アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

古典カテゴリ、というのがない(ですよね?)ので
こちらで質問させていただきます。
接続詞「しかるあいだ」や連体詞「さるべき」などは
これは本当に1語なのでしょうか。
「しかる/あいだ」 などや 「さる/べき」
などにはならないのでしょうか。

A 回答 (1件)

>「さるべきものしかるあひだ~」などを品詞分解するとどうなりますか?


古典カテゴリ、というのがない(ですよね?)ので
こちらで質問させていただきます。
接続詞「しかるあいだ」や連体詞「さるべき」などは
これは本当に1語なのでしょうか。
「しかる/あいだ」 などや 「さる/べき」
などにはならないのでしょうか。

品詞分解は、「さる(ラ変動詞「さり」の連体形)べき(推量の助動詞「べし」の連体形)もの(名詞)しかるあひだ(接続詞)」です。

「さる(り)」は、副詞の「さ」に、ラ変動詞の「ある(り)」の結合した「さある(り)」が変化して「さる(り)」となったものです。「さ」の意味が「そう・そのような」ですから、「さる(り)」は「そうだ・そうである」の意味になります。これに推量の助動詞「べし」の連体形「べき」がついた「さるべき」は、「そうなるはずの」などの意味になります。
「しかるあいだ」はラ変動詞「しかり」の連体形の「しかる」に、名詞「あいだ」が付いたものです。ただし、「しかる」は、副詞「しか」(「そう・そのように」の意味)に、ラ変動詞「ある」が結合した「しかあり」が変化して、「しかる」(「そうである」の意味)になったものです。これに、「あいだ」がついて、「しかるあいだ」となり、「そうしているうちに・そのうちに」などの意味の接続詞になったのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧な解答をありがとうございました。

お礼日時:2008/07/08 19:32

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!