この度、市が公売(競売ではありません)にかけた土地を住居用に落札しました。土地の形が不整形で手前右駐車場一台分くらいの土地が他人の土地です。住居を構えるにあたって、できればこの土地も購入したいと思っています。
市の担当者に聞いたところ、この土地の所有者は亡くなっており、相続の手続きが済んでいないとのこと。法定相続人は複数いるそうです。固定資産税を納付している方がいると思うのですが、個人情報の関係で教えてもらえそうにありません。
こういう場合は一般的に司法書士の方に依頼するということですが、気になる点がいくつかあります。
・手数料はいくらくらいなのか
・どのくらい時間がかかるのか
・依頼しても解決しない場合もあるのか
・もしこの土地が購入出来なかった場合、将来的に不安要素はないか
なにしろはじめてのことで分からないことだらけです。
司法書士会の無料相談を受けてみようとは思っていますが、
事前に少しでも情報を得たいと思っています。
司法書士の方や、経験者の方などのご意見を是非お願いします。
No.1
- 回答日時:
状況で全てが変わります。
相続人が1人ならその方との話し合いで済みますが、複数となると対象者全てに買い取る意思を示さないといけませんし、もしかすると全ての方の事務手続きをお願いする必要が出てくるかも知れません。
なので 状況で変わります。
一度司法書士の方に相談されるべきですね。
それと将来の不安要素とは何を指してるのでしょうか?
普通に変形の土地をお持ちでその隣接地が複数人いらっしゃる相続対象の土地と言うことだけでしょ。
ご回答ありがとうございます。
つまり相続人の人数によって、報酬も時間も比例するということでしょうか。となると依頼してみないとわからないのですね。
「不安要素」とは、その土地をこちらの不利益となるような使い方をされる可能性はないかということです。(例えばゴミを置かれたり)質問が漠然としていてすみません。不整形といっても、その土地を含めれば綺麗な長方形でその部分だけが四角く凹んでいる感じなのです。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
その土地の所有者さんがつい最近に死亡されたなら
まだ良いですが、死亡されてから数年~数十年経過
しているような場合には、相続人の数も大勢になって
いたりするため、簡単には手続きできません。
相続人が増える=費用も時間も増えると思います。
法定相続人全員が生存しており全員が同一市内等のご近所に
お住まいであれば時間も費用もそんなにかからないことが予想できますが、
相続人がすで亡くなっていたり、他府県や海外等にお住まいの場合や
前所有者さんが再婚されており前妻との間にも子供さんがいる場合などは
非常にややこしくなります。
ケースによっては1年以上の期間をかけても、なお解決しない場合もあり。
最終的に相続に同意しない人間が1人でも居た場合はいつまで経っても
相続手続きが完了しないこともあります。
現状で司法書士さんに依頼されたところで
法廷相続人の住所氏名や人数くらいはわかるかもしれませんが
基本的に法定相続人や利害関係人ではない貴方や
司法書士などの「他人」が勝手に相続手続きを進めることはできません。
必ず相続人のどなたかに対して相続をしてもらうようにお願いする等
交渉をしなければなりません。
なお、その土地は長く空き地状態だったのでしょうか?
もしも数年前まで家が建っていて所有者さんやご家族が
お住まいだったようなものなら、ご近所の方にお聞きになることで
息子さんが○○にいる、娘さんが○○に勤めているはず等と
情報を教えてもらえることがあります。
その結果、相続人のどなたかがお判りになれば
その方に「土地を買わせて欲しい」旨をお伝えになり
相続手続きを進めてもらうように交渉されてはどうでしょうか?
※最初から「買いたい」という事に抵抗があれば
「駐車場として借りたい」等をきっかけにされても良いでしょう。
連絡が取れましたら、相続人の方と司法書士さんのところへ
同行されるなどして、相続手続きの相談を行い
「相続が簡単にできそう」ならば改めて手続きの依頼をすれば
良いかと思いますよ。
不安要素については、貴方の土地でない以上は
どうすることもできませんよ?
せいぜい、空地の雑草を「善意」で除去するなどされ
不届きものに不法にゴミを捨てられないようにするなどの
対策を行っておかれるくらいではないでしょうか?
※事前に相続人の承諾を得ることをお忘れなく。
大変分かりやすい回答をいただきありがとうございます。
その土地はずっと空き地状態だったと思われ、ご近所への聞き込みも望み薄です。急ぎすぎてはだめだなと思いました。運があれば購入できるかもくらいに思っていた方が良いのかもしれませんね。
No.3
- 回答日時:
法定相続人を突き止めることと、その上で土地を売ってもらうこととは別の問題ですから、司法書士に依頼したからといってあなたが買える状況が整う保証はありません。
無料相談に行くことは結構ですが、とりあえず出来る範囲でご自分で動いてみてはいかがでしょうか?
その隣地の登記簿は手元にあるのでしょうか。もし無ければあなたが土地を落札して取得した際の資料で公図というものがあるでしょうから、その対象隣地の地番を確認した上で法務局に行き、登記簿を取得しましょう。公図が手元に無ければ法務局で閲覧しましょう。
登記簿上では、所有権者は故人である被相続人の名前のままかと思いますが、そこには一応住所も表示されています。
その住所地に相続人、又は相続人関係者が住んでいるという保証は全くありませんが、もしかしたら現在もどなたかが住んでいるかもしれませんので、特に遠方でなければ直接訪問してみてはいかがでしょうか。
運良く関係者に逢えれば、相続人は何人いるのか、売却の意向はあるのか、などのヒアリングは出来ると思います。
運悪く無関係な人が住んでいたり、もしくは住所地に家屋自体が存在していないようなケースは諦めてください。その場合にはどなたかが書いていたように対象地の近隣に古くから住まわれていそうな人を訪ねて聞いてみるのも方法です。何か知っている人がいる場合もあります。
そこまで動いてみてから司法書士に相談するほうが、何かと理解も深まると思いますがいかがでしょうか。
司法書士会の無料電話相談にかけてみました。
結局はここで回答いただいた皆さんの意見と同じで、相続登記するのは当事者間のことなので、購入できるかはわからないとのお答えでした。報酬の質問に対しても「それを聞かれるのが一番困る。ケースバイケースだから」と言われてしまいました。
登記簿には亡くなった所有者の氏名のみ書かれてあり、住所の記載がなかったそうです。ますます難解なケースのようです。
丁寧に回答くださり、ありがとうございました。
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