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部門別管理を導入し一つの部門を一つの会社のように管理し、個別に貸借対照表と損益計算書を作りたいのですが、どのようにしたら良いのか、何から手を付ければいいのかさっぱりわからない状況です。
また、損益計算書を作るに当たって、売上、仕入、などをわけるのは容易かと思うのですが、水道光熱費、通信交通費、など会社として一括請求されているものをどうやってわけていくのかが問題です。配賦率を決めてわけていくのだと思うのですが、その決め方の基準すらわからない状況です。

そこで質問なのですが、
(1)実現可能なのでしょうか?
(2)導入するにはまず何をしたらいいのでしょうか?
(3)配賦率の決め方はどうすればいいのでしょうか?

とても困っていて夜も眠れないです。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

(1)については、従来からの会計の方法によりますが、これからはじめようとしているのであれば、損益計算書を部門別に作成するのは可能ですが貸借対照表はかなり難しいです。

現金と預金、銀行関連の勘定、資本金の勘定が部門別に分けることができれば可能ですが・・・
(2)損益計算書を部門別に分けるのは、最初に売上高、仕入高、在庫を部門別に分けます。この場合、売掛債権に関する売掛金、受取手形などは比較的簡単に部門別集計できますが、買掛債務に関する買掛金や支払手形を部門別集計するのは結構困難です。すでに部門別に仕入先元帳が完備していれば別です。
事務用品や消耗品などで、支払先に請求書を分けて発行してもらえるかどうか聞いてみるといいです。人件費については、給与計算を担当している部署に頼んで、給与、通勤費、時間外手当、賞与、社会保険料、労働保険、雇用保険、適格年金などを部門別に集計してもらえばできます。
後は、部門の個別費でなく共通費を設定するのが妥当だと思われます。
これを販売管理費、営業外の損益などの個々で共通費を配賦するか、営業利益か経常利益までは個別に計算して、一括して配賦して「貢献利益」として計上するか、その方法を決めるとよいと思われます。
ただ、このあたりはやりすぎると財務会計と業績管理会計とで隔たりが出てきますから、さじ加減が必要です。
(3)配賦率は勘定科目によって面積、人数、特定科目の比率や比例、メーター、もちろん個別に把握できるものは直課するなどです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりすみません。やはり貸借勘定は難しいようですね・・・全部をキッチリわけるわけではなく必要なものだけを別の帳票を作成し集計して分けていこうかと思っています。
ご回答ありがとうございました、本当に助かりました。

お礼日時:2008/04/17 12:11

会計システムの導入に携わっている者です。

ご質問の件ですが、実現は可能だと思います。

導入するのに一番簡単なのは、やはり部門管理をできる会計ソフトを使用することではないでしょうか。ソリマチの会計王や弥生会計(プロフェッショナルのみ)といった10万円以内のソフトでも部門別の集計きるものがありますし、勘定奉行やPCA会計、大蔵大臣といったクラス以上になるとほぼ全て部門管理機能を備えています。
まずは体験版などで出力したいような帳票がでるかを確認するとよいと思います。

入力イメージとしては、(1)部門のコードと名称を登録 (2)仕訳入力のときに、借方・貸方の科目に対し発生部門を選んで登録 といった手順で、あとはシステムで集計してくれます。

また水道光熱費などの配賦率は、業種などにもよると思いますが、人数、床面積、生産量など費用の発生にある程度比例するような要素を基準に率を決めることが多いと思います。特に配賦は部門の方が「経理が勝手に乗せた費用」と思うケースが多いので、(100%は無理ですが、ある程度)納得の得られる基準を選ぶ必要があるようです。

また集計後に「部門で実際に発生した費用」と「配賦で割振られた費用」を判断できるよう、科目を分けている会社もよく見ます。例えば費用が予算より上回ったときに、部門が原因か、配賦が原因かが分からないと、適切な対策につながらないと思います。
以上、経験上ではありますが、参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりすみません、おかげ様でうまく行きました。
今はcafemame様が教えてくださった、集計後の「部門で実際に発生した費用」と「配賦で割振られた費用」を判断できるようにすることを検討中です。本当に助かりました。

お礼日時:2008/04/17 12:05

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