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V型エンジンのターボについて教えて下さい。

具体的にひとつ例を挙げて質問させてもらいます。
初代シーマに搭載された日産のVG30DETは確かシングルターボだったと思います。ご存知の通りV型6気筒であれば左右に3気筒ずつの配置になります。ツインターボなら左右に一つずつでしょうが、シングルターボであれば排気管の取り回し上、片側バンク3気筒分の排気ガスしか利用できないように思えます。これは直列6気筒のターボエンジン(例えば同世代のトヨタ7M-GTEなど)と比較して、同じ量の空気を半分の排気ガスで過給する訳なので効率が悪そうに思えるのですが違うのでしょうか? それとも実はちゃんと両側バンクとも排気ガスを利用していたのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

まずVGは片バンクのみ(助手席側)のみでタービンを回してます。



直6の3Lで1個のタービンを回すのとV型の片バンクで1個のタービンを回すのでは確かに直6の方が大きなタービンを回せます。

効率の問題ですが上限280馬力までのエンジンを作るのに小さなタービンで低回転でパワーを出すか高回転でパワーを出すかの違いです。

低ブーストでの出力280馬力か高ブーストでの280馬力かの違いと同じです。

V型の様にフラットトルクのエンジンで小さなタービンで低回転でパワーを出す。ならばEXハウジングは小さくて良い。
結果、排圧は3気筒で十分という事です。

VGが搭載されていたシーマやセドの様に年配者をターゲットにした車なら回さずにパワーが出て乗りやすく速さを体感する様に開発。

7Mが搭載されたスープラやソアラの様に若者向けの車なら上まで回して楽しめる様に開発。

VG30DETT搭載のZ32の場合はさらに小さなタービン2個で低回転を損なわずに高回転までパワーが出る様に開発。

こんな感じで判りますかね?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。よく分かり、参考になりました。
お礼が遅れてすいませんでした。

お礼日時:2008/03/16 07:54

ツインターボは、いろいろタイプがあって、並列のものもあれば、大小のタービンを直列につなぐものもあります。



そもそもなぜタービンを2つ持つのかというと、ターボラグを減らすためで、2つに分ければタービン本体を小型化でき、慣性が減って、アクセル操作に敏感に反応させられるからです。

大小のタービンを直列につなぐ場合は、アクセルが小開度でも小さいタービンでそこそこの過給圧を得て、「フルスロットル」の時は、排気の大きな力で大きなタービンも回して、巨大な過給圧を得ようというメカニズムです。

最近のV型エンジンの排気の取り回しがどうなっているか知りませんが、もし左右が全く独立に排気管まで行っていれば、タービンは2つ必要です。

スバルは水平対向で、排気管も2つありますが、シングルターボですから、タービンのところでは1本になっているはずです。

排気は、排気脈動をはじめ、いろいろ使い道があるようですから、基本的に、一度ひとつにまとめたほうが効率がいいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お礼が遅れてすいませんでした。

お礼日時:2008/03/16 07:50

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