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中学、高校、大学いずれかの書道の教師になりたいと思っています。
現在、32才で編集の仕事をしています。
大学は卒業していますが、経済学部で教員免許は持っていません。
書道の腕については、競書で二段レベルです。
今から、書道の専門学校に通って実技を学び、大学の通信講座で教員免許を取ることは可能でしょうか。
年齢的に教員免許は大丈夫かと、教員の需要があるか、もし、教員免許を取るとすると通信講座でどれくらいの期間が必要か、を教えてください。教育実習も必要でしょうか…。

書道を一生の職にしたいと考えているます。
教師になるか、書道塾を開きながら商業書道としてロゴなどをデザインする…という2つの道を考えています。
書道家として生きるにも収入に不安があるので教員免許を…と考えています。

A 回答 (5件)

それは専門学校と大学に直接問い合わせる事ですよ。

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1.年齢的に教員免許は大丈夫か


教員免許自体の取得に年齢制限はありません。したがって、32歳だろうが60歳だろうが取得自体は可能です。何故なら、免許を持っていることと、教員になることは別だからです。

2.教員の需要があるか
公立学校の教員、ということであれば「ほとんどありません」というのが回答です。中・高の教員になるためには各都道府県が実施する教員採用試験に合格することが必要です。実際に各地の採用状況を調べていただければ実感されると思いますが、採用自体が無い都道府県も普通にありますし、採用枠があるところでも「若干名」(概ね各県単位で1名)という程度です。

こう言っては失礼ですが、大学の教育学部書道課程に入ってくる人間は、あなた程度(競書で二段)の技量ではありません。高校時代に「全国学生書写書道展」全国大会入賞クラスが普通にいます。その上で、学校教育における書の指導法、書の歴史など専門の勉強を4年間続け、さらに連日書の練習に励んでも、採用が無いのが実態です。

それに、学校の教員は書を趣味としている人が結構多いですから、他教科の教員や小学校の教員でもあなたより段位・技量が上の人、師範クラスの人は一つの学校に1人程度は必ずいます。私もしばしば、流派作品展・個展のご招待を受けるくらいですから。

大学の教員の場合、資格はありませんし採用自体が大学独自ですから「何とも言えません」ということになりますが、通常、大学の書道教員の場合担当科目として実技以外に「古典鑑賞」「(学校における)書道指導法」などの講義を受け持つ必要があります。その上で、高校時代に全国大会で入賞するような学生を相手に、書を教えるのです。

先ほど述べた、大学教育学部の書道科の連中は、大学院(修士)まで行くのが普通ですし、大学によっては博士課程を設けている教育学部書道専攻もあります(東京学芸大学など)。
専門学校や書道教室ではないのですから「書く技量があればできる」という話では無いのです。

ということで、結論を言えば、
・学校で専門に教えるには、技量も知識も不足しています。また、採用枠自体がほとんどありませんから、教員になることは不可能だと思った方が正解です

3.教員免許を取るとすると通信講座でどれくらいの期間が必要か
通信で高等学校教諭1種普通免許状(書道)を取得できる大学はそれほど多くありませんが、東洋大学などいくつかあります。あなたの場合、経済学部ということですから、教員免許取得に必要な単位を全て取るためには、2年程度はかかると思います。3年次編入か、科目履修生でもいけるかもしれません。

ただし、教員免許取得には「教育実習」という難関があります。実習校自体は、見つかるでしょうが、3週間仕事を休んで通うことができますか?
それができなければ、退職をするしかありません。

4.教師になるか、書道塾を開きながら
書道教室を開くのに「資格」が必要かどうかは知りませんので、何とも言えませんが、教員になるよりははるかに門戸は広いでしょう。その際に教員免許を持っていることが、有利になることはあるかもしれません。

書写教員になることは、まず現状(採用枠・あなたの技量)では不可能だと思った方が良いです。どうしても教員になりたいという事であれば、同じ通信教育で小学校教員の免許を取得した方が正解です。
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書道だけで、学校の教師になるというのは、物理的に難しいような気がしますが。

ご自宅で書道塾などをやりながら、課外などに学校に指導に行くのはどうでしょう。
もし、学校へ教師として書道を専門的に指導されるなら、国語科の免許を取得し、国語の教師として採用試験を受ければ可能かと思います。そのためにはもちろん教育実習も必要ですので、再度教職課程のある大学に編入し、学習される方が確実だと思います。
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書道を一生のお仕事にされたい方に言うのも恥ずかしいんですが、大学で、高校2種と中学1種の国語の免許を取りました。

中学1種の免許には書道を教える免許が含まれており、私は教えることが出来るのですが、実際は、大学で1年間書道の単位をどうにかとった程度で、まともに書道を究めたことはありません。
実際に(海外の在外指定校で)中等部の国語教員だったときは、他の国語の先生にお願いしていました。(私はその代わり、漢文・古文・小論文を一手に引き受けていました)。

選科であれば、非常勤職員の道はそれほど険しくないと思います。ただし地方公務員ではなく、区や市の職員扱いです。時給数千円になると思います。お近くの教育委員会のホームページなどをチェックしたり、非常勤講師、代講で登録しておくとよいと思います。非常勤として実績を積むことで、採用の際、実績に換算されますし、書道塾を開くにしても、~中学校教員というステータスは大きいと思います。また、やはり学校教育に携わるのは楽しいことで、塾とは違うやりがいがあります。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
非常勤職員になるにも、教員免許が必要で、ということは、やはり教育実習に行かなければいけないんですよね。

ただ非常勤として実績を積む…という方法は、私にはとてもあっている気がして、選択肢の一つとして考えてみたいと思います。

補足日時:2008/06/24 09:00
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#2です。

他の方の回答から、事実関係で誤解をしている部分があるようですので、補足します。ちなみに私は、教育委員会で非常勤を採用する立場にもいました。
>非常勤として実績を積む…という方法

これは現実的には不可能です。

中学の書道は、「書写」といって、あくまで国語の一部、独立した教科ではありません。
当然独立した免許はありません。こちらは、中学校国語の教員免許がなければ教えることができないのです。逆に言うと、#4さんが、中学で書道を教える資格があるのは、(技量に関係なく、失礼!)中学国語の免許を持っているからなのです。

もちろん、ボランティア・無償の外部講師としてなら教員免許の有無にかかわらずやれますが、非常勤講師としての採用は法律上(免許上)不可能なのです。
したがって、中学を対象とした「区や市の職員扱い」の非常勤講師の道はありません。これは間違った情報です。

ごくまれに、中学で教務主任・通院等の「時間数軽減措置」代替の非常勤講師として書写だけを教える方もおりますが、その場合でも中学国語の教員免許を持っているのが前提です。同じ事なら、小学校でもあります。こちらも実際には書写しか教えませんが、教員免許は小学校全科免許が必要です。

次に高校ですが、高校には芸術として「書道I、II、III」があります。書道の教員免許で教えることができるのはこちらです。が、こちらはその科目を開設するかどうかは高校の判断です。教員採用が少ないのは何故かというと、科目として開設されている高校が少ないからです。芸術で科目が開設されているのは、たいがい音楽と美術です。実はその他に「工芸」という科目もあるのですが、こちらもあまり見聞きしないでしょう?
簡単に言えば、先生のつぶしが利かないんですよ。音楽・美術なら中学校へ赴任することも可能ですが、書道・工芸は免許上それができませんから。

そうすると、都道府県単位(高校は原則都道府県立です)で、それでなくても開設されている高校が少ない科目で、たまたま年度途中に担当の教員が何らかの事情で休職をした、という偶然に偶然が重なるような事態でも起きない限り、非常勤講師の出番はありません。ここが他教科との違いなんです。国語や英語は、一校あたりの教員数が多いですし、女性もたくさんいますから、産・育休の代替講師の採用も活発です。でも書道は事情が全然違います。
その上、書の世界というのは、師弟関係があるようで、そのような場合には実際には休職する先生が紹介をして決まってしまったり、従来から実績のある非常勤講師で決まってしまうのが実態です。

意地悪なように聞こえるかもしれませんが、その点過剰な期待をして、職を失わない方が良いと思います。
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