議論するのが道理ですから
そうですよね。
有難う御座います。
No.1
- 回答日時:
答えになっていないかも知れませんが、こう考えられないでしょうか。
「現段階ではいない証明もいる証明も出来ない、だから不明」
哲学や精神世界、神学の領域は個人の価値観や民族的な背景、成長環境などと密接に係って来る問題なので、ある一定の答えに全ての人々が収束する事は有り得ない気がします。
科学を志す方であるならば、なおのこと現在非存在を証明出来ない事柄を「無い」と断ずるのは危険な気がします。
ニュートン力学で説明できない現象を解明するために量子力学が産まれたように、ある一価値観を全ての事柄に当てはめるのは思考の停滞を意味します。
いやこれは釈迦に説法ですね。
探求する姿勢こそが科学の指針なのではないでしょうか。
結論の為の議論であり、議論の為の議論ではないと思います。
ですから、そういう「不明」という心持をした上で、議論をしています(自身は)。
>哲学や精神世界、神学の領域は個人の価値観や民族的な背景、成長環境などと密接に係って来る問題なので、ある一定の答えに全ての人々が収束する事は有り得ない気がします。
それは分かります。
しかし、そうであるならば議論はナンセンスではないか?
>科学を志す方であるならば、なおのこと現在非存在を証明出来ない事柄を「無い」と断ずるのは危険な気がします
自身は大丈夫なつもりですが、そのことを忘れて問題に取り掛かると危険ですね(教授もそれに対しての発言をしてます)。
ちなみに、本題の結論は「分からない。」でしたが、笑。
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