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アメリカじゃあ性犯罪前歴者にはメーガン法のみならず、『ハロウィン時の外出禁止・家宅捜索』『住居制限』『無制限の監視』等の処置が取られているが、

それは罪刑法定主義違反ではないですか?
(それらの処置も刑罰って言うなら別ですが・・・)

日本でもメーガン法の導入を、と言う人々が結構いますが、
私は馬鹿は法律や制度について語るべきじゃないと想いました。
多くの厳罰主義者は法について何も知らないという感を受けました。
私は厳罰化には賛成ですが、ネットでよく見かける『犯罪者には人権がない』というのは馬鹿げていると思います。


さて、メーガン法や類似の法律を導入するとなるともう一つ問題なのは、未来に起こるかも知れない犯罪を考慮して、不利益を課すことは許されないのではないか(そういう法律自体違憲ではないか)ということです。もしそういう不利益を課すなら、犯罪に対する『刑罰』でなければならない。結局罪刑法定主義に帰着するわけですが・・・

アメリカではこの2つの矛盾をどう解決したのですか?
それともアメリカの刑罰の思想は日本と根本的に違うのでしょうか?

また、日本にメーガン法に準ずる法律が制定される可能性はあるのでしょうか???

A 回答 (1件)

はっきり言ってアメリカの法体系には全く無知なので、


実のところメーガン法も正確なところを知らないのですが
一度、マサチューセッツ州が公式に出している解説を読んだことはあります。
それを読む限りでは、メーガン法そのものを日本に導入することはあまり賛成できない、が個人的立場です。

また、

>多くの厳罰主義者は法について何も知らないという感を受けました。
>ネットでよく見かける『犯罪者には人権がない』というのは馬鹿げていると思います。

も、全く同意見です。

以下は、そういう個人的意見を排した、あくまで法的な回答です。

>それは罪刑法定主義違反ではないですか?
>(それらの処置も刑罰って言うなら別ですが・・・)

質問とかっこ書きとのつながりが良く分かりません。
罪刑法定主義というのは「刑罰及び刑罰を課する行為は必ず法律上の基準が必要」という意味でして、
刑罰以外の制裁を許さない、という意味ではありません。
実際、日本でも刑罰でない法律上の制裁ってのはいくらでも存在しています。
これらもそういうものではないのでしょうか?

引用が前後しますが、

>もしそういう不利益を課すなら、犯罪に対する『刑罰』でなければならない。

第1の質問に答えたとおり、むしろ近代法はそういう考え方を取っていません。
そうするとこれは、刑罰だろうと刑罰以外の不利益だろうと、
「実際に社会に害を及ぼしていないのに不利益を科すことが許されるのか」
という問題に帰着します。

それを踏まえて、

>未来に起こるかも知れない犯罪を考慮して、不利益を課すことは許されないのではないか

それは必ずしもそうとは言えないです。
日本でも、社会に実的な害を及ぼしていないのに処罰されるケースはいくらでもあります。
代表的なのが薬物犯罪と交通違反。
これらは実際に社会に害を出す前に犯罪として処罰されたり、行政処分によって不利益を被ります。
これらを取り締まるのは、まさしく
「未来に起こるかもしれない(別の)犯罪を防ぐ」ことが目的の1つです。

>それともアメリカの刑罰の思想は日本と根本的に違うのでしょうか?

違うところもあるけど、基本的には似ているんじゃないか、
というのが私の感じるところです。
(刑罰に対していちばん日本に近い思想を持っているのがアメリカじゃないかな、と)

>日本にメーガン法に準ずる法律が制定される可能性はあるのでしょうか?

可能性は分かりませんが、もし導入されそうなら個人的には反対します。
社会的利益が何もなさそうなので…。
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この回答へのお礼

スッキリしました☆

やっぱりあの法律はいただけないですよね。

お礼日時:2008/02/06 11:30

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