電子書籍の厳選無料作品が豊富!

関節拘縮とは、関節に外力が加わり軟部組織が損傷した結果、関節の稼動範囲に制限が生じたりすることとありました。
では、股関節の捻挫などで関節の稼動範囲はむしろ広がっているのですが、損傷した組織のあたりが皮膚の上から触ってでこぼこしていたり、しこりのようなものがある場合は関節拘縮に当たるのでしょうか?
瘢痕、変形などの用語も散見しましたが違いなど教えていただければ幸いです。
また、瘢痕、関節拘縮が生じた場合、どのように治療すれば良いのでしょう?
整形外科では扱わない領域なのか詳しくは分かりませんが、特に股関節捻挫などの診断はなかなか難しく初期の診断ミスで間接拘縮など難解な状態にいたるケースも多いのではないかと思い、そんな場合の治療法はどうなっているのかと思いまして。

A 回答 (2件)

股関節に限らず関節はその可動性故に複雑な構成になっております。



骨と骨の連結の補強の為、軟骨、関節唇、靱帯、筋などで補強されています。また、関節包という膜に包まれていて関節液という潤滑液に満たされています。

関節拘縮の多くは、例えば骨折後の固定などで動かさなくなった時に上記関節の構成物が固くなるなどで可動域制限が起きます。
「軟部組織が損傷し、その治癒の課程(損傷には安静が必要)で可動域制限が起きる」が細かく述べたものになるのでしょう。
関節拘縮とは状態であり、触ってでこぼこしているのは靱帯の損傷かもしれないし、しこりのようなものは腱の腫れかもしれません。

貴方の場合はむしろ広がっているとのこと・・・
靱帯がのびれば関節可動域が広がる可能性もあるし
可動域制限の役割である関節唇が損傷しててもそうなる可能性はあります。

治療はまず、確定診断を得るべきです。
そのうえで治療方法を決めて下さい。

瘢痕と変形はそのままの意味(痕と変形)であり、今回の症状とどのように絡んでいるのかが不明ですが・・・
例えば、骨折をともなった癒合の際の変形ならば、問題なければそのままです。問題があれば手術になると思います。傷を負って、皮膚に残った瘢痕が気になるのであれば、形成外科の領域と思います。

関節拘縮の治療は可動訓練になります。
今回の症状の可動域が広がったものは関節拘縮とはいいませんが・・・
原因を診断してもらうのが第一です。

症状としては整形外科への診察で問題ありません。

参考までに申し上げると・・・
レントゲンには軟部組織は写りません。
とことん調べたいというのであれば、MRI設備のある整形外科を受診し、できればMRIでも調べたいと申し出る事をお勧めします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。なるほど。
MRIの画像診断で判断できるんですね。
ただ、以前に腰周辺をMRIで検査しましたが特に異常がないといわれまして、あえて言うなら筋肉が薄くなってる程度の話しか聞くことができませんでした。整形外科も選ぶ必要があるのかもしれませんが具体的にはどういったところで受診すれば良いのでしょうか?
追加の質問でスイマセン

お礼日時:2008/07/30 01:09

ご存じかもしれませんが・・・


レントゲンは骨しか写りません。
MRIは軟部組織を写す事ができます。
この2つで関節の画像診断が正確にできるという事です。
MRIがない場合はレントゲン+問診・触診・検査などで診断を導くことがあります。それで問題ない事が多いですが、MRI画像をプラスした方がより正確ということは言うまでもありません。

疾患を見つけることだけが目的ではありません。
問題ない事を確認する事も重要です。

問題ないとう結果でも不具合があるという事は多々あります。
その場合の対処方はさまざまで一概には言えません。

総合病院に行けばMRIが無いと言うことはほぼ無いと思います。
「問題ない」という診断を想定した場合、リハビリテーション科のある整形外科などを受診されればより良いアドバイスを受けられるかもしれません。
なにより評判が一番であり、上記内容は外形的な基準でしかありません。

感じられてると思いますが・・・
整形外科疾患というものは「原因不明であるが痛い」的な事が多々あります。
老化現象であったり
運動不足であったり
個体差であったり(全く同じ能力の身体の人はいない)
難しい分野です。
原因疾患が不明な場合は、治す努力プラス、補う努力も必要かと思います。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!