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同じ気温の室内にあっても、木製のもの(机など)と金属のもの
(ハサミなど)では明らかに金属の方が冷たいですよね
どうしてなのか教えてください

A 回答 (3件)

こんにちは。



それは、金属が冷たいのではありません。
特に温めたり冷やしたりしなければ、
木製品も金属も室温と同じなんです。

では、なぜ冷たく感じるか?

それは、
1.室温は体温よりも低い
2.金属は木製品に比べて著しく熱伝導率が高い
という2つの理由によって生じています。

金属は人間に触られると、触られた部分の温度が上昇します。
なぜならば、
金属の温度 = 室温 < 体温
だからです。

金属表面の温度が上昇すると、速い熱伝導によって、あっという間に熱が金属の奥底へ移動します。
これによって、金属表面の温度が直ちに元通りに下がります。

一方、木製品は熱伝導率が小さいため、人間の手によって温められても、直ちに元の温度に戻ることができません。
よって、冷たく感じないわけです。


本当は、比熱、熱容量の話もしないといけませんが、本題とあまり関係がないので省略します。


以上、ご参考になりましたら。
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この回答へのお礼

ありがとうございました
木製品の熱伝導率が低いと言うのは、空気を含んでいるからなのでしょうか?

お礼日時:2008/07/26 13:23

 熱は高いところから低いところへ移動する性質があります。


 対流というのはそういうところでおきてるんですね。
 簡単に言うと熱伝導率はその移動する早さを言うのかな? 
 金属はその熱伝導率が高くて、木は低いのです。
 常温では人間の体温より低いものを触ると人間の熱が移動するので冷たく感じます。
 だから、熱いお茶を飲む時に湯飲みを持つと熱く感じるのは自分より温度の高い湯のみの熱が低い体温の自分に移るからなのです。
 
 
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました

お礼日時:2008/07/26 13:54

木は、細胞という仕組みによって、それ自身に


気泡を持っている(空気がたくさん含まれている)ので
それが熱伝導を妨げます。
一方、金属はそのような気泡などが中にはないので
熱伝導を妨げるものがないので、熱を吸収しやすいためです。

したがって、同じ物質でも熱伝導を妨げる気泡があるものと
ないものとでは熱伝導効率が変わります。
たとえば、発泡スチロールはその典型です。
加工材料ははポリスチレンの「ビーズ」と呼ばれる粒ですが
このビーズの状態で触ると結構ひんやりしますが
これがブタンなどの炭化水素系の発泡剤で、中に気泡が入り
発泡スチロールになると外からの熱を断熱すのに使われるものに変わります。

お分かりいただけたでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました
よくわかりました

お礼日時:2008/07/26 13:53

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