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テスト勉強をしています。アドバイスをいただけたら嬉しいです。
発達加速現象とは、世代が新しくなるにつれて、身体的発達が促進される現象の事ですよね?
この発達加速現象はこどものライフサイクルにおいてどのような影響を与えてきたのか。身体的、認知的、社会的、発達のバランスに焦点をあてながら論じるというものです。

身体的には、身長や体重が促進された。社会的には急速な情報化。刺激の増大による自律神経の影響をうける。などが見られると思います。認知的にはどうなるのでしょうか?発達のバランスに焦点をあてと、なるとどう論じればよいか考えています。よいアドバイスをください。

A 回答 (1件)

発達加速現象とは何か私なりに整理してみると、その人の発達を年代ごとに区切っていくと若い世代に急激に発達する物だと思います。

それが顕著なのは、第1次性徴、第2次性徴だと思います。

身体的に見ると第1次、第2次性徴で、身長・体重は急激に増加します。その発達段階で運動という物は大切になると思います。成長した骨・筋肉を運動によって鍛えられる丈夫な物になりますが、昨今の交通手段の発達、周りの環境の変化によって運動不足が問題視されています。筋力不足ならまだ良いとしても、骨の強度不足ですぐ骨折する子が増加しています。更に運動不足で小児の生活習慣病の問題を引き起こしています。

社会性としては、最初は母子関係、その後兄弟関係と発達していきます。幼・小学校低学年では「私の先生」と言うことで1対1の関係です。それが中学年になる頃のギャングエイジと言われる時代は教師より友人を大切になるようになります。集団の社会性を学ぶべき第1歩のトピックスです。しかし、昨今は親子関係の希薄、少子化でそのギャングエイジが消失したと言われています。その影響かどうかよく分かりませんが、社会性の低い子の増加が問題視されています。

認知面ではピアジェが唱えている具体物思考から抽象的思考に至るのは小学校中学年以降と言われています。この時期に抽象的な思考ができるかどうかが岐路に立ちます。抽象的思考するには豊かな経験が必要です。しかし、昨今は過程より結果を重視する傾向があり、過程が疎かになっています。それで、熟慮せずに短絡的に行動する「切れる子」の増加の原因になっているのではとも言われています。
身体、認知、社会の3つの発達のバランスですが、栄養状態が良くなって、急激な身長・体重は伸びになって大人になっても、それに伴う社会性、認知がそれに伴って伸びていないことが問題になっています。よく言われている、「体は大人、精神は子供」

思いつくままに書きましたので、その論拠になっている物については当たってはいません。参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

長文で分かりやすい説明、ありがとうございました。
とても参考になりました。自分なりに、また調べてみます。

お礼日時:2008/06/02 12:14

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