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デフレ対策のために通貨の総量を増やせば、物価下落から物価上昇へ反転したとして、同時にその通貨の価値も下がるという事ですよね?それが円なら円安ですよね。
でも日本はこれまでデフレ対策と称しながらもデフレがつづいているという事は、逆に円高がつづいていないとおかしいのでは??と思ったのですが、デフレなのになぜ円安傾向が何年もつづいているのですか?

A 回答 (3件)

経済の現象には、タイムラグが生じます。

政策を打ち出しても、給料が上がらなければ購買力は、総量として上昇しません。原材料の世界ではインフレが始っていますが、消費材の世界ではまだ、デフレです。今後消費財もインフレに転じると思います。

 為替レートは、基軸通貨との相対的な力の反映で決まる場合が多く、単一の日本の場合だけ考えても理解できません。金融システムそのものの信頼が失墜したドルは、今後も下落する可能性が高く、対ドル為替レートは、円高で進みます。現在は石油本位制とでも言えるような状態です。そしてスイスフランが日本と同様な高騰が続いているのは、特筆出来るでしょう。
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デフレでもなお円安になるくらい、


最近までの円安の振れ幅が大きかったとみなせます。
2000~2007年の為替レートは、名目で見るよりも、
インフレ率を考慮した実質で見た方が円安が大きく進行しています。

国内に溢れていた金融資産の一部が海外に移動したことになりますが、
2000~2002年には日本経済が深刻な景気後退に苦しんでおり、
2003~2004年には大規模な円売りの為替介入が行われ、
2005~2007年中盤はアメリカやユーロ圏が金利を大幅に引き上げた、
こういったことは背景にあるかもしれません。

・実効為替レート(アメリカ以外の主要国も勘定した為替レート)
(2000年=100とする指数、日本の実質は企業物価指数ベース、
日本銀行より各月の平均)
2000年 名目100 実質100
2001年 名目92 実質89
2002年 名目88 実質84
2003年 名目92 実質84
2004年 名目96 実質85
2005年 名目92 実質80
2006年 名目86 実質72
2007年 名目82 実質67
2008年1-2月 名目87 実質71
グラフ:↓を参照
http://www5.cao.go.jp/keizai3/shihyo/2008/0310/8 …

・日米欧の短期金利(OECD Economic Outlookより)
2000年 日0.2% 米6.5% ユーロ4.4%
2001年 日0.1% 米3.7% ユーロ4.3%
2002年 日0.1% 米1.8% ユーロ3.3%
2003年 日0.0% 米1.2% ユーロ2.3%
2004年 日0.0% 米1.6% ユーロ2.1%
2005年 日0.0% 米3.5% ユーロ2.2%
2006年 日0.2% 米5.2% ユーロ3.1%
2007年 日0.7% 米5.3% ユーロ4.3%(予想)
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今、めっちゃ円高ですが。

この回答への補足

ドル-円だけで、加えてこれまでの物価変動分を見なければ、円高ですが、現在はまだまだ円安水準であることと、ドル以外の通貨との兼ね合いもふまえて質問したつもりだったのですが、言葉足らずでした。

補足日時:2008/04/10 16:47
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