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旧という漢字について、漢字の成り立ちを調べたいのですが、成り立ち辞典がなくて困っています。

A 回答 (6件)

No.2さん~No.5さんのお答えで完了ですが、


漢語林(大修館書店)に、旧は、もと臼の略字。また舊の略字としても
用いられ云々と出ています。
いづれにしろ、発音が同じなので書き易い形が普及したのでしょう。
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補足しておきます。



「舊」「稻(稲の旧字)」などの「臼」の部分、さらには「臼」自体も草書で書けば「旧」のようになります(書き方字典などをご覧ください)。
「臼」単体は「旧」と区別するためかそのままですが(ただし同じ字形になったとしてもそれほど困らないはず。文脈で判断できる。「弁」のようにもともと4つの別の字が一つに合流した例もある。もっともこれは草書が理由ではないが)、「稲」「陥」などは略字が新字体となりました。
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舊の語源については他の方の解答の通りです。


臼の左半分を縦線二本に省略するのはよくあります。
つまり、縦線と日ではなく、縦線二本と臼の右半分から旧の字はできています。
兒が児になったりするのも同じです。
興などの左側を縦線二本にした字も以前は使っていました。
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ANo.1のjo-zenです。

補足します。

『大漢語林』(大修館書店)で調べてみたのですが、

「旧」は「舊」の略字。「舊」の音「きゅう」が「久(きゅう)」に通じ、「久しく経過して古い」の意味を持つようになった。

とあります。なぜ、「臼」が「旧」と略されたのかについては、上記辞書では言及していません。他にも調べてみましたが、その辺の事情に触れているものはないようです。その答えがANo.1の回答内容になるのではというのが、私の主張です。出典があるのかないのか不明です。ひょっとしたら、単なる私論かもしれませんが、その辺は自分でも判然としません。ただ、この説には結構自信を持ってはいますが・・・。
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この回答へのお礼

こんばんは。

いろいろ詳しく調べていただいて、ありがとうございました。
とても助かりました。

お礼日時:2008/05/20 23:38

「旧」は「舊」の下の部分「臼」を崩したものを略字として使ったのが始まり。


「隹」は「小さな鳥」を意味する部首で「臼」は読みを表します。「草冠」のようなものは頭の羽毛で本来の意味はミミズクやフクロウでした。
後に「久(キュウ)」に通じて「古い」の意味に転用されました。
(新字源より)

成り立ちと関係なく転用された文字は少なくありません。「難」ももとは鳥の一種でしたが後に「むつかしい」という意味に転用されました。
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この回答へのお礼

こんばんは。

ご回答いただきありがとうございました。

とても助かりました。

お礼日時:2008/05/20 23:44

「日」の左側(西側)に印があることから「西日、太陽が沈む」⇒「落ち目、落日である」⇒「(もう)古い」という意味になったと思います。

記憶違いかもしれませんが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/20 22:00

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