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2年前に十二指腸潰瘍になり、薬を飲んでいるのですが
昨日、胃カメラを受けました、結果は潰瘍は治っている
とのことでした。しかし、薬を飲み忘れると、まだ
痛むのですが、これって、治っていても、このようなことって
あるのですか、どなたか、教えてください。

A 回答 (2件)

 酸を中和する「制酸剤」しかなかった時代、安静入院と食事療法が


基本でした。ところが、酸分泌を抑える薬として昭和50年代後半に
H2ブロッカーが、さらに平成になりプロトンポンプ阻害薬(PPI)が
登場し、潰瘍はごく一部の症例を除いて、なおすことはむしろ容易な
病気になりました。この他に粘膜を保護する薬や血流を高めたりする
薬もあり、これらを併用するのが一般的です。

薬を飲み始めると、すぐに痛みなどの症状はとれてきますが、すぐに
潰瘍がなおるわけではありません。症状がとれたからといって、
薬を飲まなくなると、いつまでたっても潰瘍はなおりません。
薬物治療が基本であり、食事療法として厳格なものはありません。
バランスのとれた、十分なカロリーのある食事を規則正しくとる事が
重要です。但し急性期には、アルコール、濃い茶、コーヒー
刺激物等は避けましょう。睡眠を十分にとることや、タバコをやめる
ことも大切です。

 このPPIをきっちり服用すれば胃潰瘍では約8週間(2ヶ月)、
十二指腸潰瘍では約6週間でほとんどの潰瘍は治ります。
「初期治療」と呼びます。ここで服薬を止めると再発する可能性が
高いので、予防のために「維持療法」を行います。
「維持療法」というのがくせ者で、折角しばらくの間きちんと飲んで
いても、止めてしまうとまた再発することも多く、場合によっては
一生飲み続けなければならない患者さんもおられます。

近年、ピロリ菌を除菌することで、潰瘍の再発を抑えることが明らか
になりました。一部の専門施設でしかできなかった除菌治療が
保険適応になったことで、「潰瘍治療」は大きく変わろうとして
いるのです。

参考URL:http://www3.kmu.ac.jp/im3/pylori/gdu.htm
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十二指腸潰瘍は、完治していたとしても、他に転移しての痛みの可能性もゼロとは言えませんが、精神的なものからの痛みの可能性もまたゼロとは言えません。

再度、違う総合病院での精密検査を、1日も早く、早急に受診されることをお勧め致します。
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