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以下は私の仮説です。間違っていたら指摘してください。

よく短期トレードはゼロサムゲームだと言われます。手数料を考慮すればマイナスサムゲームというふうにも言えます。ただ私はプラスサムだと考えています。理由は以下の通りです。

 よく言われる、短期トレーダーは同じパイを奪い合っているからゼロサムなんだ。 という理屈は前提として非短期トレーダーは短期スパンにおいて短期トレーダー以上に絶対に間違ったエントリーをしないと言う前提があれば成り立ちます。ここで、1円でも非短期トレーダーが落とせば短期トレードはプラスサムになってしまうわけです。しかし、実際にはそんなことはありえない。短期トレードはすでにトレードが上手くいくか失敗するかはエントリーの時点で大体は決まってしまいます。ですので大部分の短期トレーダーは最適なエントリー箇所を分かっているはずです。

それではサヤを生み出しているのはだれか?

 実際は長期目的の機関投資家や中長期トレーダーは短期のテクニカルを軽視または無視する者が多いため、短期が何度サヤを抜いても市場には歪みが出て短期トレーダーがその市場の歪みをとって儲けれるのだと思います。長期はファンダ重視ですので短期エントリーで失敗しても長い目でみればほとんど関係ないのです。

 つまり、パイを定期的に非短期トレーダーが置き忘れていくわけです。それを我先にと短期トレーダーが競って奪い合うのです。


ですので

短期トレーダーの利益A=他の短期トレーダーの損失A

ではなく

短期トレーダーの利益A=他の駄目短期トレーダーの損失B+非短期トレーダーの損失C

となると考えられます。具体的な割合は分かりませんが損失Bよりも損失Cのほうが割合的に大きいと思います。

 
まあ、私も証拠のデータがあるわけではないので自信はありませんがこんなんで合っているでしょうか?プロの方、矛盾点をご指摘いただければ幸いです。

A 回答 (2件)

長期と短期の投資家が損益でかみ合っていることはないと言う点同じです。

おそらく、短期トレーディングではゆがみにより鞘が抜ける、売買益を積み上げていけるという前提で書かれているのだと思いますが、ある期間儲かる人やパターンがある場合があっても、一般論ではそれは言えないという意見です。おっしゃっている歪みについても、もしそれがあるなら短期の投資家が必ず取りに来るはずです。またそのようなアノマリーも何時までもあるわけではなく、しばらくすると逆の「癖」になっていたりします。それがあらかじめ予見できない以上、延々と儲けを積み上げることはできないはずです。それは短期の相場のぶれは結局相場のノイズである、ということに端を発しているからです。パターンがあるように見えて、それを長期に良いと取りすることはできないと考えます。
それに比べて、経済成長や企業の利益成長に関しては長期、あるいは超長期では一定のことは言えます。もちろんこれも簡単ではないですが、バリュエーションを慎重に行い、グローバルで見ていけばロジカルに投資することは一応可能だと言えます。
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この回答へのお礼

ご回答いただけありがとうございます。参考にさせていただきます。

お礼日時:2008/05/10 05:11

Cは現実には殆どゼロだと思います。


わかりやすいように、最初Bはゼロと仮定すると、A=Cが成り立つためには、
短期トレーダが買い方の時、売り方は中長期の投資家である。
短期トレーダが売り方の時、買い方は中長期の投資家である。
となっていなければなりません。しかしながら、もちろん中長期の投資家は短期的なエントリー箇所など関係なく売買をしているので、期間が十分に短い範囲(例えば1日~数日)であれば、短期トレーダのポジションにかかわらず、非短期投資家の売買動向は変動していない筈です。(もちろん、月単位くらいになってくると中長期投資家の売買動向は変動するのですが、逆にそこまでならしてしまうと、短期投資家の売買動向は中立になってしまうのでしょうね。)

結論として、短期投資家と中長期投資家は同じ市場に混在しながら全く別のフィールドで戦っており、お互いに影響を及ぼすことはあまり無いように思います。短期トレーダの対戦相手はあくまで短期トレーダであり、中長期トレーダの対戦相手は中長期トレーダだということだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答いただけありがとうございます。参考にさせていただきます。

お礼日時:2008/05/10 05:11

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