電子書籍の厳選無料作品が豊富!

小切手がどういうものか分かりません。
一応、本は読みましたが難しすぎて……。
簡単に教えていただけると嬉しいです。

(1)小切手は、当座預金を開設してないと作れないのですか?

   例えば、私が現金100万円持って、銀行に行き、「100万円の小切手作ってください」と言っても、当座預金がなかったら、小切手は作れないのでしょうか?

(2)受け取った小切手は、どこで換金できるのですか?

   振出人 ○○さん
   支払人 A銀行a支店
 
   このような小切手を私が受け取った場合、私が利用しているB銀行で換金することができるのでしょうか?(私はA銀行と取引していない)
   A銀行でないと換金できないものなのでしょうか?

(3)自己宛小切手、保証小切手って何?

   振出人も支払人も銀行なのが、自己宛小切手なんですよね?
   普通の小切手と自己宛小切手の違いは何なのでしょうか?
   自己宛小切手にすると何かメリットがあるのでしょうか?
   また、保証小切手は自己宛小切手のことなのでしょうか?

お手数おかけしますが、よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

小切手の見本を参考urlご覧ください。



このように、小切手とは、振出人が支払人(金融機関)にたいして、受取人や所持人に資金を支払うことを委託する支払委託証券で、商取引で多額の現金を持ち歩かないでも済むので、主に企業や個人事業者が利用します。

1.小切手を振り出すには、銀行と当座取引の契約を結び、当座預金口座を開設しないと利用できず、銀行は口座開設にあたって、取引状況や信用度などを審査した上で決定しますから、誰でもが小切手を発行できません。

2.受け取った小切手は、受取人が自分の取引をしている銀行の口座に入金(預金)すれば、現金に換えることが出来ます。
又、小切手に二本線が引かれている「銀行渡り」小切手でなければ、支払銀行へ持って行けば現金に換金できます。
更に、「銀行渡り」で有っても、小切手の裏に振出人の印鑑を押してもらえば、支払銀行で現金に換金できます。

3.自己宛小切手とは、金融機関が自分の銀行を支払人として振り出すもので、「預金小切手」(預手)ともいいます。
質問の1番のように、あなたが銀行に現金を持参して、銀行の自己あて小切手にしてもらうことが出来ます。
このメリットは、多額の現金を持ち歩かず、自分の小切手では信用力が無く、取引相手が小切手を受取ることに心配がある場合に、銀行が振り出した小切手であれば安心できることから、相手も安心して受け取ってもらえます。
このようなことから、土地の取引などで良く利用されます。
銀行に自己宛小切手を発行してもらうには、手数料が必要です。

保証小切手とは、銀行の自己宛小切手のことを云います。

参考URL:http://www.global-eye.co.jp/home/bn/desk/0108/d_ …

この回答への補足

↑すみません……。上のは補足質問です。
 間違えて、お礼欄になってしまいました;;;

補足日時:2002/12/03 20:44
    • good
    • 1
この回答へのお礼

分かりやすいご説明ありがとうございます。
だいたいの疑問点は、おかげさまで解決することができました。
ただ、「保証小切手とは、銀行の自己宛小切手のこと」という
部分が、まだ、理解できていません。
もし、よろしければ、また教えていただけないでしょうか?
お手数おかけします……。

お礼日時:2002/12/03 20:44

#3の追加です。



保証小切手とは支払を保証しているという意味で、金融機関が自分の銀行を支払人として振り出す「預金小切手」は、銀行自体が支払を保証していることから、保証小切手とも云います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご丁寧に補足説明ありがとうございます。
おかげさまで、だいぶ小切手が分かってきました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/12/14 21:59

労基法の「現金払い」について調べていたところ、退職金支給に関して「銀行振出小切手または銀行支払保証小切手」が「現金」として認められるという記述に行き当たりました。


先ほど、#2のところで述べた保証小切手に関する記述は、大誤解でしたので、訂正させてください。「保証小切手」というのは、この「銀行支払保証小切手」のことだということだと思います。
「または」で結ばれていることから、別のものだということはわかりますが、それ以上は不明です。銀行の方が回答されるよう期待しています。

この回答への補足

お手数おかけします。
ご丁寧にありがとうございました。
しかし、やはり「保証小切手」というのがよく分かりません。
自己宛小切手とは違うものなのでしょうか?

補足日時:2002/12/03 20:48
    • good
    • 0

小切手の性格を理解するとわかりやすいかと思います。

小切手は、要するに現金が「小切手」という紙に表象された現金と同様の通用力を持つ有価証券です。記名手形などと違って現金化する際の本人確認は無く、小切手を持っている人が正当な権利者だとみなされますので、仮に第三者に奪われて第三者が銀行に持ち込んで換金しようとした場合でも、銀行は持参人に支払ったことで過失が無いことになります(真正なものであれば、ですが)。
小切手は流動性が極めて高い(裏書などの面倒な手間が要らない)ため、短期間の決済を定めており、振出日から10日以内でないと換金できません。この性質が(3)のご質問に関係してきます。

==> (1)小切手は、当座預金を開設してないと作れないのですか?
==>    例えば、私が現金100万円持って、銀行に行き、「100万円の小切手作ってください」
==>    と言っても、当座預金がなかったら、小切手は作れないのでしょうか?

上記のような有価証券として、郵便為替があります。また、旅行小切手(トラベラーズチェック)も自己宛小切手(預金小切手)も当座預金口座を開設する必要はありません。しかし、小切手(小切手法による小切手)を振り出そうとする場合は、当座預金口座を開設する必要があります。

==> (2)受け取った小切手は、どこで換金できるのですか?
==>    振出人 ○○さん
==>    支払人 A銀行a支店
==>    このような小切手を私が受け取った場合、私が利用しているB銀行で換金することができる
==>    のでしょうか?(私はA銀行と取引していない)
==>    A銀行でないと換金できないものなのでしょうか?

横線小切手といって横線が書き込まれている小切手は決済用の当座預金口座を開設してある銀行でしか換金できないのが銀行実務です。「特定横線小切手」の場合には、更に受付可能な支店まで限定します。何も横線が無ければ、最寄の銀行などで換金できます。

==>(3)自己宛小切手、保証小切手って何?
==>   振出人も支払人も銀行なのが、自己宛小切手なんですよね?
==>   普通の小切手と自己宛小切手の違いは何なのでしょうか?
==>   自己宛小切手にすると何かメリットがあるのでしょうか?
==>   また、保証小切手は自己宛小切手のことなのでしょうか?

自己宛小切手はご質問の(1)で触れたように、郵便為替のように大金を持ち歩く代わりに銀行が振り出した小切手を「買う」ものです。国有地公売・裁判所競売の入札時にはよく使われます。
大金を持ち歩く必要が無いことが最大のメリットです。

保証小切手というのは、恐らく先日付(または振出日空欄)の小切手のことではないでしょうか。特に遠隔地間で定期的に継続的な決済をするような場合、支払予定日の日付けを先に入れた小切手を相手に渡しておき、期日到来と共に銀行に持ち込んで決済します。長期借入金の「返済の保証」として債権者に渡しておく場合が多いと思います。
債権者が日付け前に持ち込んでしまうのではないか、という心配を抱くかも知れませんが、銀行は(有効期間があるため)振出日を確認しますので、振出日が未到来の日付けだった場合には、事故防止のために振出人に確認します。また、先日付け小切手の場合には横線小切手にしているケースが多く、振出日前に持ち込まれた小切手は本支店間で処理をストップさせて手形交換所に持ち込ませない(不渡りの扱いにしない)ような対策が講じられています。

持ち込んだ小切手の換金に足りる当座残高が無ければ、基本的には「不渡り」となりますが、当座貸越特約を銀行と結んでおくと、金利負担を条件に一定額までのマイナス残高で小切手を発行することができます。この特約は信用力が高い口座名義人でないと銀行は受け付けません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

すごく丁寧に説明していただいて、
ありがとうございます。
助かりました。

お礼日時:2002/12/03 20:43

(1)小切手は、当座預金を開設してないと作れないのですか?



・・・振出人が自分名義となる小切手は、当座預金が無いと発行できません。当座預金に預金残高が無くても10億でも20億でも小切手を発行できますので、金融機関は簡単には開設に応じてくれませんよ。

(2)受け取った小切手は、どこで換金できるのですか?
・・・支払人となっているA銀行a支店です。但し小切手が線引き(斜めに線を入れている)小切手の場合は、(1)自分が取引している銀行に入金して決済(不渡りじゃなく)出来て初めて現金に出来ます。口座が無いからと言って、小切手で口座を作ろうとしても多分断られると思います。何故かと言うと盗難などのリスクがあるからだと思います。(2)もしくは、振出人に裏書(表と同じ記名捺印を裏面にしてもらう)してもらえば、A銀行a支店で現金に出来ます。

(3)自己宛小切手、保証小切手って何?
・・・自己宛小切手は、現金を銀行に預けて銀行の支店名・支店長名で小切手を作って貰いますから、なんらリスクはありませんから、手数料さえ払えば誰でも発行できます。保証小切手?良く分かりません。

纏めますと、普通の小切手は、残高が無くても発行できる自分名義の小切手(貰った人は、不渡りのリスクがある)・・・自己宛小切手は、現金を預けてあるので偽造じゃない限り受取人が安心できる小切手です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

素早いご回答ありがとうございました。
大変参考になりました。
難しい本を読むより、分かりやすかったです。

お礼日時:2002/12/03 20:42

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!